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個人情報保護法

会社のHPにわたしの写真と氏名を掲載することになりました。流通のバイヤーから店舗の副店長として6月に異動予定です。いわゆるデパートの顔です。個人情報保護法の援用で掲載を拒否をしたいのですが、会社慣例上拒否できそうにありません。 いやな理由は、仕事上の取引先♂から、ストーカー被害にあっているからです。幸い異動で、居所がごまかせることや、少しでもターゲットにあいたくないだけです。会社は笑ってとりあってくれません。 こういう場合でも会社の命令は、従わなくてはいけないのでしょうか。弁護士に相談までいかなくても、うまく会社を説得する法的根拠など、ご教示頂ければ幸甚です。

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  • ベストアンサー
  • hitoc
  • ベストアンサー率82% (14/17)
回答No.4

今時まだまだこのような時代認識のない会社があることに人ごとながら少なからぬ怒りを感じました。 個人情報保護法について特に詳しいわけではないのですが、業務の上で以前若干の検討をしておりましたので、その限りでお答えします。 まずあなたの情報は顔写真も含めて本人を特定できる情報であれば従業員とか顧客とか取引先とかの区別なく「個人情報」であり、あなたの会社がデパートと取引できるほどの会社であれば「個人情報取扱事業者」であることはほぼ疑いありません。ですから本人の承諾なしに以前提出した顔写真を流用することはできませんし、HP掲載を拒否しているのに顔写真の提出を強制することはできません。あなたの場合はストーカー被害を受ける可能性があるという理由もあるのですから。 個人情報保護法では違反の事実があってさらに主務大臣の勧告命令に従わなかった場合、懲役6ヶ月以下または罰金30万円以下の罰則が科せられます。 (参考) 第二条 この法律において「個人情報」とは・・ 氏名、生年月日その他の記述等により特定の個人を識別することができるものをいう。 第十六条 個人情報取扱事業者は、あらかじめ本人の同意を得ないで、前条の規定により特定された利用目的の達成に必要な範囲を超えて、個人情報を取り扱ってはならない。 第二十七条 個人情報取扱事業者は、本人から、当該本人が識別される保有個人データが第十六条の規定に違反して取り扱われているという理由・・・によって、当該保有個人データの利用の停止又は消去を求められた場合・・・遅滞なく、当該保有個人データの利用停止等を行わなければならない。 http://www5.cao.go.jp/seikatsu/kojin/houritsu/index.html http://www.itlaw.jp/kojin.html#20 それに取引先♂からストーカー被害にあっているとの報告を受けている(これは立派なパワハラといえます)にもかかわらず、会社としてなんらの対策も施さないのは会社の怠慢でしょう。もし取引先が社員のストーカー行為を知っていながら放置している場合はその会社も使用者責任を問われます。 http://homepage1.nifty.com/lawsection/tisikibako/sexhara_stalk.htm 学校や幼稚園では個人情報保護法ができる以前より顔写真の掲載は控えるところが多数有りました。もちろん犯罪被害を防ぐためです。個人情報保護法の施行により、そのくらいいいじゃないかと掲載していた少数派も、最低限保護者の承諾を求めるようになっています。 会社のHPや名簿についても、最近ではリスクを考慮して、顔写真の掲載は控える傾向にあります。 なんでも個人情報保護法をタテにする人はうんざりですが、あなたの場合は正当な主張だと思います。会社がどこまで理解してくれるかは分かりませんが「笑ってとりあってくれません」という雰囲気にせず、あなたが生命の危険も感じるほど真剣に掲載をいやがっているということをなんとか伝えましょう。

aladdin_red
質問者

お礼

心温まるご返答、誠にありがとうございます。世の中には、こんなによい方がいるんだということがわかり、大変勇気付けられました。おっしゃることを、少しづつ実行して前に進みます_(._.)_

その他の回答 (3)

  • walkingdic
  • ベストアンサー率47% (4589/9644)
回答No.3

>個人情報保護法の援用で掲載を拒否をしたいのですが、 個人情報保護法は関係ありません。 >こういう場合でも会社の命令は、従わなくてはいけないのでしょうか 一介のパート従業員であればともかく副店長という立場になるのであれば、断るわけにも行かないですね。 関係する法律上の話としては「肖像権」というものがありますけど、仕事上、必要と認められる範囲での公開に対してまでこの権利を主張できるのかというのは疑問です。 現に公開によりストーカーに狙われたという事実があれば別ですけど。 (取引先の話は直接関係がないから意味がありません)

aladdin_red
質問者

お礼

ご丁寧に有り難う御座います。

回答No.2

>こういう場合でも会社の命令は、従わなくてはいけないのでしょうか。 男女差別禁止法によれば、「女性だからストーカー被害にあう可能性があり、会社のHPにわたしの写真と氏名を掲載しなくて良い」とは言えないです。 よって、会社の命令に従わなくて良い理由はないでしょう。 >いやな理由は、仕事上の取引先♂から、ストーカー被害にあっているからです。 程度によるでしょう。まず、この仕事上の取引先♂との打ち合わせには、上司とか部下を必ず同席させねばなりません。これが不可能の時には、何らかの理由をつけて面談を断るのがよいでしょう。 質問者の忍耐の限度を超える場合には、ICレコーダを買って相手と接触するときには、会話を録音する、相手がおかしな行動に出たら警報ブザー(100円ショップでも売っています)を鳴らす、などの対処を取るべきでしょう。 HPに写真と名前が出たから相手が増長する、新たなストーカーが増えるということにはならないでしょう。 質問者がこうでないことを祈りますが、私は女性社員が、あまりにもビジネ感性に無頓着過ぎると思います。例えば 1.女性社員であっても外部の人間(仕入先、顧客、官公庁、等)に接する社員は、原則としてスーツ(できればダークスーツ、少なくともブレザー)を着用すべきでしょう。(男性社員は真夏でのスーツ着用しています。) ミニスカート、超ミニスカート、胸の大きく開いたブラウス、男性の気を引くためだけのアクセサリなど、管理職が注意しないと止めない女性社員はとても多いです。 2.会話にメリハリをつけるべきでしょう。特に得意先からは男性社員であってもプライベートな質問を受けます。(例えば「大学はどちらですか」「給料はどの位もらっていますか」「奥さんはどんな方ですか」「どういう女性がこのみですか」などきりが無いです)プライベートに関する質問は、体よくはねつけるべきでしょう。  逆に、相手に対しプライベートに関する質問は絶対避けるべきでしょう。要するに仕事以外の話は、例え雑談であっても、口ににないし口にさせない気迫が必要でしょう。 3.世の中には真面目な女性社員ばかりでないと言うことを知っておくべきでしょう。「仕事上の取引先♂」にちょっかいかけて、その相手は真に受けて奥さんと離婚、会社も退職したら、「もう興味なくなった」で私的交際を拒否して大騒ぎになったという話を聞いたことがあります。(具体的には、この男性相手は頭にきて、女性社員を告発するFAXを毎朝社長宛に送ってきて、総務部長と私の知人が早朝出社して極秘裏のうちに毎朝FAXを捨てて、何とか事なきを得たという話です)私個人ですら、こういう話を耳にする位ですから、世の中一般論としては不真面目な女性社員は、男性社員と同数だけ沢山いると思います。 裏ワザになりますが、質問者が悪女の振りをするのも取引先ストーカー対策になるでしょう。相手が妻帯者なら「奥さんと離婚したら付き合ってあげる。結婚はそれからの話よ」独身者なら「将来とも、式はあげない。籍は入れない。同居もしない。生活費はください。それでも良ければお付き合いしてもいいですよ。」みたいなことを言うわけです。 上の例で、会社を挙げてもみ消しに計った場合、会社はその女性社員が悪女というより賢い女性と考えたかもしれません。世の中は難しいです。

aladdin_red
質問者

お礼

ありがとうございます。ひとつひとつ、噛締めて実行したいとおもいます。

  • shihaimon
  • ベストアンサー率17% (76/425)
回答No.1

法律はよくわかりませんが、契約するとよいかもです。 これでストーカーに発見されたら守ってくれるという一筆を名前入りで取ってみたら面倒くさいのでHPからは外してくれるかもしれませんね。 本当に守ってくれますか?と相手に了承を得て録音させてもらいましょう。 OKが出たならあとは会社が全部やってくれるのではないでしょうか?

aladdin_red
質問者

お礼

ありがとうございます。基本的なことですが、とても大切なことを発見した感じがします。

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