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設立前取引の仕訳方法
ただいま会社設立前に行った取引を仕訳しているのですが、「創業費」にするべきか、取引にあった科目に仕分けるべきかなどで、色々迷っています。 今のところは、 設立前の商品仕入れ 仕入れ高 XXX円 / 長期借入金 XXX円 ビジネス参考書の購入 新聞図書費 XXX円 / 長期借入金 XXX円 デスクトップパソコンの購入 備品消耗品 XXX円 / 長期借入金 XXX円 という感じで設立日付けで仕訳しているのですが、 設立前の取引は全て「創立費」として仕訳た方が良いのでしょうか? またその期間の費用は全て私が立て替えてたわけですが、それは長期借入金という形で、会社のお金に余裕が出来たら返済という形にしたいと考えているのですが、貸方の科目は「長期借入金」で良いのでしょうか? なにぶん、経理経験があまり無いもので、 どなたかわかる方がいましたらご指導よろしく お願い致します。
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仰るとおりの処理で、ほぼ合っていますよ。 あとは、設立第一期の数字を、出来るだけ利益を増やしたいか否かにもよってくるのですが。 まず法人税法上、「開業費」として繰延計上できるものはだいぶ限られています。例に挙げているものはほぼ売上原価ないし期間費用として、繰延資産としての計上は難しいと思います。 以下を参考になさってみてください。 http://123k.zei.ac/kamoku/bs/kurinobe-sisan/soukaigyou.html http://www.cpainoue.com/mailmag/back_number/d_mag20040913.html(法人は下の方ですが) 仕訳は結局設立日以降にせざるを得ないので、仰るとおり設立の日付で 現金/(長期)借入金 の仕訳をして、当面の運転資金を帳簿に受け入れます。出納帳で流れを見たいので私はこうしていますが、お書きになっているように、直接(貸方)借入金でも良いですが。 ここで「長期」とするのは、決算報告書上の見栄えの問題も大きいのですけれど。 金額にもよりますが、普通に考えて、会社の資金繰りが回るようになり、現金預金の残高に余裕が出れば、返済を受ければ良いこととなります。 例に挙げていらっしゃる科目は、単純に「仕入」「新聞図書費」として処理することになろうかと思います。 パソコンに関しては、 (1)有形固定資産 (2)事務用品費として一括損金算入 (3)一括償却資産として三分の一づつ償却 (4)特例として30万未満の一括損金算入 と4通りの処理が考えられますので、検討なさってみてください。 http://www.taxanswer.nta.go.jp/2100.htm このパソコンもそうですが、他の費用に関しては、最初にも述べましたが、特に利益は考えなくても良い、後々の処理を単純にしたいと言うのであれば、すべて(とはちょっと言い過ぎかもですが)単純に損金算入、なるべく経費を少なくしたいのであれば、計上できるものは「創立費」又は「開業費」として繰り延べる、と言う判断になると思います。 科目ごとの具体的な判断は出来ませんでしたが、長文にて失礼しました。
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- mukaiyama
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>設立前の取引は全て「創立費」として仕訳た方が良いのでしょうか… 【創立費】会社設立に要した費用。設立登記費用、発起人報酬、登録免許税など。 【開業費】会社設立後、開業までに要した費用。広告宣伝費、通信費、支払利息など。 http://www.a-firm.ne.jp/nyu-mon/account1.htm 「開業費」で処理する方がよいようですね。 >またその期間の費用は全て私が立て替えてたわけですが… あなたが作った会社ではないのですか。立替ではなく出資ではありませんか。 資本がゼロですべて借金での会社など作っても、顧客に認めてもらえないですよ。 >会社のお金に余裕が出来たら返済という形にしたいと… 返済でなく利益配分でしょう。 >貸方の科目は「長期借入金」で良いのでしょうか… 借入金とは、金融機関をはじめ個人からでも、とにかく借用証を作って金利を払う契約のことです。 【長期借入金】支払期限が1年を超える長期の借入金 http://www.a-firm.ne.jp/nyu-mon/account2.htm >設立前の商品仕入れ… >仕入れ高 XXX円 / 長期借入金 XXX円… 仕入/開業費 >ビジネス参考書の購入… >新聞図書費 XXX円 / 長期借入金 XXX円… 新聞図書費/開業費 >デスクトップパソコンの購入… >備品消耗品 XXX円 / 長期借入金 XXX円… 「備品」と「消耗品」は大違いです。備品は「資産」、消耗品は「費用」。 そのパソコンが原則 10万円以上なら「工具・器具・備品」とし、減価償却資産とします。 10万円未満なら「消耗品」として一度に経費になります。