>>私にとって一番身近な人は兄です
>「私と仲が一番良い人、私の一番親しい人は兄です」
>という意味でしょうか。
まぁそんなところです。心の時間で一番長く一緒にいる人という感じでしょう。
>>英語の成績は全科目の成績の目安になる
>「英語の成績がよければ、全科目の成績も良い。英語
>の成績は全科目に影響を与える」という意味でしょうか。
いえ、英語の成績がよい人は、他の成績もよいことから「英語の成績だけで全部の成績が判断可能」という感じです。基準。
>>夕食後の麦星の高さが麦を刈りとる日の目安になる
>「麦星」は何でしょうか。読み方と意味を教えてくだ
>さい。全文の意味もよく分かりません。
すみません。ちょっと癖のある例でした。
麦星(むぎぼし)というのは、うしかい座の一等星アルクトゥルスの和名です。春を代表する星座の星で、この星が競(せ)り上がってくる時期になると麦の実が熟れてそろそろ収穫する時期だということを教えてくれる、とされています。この星を見るような時期になると農民は「そろそろ麦の収穫だ」ということで、収穫時期の「目安」としているわけです。白馬の形の残雪と同じような使われ方です。指標。
>>長江周遊は一回三時間ですが、それはあくまでも目安です
>「長江周遊は一回三時間ですが、それはあくまでも大
>体の推測です」という意味でしょうか。目安を「基準、標準」
>に訳したら、理解できません。何のためで、このよう
>な基準、標準を立てるのでしょうか。
場合によっては、二時間五十分かもしれないし、三時間二十分になるかもしれない、それくらいの幅をみて予定をたててください、というような場合にこのようないいかたをすると思います。「標準」じゃないでしょうか。「だいたいのところ」「おおよそ」でもいいでしょう。
ちなみに「だいたいの目安」「おおよその目安」という言い方もよく目にします。
>>日本人は山民族なのでなににつけても山が一番です。
>「なににつけても」の「つける」の意味がよく理解できません。
「何に付(附)けても」です。「何に関連しても」とか「何事(なにごと)も」「何事(なにごと)に対しても」というような意味になります。「何事」というのは「全(すべ)てのこと」という感じです。
・結婚してもしなくても、なににつけてもお金は欲しい
・雨の降る日も風の吹く日も、何につけても故郷の
あの娘のことが思い出される
(どんな日にもどんなことにも彼女のことを思い出してしまう)
お礼
ご丁寧に教えていただき誠にありがとうございます。よく分かりました。とても美しいところに住んでいらっしゃいますね。私は雪形を見たことがありません。とても羨ましいです。 本当にありがとうございました。
補足
もう少しお伺いしたいのですが、この雪形というものは毎年同じ山で同じ形になるのでしょうか。たとえば、この山の雪形は今年「馬」のシルエットのように見えます。来年雪が溶けた時にも「馬」のシルエットのように見えるでしょうか。「昇竜」のように見える可能性もあるのでしょうか。もう一度教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。