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廃油で石鹸を作るには?
今日、妹の小学校で、宿題で 「廃油を利用した石鹸の作り方を調べてくる」 というのが出ていました。(4年生) さきほどインターネットで調べてみたのですが、どれも『劇薬』を使う作り方しか出てきませんでした。 でも私は、小学校の宿題で『劇薬』という危ないものを使わせるとは思えないのです。 私の調べ方が足りない可能性が高いので、ここに書きこませていただきました。 廃油から石鹸を作るには、やはり劇薬を使わなければならないのでしょうか。 それとも、劇薬を使わずに作る方法もあるのですか? よろしければ、詳しい作り方も教えてくださると嬉しいです。
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油(廃油)に鹸化(けんか)という処理を行いますので強アルカリが必要です。 強アルカリの代表が水酸化ナトリウム(別名:カセイソーダ)という物質です。 (ちなみに小学校で酸の代表は塩酸です。) 水酸化ナトリウムは毒物劇物取締法で指定されている「劇物」です。 高濃度の物をさわれば薬品火傷しますし、目に入れば最悪失明する事もある薬品です。 もちろん飲んでも毒です。 この薬品は小学校でも高学年になると酸、アルカリの勉強に頻繁に使用します。中学や高校でも必須の薬品です。(もちろん、授業では極力安全な濃度に希釈して使用します。工業化学では基本中の基本になる大事な薬品です) オルト珪酸ナトリウムを使った方法は知りませんが、理科室で行う場合一般的には水酸化ナトリウムを使用します。 古くから行われている方法ですし、なおかつ高学年で使用する薬品ですので先生は「石鹸作りにも使用する薬品」という知識を持って欲しかったのかもしれません。 ちょっと化学と薬品の扱い方、管理の仕方を勉強して頂ければ家庭でも出来ますので試してみてはどうでしょうか。 本が何種類か出ていますので私が読んだことのある本をリンクで紹介したいと思います。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4765544273
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- Ichitsubo
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苛性ソーダこと正式名称水酸化ナトリウムは確かに劇薬です。劇薬という言葉でびびっていてはどうしようもありません。 オルト珪酸ナトリウムは劇薬には指定されていませんが、その取り扱いには水酸化ナトリウムと同じ程度の注意が必要です。たとえば、口に含まない、目の中に入れない、などです。 常識的ですよね。 なお、水酸化ナトリウムは「ハイター」等にも使われる薬品であり、タダ闇雲に「劇薬だから危険」などという解釈はされない方がよいでしょう。 また、小学生でも塩酸や水酸化ナトリウム水溶液など、学校で劇物を取り扱います。 繰り返しますが、毒物劇物というのは悪用されたり、注意を払わない使い方によったりすることでの危険があることを示すもので、注意を払って使用することについては問題ありません。
普通は苛性ソーダを使いますよね? 苛性ソーダは劇薬ですので… 多分「オルト珪酸」を使う方法なら大丈夫でしょう。 劇薬ではありません。