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絶縁膜の厚さから分かる事
最近、トンネル効果というものがあることを知ったのですが、トンネル確率というものがよく分かりません。粒子が障壁の向こう側に現れる頻度ということですが、絶縁膜の厚さからどういう計算式で分かるものなのか、単位は何なのか、分かる方、どうかよろしくお願いいたします。
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noname#21219
回答No.1
障壁のある場合の自由粒子の運動の問題ですね。 結局は、頻度=透過率ということになると思います。 量子力学の問題をとくことになります。 確率ですから、単位はありません。無次元です。 絶縁膜の厚さも確率に関係しますが、透過する粒子に対する強度(ポテンシャル)も関係します。 結果だけ書くと 透過率=[1+V^2sinh^2Ka/4E(V-E)}]^-1 ただしK=√2m(V-E)/h ここでEが入射粒子のエネルギー、Vが絶縁膜のポテンシャル障壁の高さ、aが絶縁膜の厚さです。 簡単に言うと、Vとaが大きくなるほど つまり、ポテンシャル障壁の高さと幅が大きくなるほど、[ ]の中身が大きくなります。そして[ ]に^-1がかかるから、透過率は小さくなります。
お礼
なるほどです。 よくわかりました。 どうもありがとうございました。