- ベストアンサー
割り算の余りについて
僕は、中学三年生です。 割り算の余りについて質問をします。 例えば、21nを41で割るとします(1≦n≦41)。 もちろん余りの範囲は、0~40ですよね。 ここで疑問なことが、なぜ余りが一回ずつ出てくるのか ということです。 分かる方がいましたら、ぜひ教えてください。 よろしくお願いします。
- みんなの回答 (7)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
もし、21aと21bを41で割った余りが同じとなるようなa,bが1~41の間にあるとする。 すると、21(a-b)は41の倍数である。(余りが同じなので)ここで、21と41は互いに素(最大公約数が1)なので、a-bは41の倍数である。 さて、ここで、a-bの範囲は-40~40の間にしかなり得ないので、41の倍数となるa-bはa-b=0以外にありえない。つまりa=bである。 これを逆に読めば(数学的には「対偶をとると」・・・中学生なら「対偶」という言葉は知らないかもしれませんが^^;)、21n(1≦n≦41)を41で割った余りはnが異なるとすべて異なる(どの2つをとっても余りが一致することはない)ということがいえます。 ところで、余りは全部で当然41通りしかないので、 ・41個の余りがすべて違う ・余りは0~40の41通りしかない ということで、すべての余りが1回ずつ出現することが示せます。 つまり議論の根幹は、21と41が互いに素であることに尽きます。 こんなんでどうでしょうか?!
その他の回答 (6)
- hikaru_mac
- ベストアンサー率20% (38/185)
たしか、大学への数学の特別版(?)みたいなので、 「マスターオブ整数」ってゆうのが有ると思う。 その本に、あなたの質問の、けっこう面白い説明がのっていたとおもう。 とりあえず、でかめの本屋で探してみて、立ち読みすべし。 君なら他のページにも興味を覚えるかもしれない。 http://www.tokyo-shuppan.co.jp/products/d_zoukan/master_of/index.html
お礼
ありがとうございます。 ついに大学まで・・・。 今度本屋さんで探してみます。
- sssohei
- ベストアンサー率33% (33/98)
問題読み間違えてました。ごめんなさい。 お詫び代わりにもならないのですが、少し横やりを^^; 「合同式」というのは、 a ≡ b (mod n) : a と b は n を法にして合同 というような奴で、ガウスさんが考えたんだったと思います。 例えば、時間の「分」は60を法にしていますし、「アナログ時計の時針」は12を法にしています。 参考になりそうなURLをあげておきます。 http://www.my-j.net/~jmaeda/conmath/chp11/chp11.html フェルマーの小定理も扱われていますし、証明はありませんが、この問題が扱われています。 http://www.sur.ac/faq/mod.html フェルマーの小定理も扱われています http://www.hcn.zaq.ne.jp/funahide/math/mod.html
お礼
ありがとうございました。 ご丁寧に、URLまで・・・。 参考になりました。
- tiezo-
- ベストアンサー率41% (13/31)
同じ余りが出てくると仮定すると矛盾することを示します 21と41が、互いに素なことが重要です 例えば、1≦m<n≦41を満たすm,nに対して 41で割るとき21nと21mの余りが同じだとします。 21n=41A+r 21m=41B+r 両辺を引くと 21(n-m)=41(A-B) また21と41は互いに素より、n-mは41の倍数になる すなわち、矛盾します。(n,mは、異なりともに41より小さい) したがって、余りが同じものはなく全部異なることになります。 証明で納得いかなければ、円状に0から40までの数字を書き 21ごとにぬりつぶしていけば均等にぬりつぶせるばずです。 この分野を勉強するには合同式を理解したほうがいいです 中学生にも理解できると思います。 また、この事実よりフェルマの小定理が証明されます。
お礼
ありがとうございました。 中学生にも理解可能です。 中学生といってももう高校生なので、逆に分からなければ・・・。 とにかくありがとうございました。
- sssohei
- ベストアンサー率33% (33/98)
ぶっちゃけた話、整数が1おきに並んでいるからです。 厳密な話はさておき、p,n,mを整数とします。 また、p を n で割った余りを p % n で表すことにします。 このとき p % n = np % n (∵ p=p'×n + m とすると p/n = p' 余り m) (p+1) % n = (p % n) + 1) % n (∵p=p'×n + m とすると (p+1)/n の余りは (m+1)/n の 余り ) (ややこしいですが、一周した場合も考えると、最後の % n が必要です) が成り立ちます。 つまり、整数p は1ずつふえるとき、余りm も1ずつ増えていきます。ところが、余りm が 割る数n と等しくなったとき、余りは再び 0 に戻ります。 そのため、余りは 0,1,2,…,n-1 を繰り返すわけです。 おおざっぱな割に、ちょっとややこしくなってしまいました(ごめんなさい わかりにくいところがあれば、補足をお願いします。
お礼
ありがとうございました。 これから高校生になるので、こういう 知識を前もって持つことができたのがうれしいです。
- nabayosh
- ベストアンサー率23% (256/1092)
21を2倍してみましょう。42でしょ? そうすると、41で割ると、42は余り1です。 はい、では、nが偶数の時と奇数の時に分けて考えましょう。 nが、2,4,6,8,・・・,40の時、 余りは1,2,3,4,・・・,20ですね。 奇数の時、まず、n=1なら21が余りということになります。 nが、1,3,5,7,・・・,39の時、 余りは21,22,23,24,・・・,40になります。 そして、nが41の時は割り切れます。 つまり、余りが41通り出るのは、こういう規則性があるからです。 「数学的帰納法」というので説明すると楽なのですが、なにぶん中学3年では習っていないでしょうから、なかなか説明しづらいですね。
お礼
ありがとうございます。 規則性ですか・・・。 数学帰納法というものもじきじき習うと 思うので、調べてみたいと思います。
- muni2
- ベストアンサー率24% (15/61)
「なぜ余りが一回ずつ出てくるのか」というのが、何を疑問に思っているかいまいちよく分かりません。もう一度くわしく質問しなおして見てください。
お礼
ありがとうございます。 余りが一回って言うのは、一つのセットに 一回出てくることなんですが・・・。 そう書かなかった僕が悪いです。 失礼しました。
お礼
ありがとうございます。 こんなアホな中学生にちゃんと分かる説明をどうも!! 感激です!! 100本の糸が1つになった感じです。