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しっかりした教育を受けると人格は向上するのか?
国語数学理科社会英語・・学校で習いますが、これらを18歳くらいまでに真面目に勉強した子と、そうでない子とでは、人格というか、性格的に何か違いが出てきたりするのでしょうか? 個人的には、いわゆる進学校を出て有名大学に進学するようなこの方が、しっかりしているというか、話してて説得力があるような印象を受ける子が多いように感じます。
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教育で人格が形成される部分もあるとは思いますが、家庭と中心とした人間関係を通じて形成される部分の方が大きいと思います。 家庭での人間関係がしっかりとしている子の方が、自己統制能力も高く、その結果、学力も高いのではないでしょうか。また、そのような家庭のほうがよりよい環境を与えられます。 つまり、教育が人格の原因ではなくて、教育も人格も人間関係(家庭)の結果なのだと思います。
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- phj
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基本的に教育を受けたほうが人格形成に役立ちます。教育を受けなければ、他人が要求していること(その裏も含めて)が分かるようになりませんし、また他人の立場に立って考えるということが出来るようになりません。 ただこのレベルなら、中学校をきちんと卒業できれば身につくはずです。 それ以上の学習は、本人のやる気にかかってきます。このやる気がそれ以上の人格形成に関わっていると思います。 自ら欲して、目的を持って学業を達成することは、たとえばスポーツでそれなりの成績を収めるのと同じぐらいの精神力や努力を必要とするでしょう。 しかし、誰かに強制されて勉強をした場合、同じように達成したとしても、強制されて行った勉強ですから、達成感もないでしょうし(開放感はあるでしょう)、そこに至る努力は自分のものでなく、周りで強制してくれた人の物になってしまいます。 ここが、スポーツなどと決定的に違うところだと思います。つまり、強制されテクニックを教え込まれれば、実力が伴わなくても、いい学校に合格したりできるのです。 このときに、合格した後、本人がやっぱり入ってよかったと思えば、自分の達成感に変わるでしょう。 しかし、どこまでも強制されていると思っていれば、けして人格向上に向かうことはないと思います。 ですから、進学校と呼ばれる学校には、自ら意欲を持って入学した人もたくさんいるでしょうから、しっかりした生徒がたくさんいるはずです。 しかし同時に、強制されて嫌々勉強して入って、目的を見失っている生徒もいるはずです。 ここにギャップがあるのだと思います。 もちろん、勉強だけでなく躾、家庭での教育はどのような場合でも重要です。
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回答ありがとうございます。 やはり、意欲というのは重要ですよね。同じ新学校で同じ成績でも、それが自分の意識によるものか、周りの意思かは、後々影響を与えそうですね。
- cse_ri2
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昔は勉強が得意な人間はいわゆる「ガリ勉」と区分され、勉強はできても人間的にはちょっと…ということが多かったようですが、最近は少し違っているみたいですね。 聞いた話ですけど、勉強が得意な子は運動も得意なことが多いという話を耳にしました。これも近年の傾向のようです。 ポイントは、No.5の方も言及しているように「家庭」じゃないんですかね。 昔は三世代同居が多くて、親がちょっと不出来でも祖父母がサポートできたんですが、最近は核家族が増えて、親の不出来が子供の出来具合に直結するケースが増加したのではないかと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 >聞いた話ですけど、勉強が得意な子は運動も得意なことが多いという話を耳にしました。これも近年の傾向のようです 私の周りもそんなかんじです。勉強ができる子は運動、絵、楽器、・・何でもできる子が多く、逆に何か一つだけ秀でていてあとはからっきし、なんて子は物語の中でしか見たことがありません。
- IXTYS
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私は学問が個人の人格の形成に役立つとは思いません。 学ぶ者が、自分の徳を高めるために学んではいないからです。 『知識偏重』が様々な弊害を生み出しています。 高等な学問を修め、嘱望されて社会人となって、数十年、彼らの辿る道は、決まって次の三つに収斂して行く。 (1)権力志向 (2)名誉欲と (3)金銭欲 しかも、この三つの欲は、底無し沼であって、際限がない。 一生、この欲の奴隷となって人生を終わることになる。 聖書はいう。 『知識は人を高慢にする』 知識と経験を蓄積した人ほど高慢になっていくと聖書は教えている。 有名大学を卒業し、若くして有り余る財力に囲まれたふたりの青年がいた。 人々は彼らを『IT時代の旗手』と持て囃した。 マスメディアだけでなく、政治家までが擦り寄って行った。 彼らは自分達が単なる集金屋に過ぎない分際である事に気づいていない。自分達が集金のプロではあっても、使う方のプロではないことに気がついてはいない。 この世にある富を造られた方の存在に気づいていない。 何故、自分達が滑って、失敗したのか気がついていない。 彼らは証券取引法違反の罪に服し、刑期を終えたら、もう一度やり直そうと思っている。 しかし、彼らにもうチャンスは与えられない。 チャンスは彼ら自身が造るものではない。 全ての権限は創造者の手の中に握られている。
お礼
回答ありがとうございます。 権力、名誉、そしてお金ですか・・たしかにこれらは底なし沼です。得れば得るほどもっと欲しくなるみたいですね、その二人の言動を聞いていると。
- gachinco
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高校まで普通の成績をとれてきた人はある程度はしっかりしていると思います。 自分は今塾講師のアルバイトをしているのですが、そこの塾長の話によると、大学受験を頑張って大学に入った人とそんなに頑張らないで大学に入れた人とではやはり違いがあるようです。 「苦労人」型の人(苦労して大学に入った人)は塾講師のアルバイトをある程度続けられるらしいです。 でも大学にそんなに苦労せずに入った人はすぐに辞める人多いらしいです。(でも塾講師のバイトは自給安いし楽なものではないです) 自分も一年目だからこの先どうなるかわからないし、人のこと言えないですが 笑 よって、大学受験を真面目に頑張るか頑張らないかや大学(学歴)とかは何かしら性格や人格に違いが出るということだと思います。 ただ、別に勉強でなくても良いと自分は思います。 部活でも学校の行事でも何でも一つの事に打ち込む事に意味があるから。 それに、勉強できてもそれを表現する能力やコミュニケーション能力がなきゃ何も役に立たないから。 大学受験は紙の上だけで勉強したことを表現してしまえば大学は受かりますから。 というのが自分の意見です。
お礼
回答ありがとうございます。 アルバイトご苦労様です。 なるほど、ある程度我慢強い傾向があるみたいですね。たしかに、勉強を根気よく続けるにはある程度の忍耐力が必要ですもんね。
「しっかりした教育」というのがどんな教育をさすのか、考えさせられる日本の現状。 現在の一般の学校教育で人格が向上するとは、思えません。 本来はそういう教育がなされるべきですが、悲しいことに日本の教育は違うのではないでしょうか。 国語数学などの科目に強くなるのは、それを理解できる「能力」を備えることであって、イコール人格が良いなんてことはありえないと思います。 私は大学受験なんて本当はしないで、中学高校時代を友達ともっといろんなアクティビティに費やしたほうが、自分の人間の幅を広げるのに役立ったのではないかと思ってます。 日本の今の受験を勝ち抜くのに必要なことってどんなことでしょう・・要領をつかめる、一度間違えたら繰り返さない抜け目のなさ、相手が求めているものを読み取って求められているものを出せる、記憶力がいい、あきらめないでやりとおせる性格、など・・、そんなものではないでしょうか? その中に、人を思いやったり生命の大切さを学ぶチャンスが多いとは思えません。 もちろん、勉強ができるようになることで、論理立てて考えたり、身の回りの事象を理解できる力はつくでしょうから、仕事でも能力を発揮できたり、自分のためになることは要領よくできるようになるでしょう。 けれど、他人の気持ちや立場が理解できない人が多すぎます。 もちろん、勉強もでき人格の良い人もたくさんいますが、それは受験勉強で培われたものではないでしょう。 人格のよさは、親の愛情や友達の間でもまれる中で培われ、人格が安定することで勉強も落ち着いてでき、成績優秀で有名大学へ、という人は多いのではないでしょうか?
お礼
回答ありがとうございます。 >人格のよさは、親の愛情や友達の間でもまれる中で培われ、人格が安定することで勉強も落ち着いてでき、成績優秀で有名大学へ、という人は多いのではないでしょうか? ずばりそうだと思いました。 勉強が同じようにできても、人格が安定してる子とそうでない子では、危うさが違う気がします。
- lucky111
- ベストアンサー率30% (75/244)
経験から申しますと、有名大学を卒業した方は、自己向上心の強い方だと思います。大学を出ても、仕事に就いても、常に向上心が高いように感じます。 ただ、向上心が高いということは、他者に対して競争心もあるので、プライドが高かったり、他者に対して閉鎖的だったりする面があります(表面的な付き合いが多い)。 逆に、有名大学卒でない方は、他者に対して友好的な面が見られます。自分の気持ちを開いて、会話ができます。なので、心を通わせている友達が多くいます。ただ、向上心で言えば、「途中で投げ出す」「いいかげになる」といった傾向があります。
お礼
回答ありがとうございます。 なるほど、そうですね。 たしかに向上心の面で、違いがあるように思います。
- spybotgirl
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教育というよりは、学業、とそれに無関係な人格とが比例するとは思えませんね。受験戦争の勝利者は、ある種、頭はいいはずなので説得力があるのは当然でしょう。低次元的な考え方をしたがらないとはいえるかもしれません。 放火殺人を犯した少年のように、言われるがままのいい子では、かたわです。学業が素晴らしくても精神的に自立できなければ人格以前の問題。能力に相応しないのに無理を重ねれば他で歪がでます。少年の親も親としては未熟でありかたわです。少年も少年の親も、きっと、一面、素晴らしい人間だったのだと思いますが、バランスが欠けており、しっかりとした人間、とはいえないでしょう。子の責任というよりは親の責任。少年が破綻したというよりは、”しっかりしていた”少年の親が、人の親となった時に来るべき破綻を向かえた訳ですね。
お礼
回答ありがとうございます。 親の歪・・ですね。たしかに子供は親に多大な影響を受けます。 個人的には、いつかこうした歪が生じて破綻してしまう子供は、親に条件付の愛しか与えられてこなかったと思うんです。勉強しなければ愛がもらえないから勉強する・・でも成績は上がらずしかられてばかり・・などです。
>話してて説得力が これは受験のテクニックとして教えてもらった面接試験対策の結果。 内面を隠して外面を取り繕うテクニックです。
お礼
回答ありがとうございます。 面接対策・・なるほど。
- megu_7
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頭脳的に優秀な人間が、=人格的にも優秀であるとは言えないと思います。特にここ最近の若者の犯罪などを見ていると、学業面では申し分のない子が、とんでもない事件を起こす事もあるのが現実です。奈良の放火殺人事件もそうですね。 確かに机上の学業を真面目に学ぶ事は、今後の人生に措いても役には立つでしょうが、それが人間性・人格形成の全てとは思えません。 「頭の中にある知識を理論的に表現出来る能力」と、「実際に生きていく能力」とはまた別物のような気がします。 むしろその人間がどのような環境(家庭環境・生育環境)で育ってきたか・・・その事の方が人格形成には大きな影響を与えるのではないかと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 育ってきた環境が重要・・そうですよね。 学業が優秀でも、育った環境が悪いと、どこかで歪が生じてしまうかもしれませんよね。
お礼
回答ありがとうございます。 家庭が土台となっているというのはずばりそうだと思います。家庭環境が悪くて勉強を強いられているような子は、本当にかわいそうだと私は思います。