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形質転換効率?の求め方
プラスミドの導入による細菌の形質転換のレポート作成中です。 形質転換効率(cfu/μg)求める式、どなたか教えていただけませんでしょうか?? また、プラスミドによる薬剤耐性化が問題となっている細菌感染症の例には、どのようなものがありますか??レポの提出日、明日なので、誰か助けてください><よろしくおねがいしますmm
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形質転換効率の意味を理解していれば、単純な割り算、掛け算です。特に公式のようなものはありません。 パラメータは A. コロニーの数(プレーティングするを振っていたなら、数十から数百コロニーまいたプレートを採用します。少なすぎるとサンプリングによる振れが大きくなりますし、数えるのが不正確になります。同じ量をまいたプレートが複数ある場合は平均します)。 B. Aを与えたプレーティング細胞の体積 C. プレーティング細胞全体の体積(回復培養のため加えたSOC培地の体積でよろしい) D. 使用したプラスミドベクターの重量(ライゲーション産物の場合はベクターの重量のみで、インサートは勘定にいれない) 計算例) A=150 cfu, B=100 uL, C=1000 uL, D=1 ngとしましょう。 まいた100 uL中に含まれるプラスミド量は 1 ng x 100 uL/1000 uL=0.1 ng そのプラスミド量で150個のコロニーが出たので、1 ugあたりに換算すると 150 cfu x 1 ug/0.1 ng= 150 cfu x 1 ug/0.0001 ug=1.5x10^6 cfu/ug となります。単位につくmicro (uであらわしています), nano (n), pico (p)が順に1/1000ずつ小さいことをあらわすのは説明不用ですね。 薬剤耐性化の設問は、日常生活とのかかわりを問うているもので、専門知識よりむしろ新聞の社会欄に出てるような話題を求めているのではないですか。たとえば、院内感染で騒がれているのはどのような感染症でしょう。
お礼
ほほ~。。。なるほど!丁寧に説明してくださり、どうありがとうございます^^ 残ってる時間でもう一度自分なりに整理してみます!!