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遺産分割調停
既に、2000万円、親からもらってるなどの、主張をされている。事実無根である。相手には弁護士がいる。コッチも、つけなければならないのか? 認められるわけはないのだが、何も証拠がないのだから。家裁の調停は、どのような進むのか、さっぱりわからない。もう、行かないで、書面で戦うつもりだ。
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調停が、どう進むかと言うと…。 だいたい月イチくらいで呼び出されます。 言い出しっぺ(申立人)と、その相手(相手側)それぞれ別々の待合室で待ち、名前を呼ばれたら調停室に入って、調停委員に自分の主張をすることになります。 片方が出てから片方が呼ばれるので、ウッカリするとトイレとかでハチ合いますけど、調停室内でお互いが顔を合わせる事はありません。 問題なのは調停委員です。 必ずしも司法試験を通った人たちばかりではなく、長い間の社会経験…とかいうイマイチ不確定な要素で裁判所から依頼された人が引き受けたりもしているので、その資質の当たりハズレが結構、結果に影響します。 (類型的な見かたしか出来ない単なる頭の固いお爺さんだったり、不真面目で調書をロクに読んでなかったり。 一方で優秀な人だと、感情論を蹴散らしてくれ、冷静に判断してくれたり) お互いの主張が一通り終わると、その日は終了。 だいたい、一つの論点についてお互いが主張を終えたら、残りは次回に回す、という感じで、一回にかかる時間は1~2時間という所です。 そしてその場で次回の調停期日を決め(その日は忙しいからNG、とか言えます)、また翌月くらいに行くことになります。 その時までに通帳のコピーを出せとか、宿題が出ることもあります。 これを何回も繰り返します。 とりあえず、根拠のない主張を相手がしていても、その証拠を出す義務は向こうにあるので、それがまかり通ってしまう心配はゼロと考えて良いと思います。 ただ民事は、弁護士の優劣が結果に大きく影響するという話なので、念のため、つけられてみては? 探すところから始めるとなると、精神的にも本当に大変な負担ですけど…。 もう今が踏ん張り時と覚悟を決め、思いつく限り隙なく動いておいた方が上手く行くと思います。 調停は、裁判じゃなくあくまで話し合いなので、どちらかが折れない限り、不本意な形で決着してしまう心配はありませんが、双方の合意が得られそうにないと判断されると、今度は裁判になってしまいます。 そうなると、意に反した判決も効力を持ってしまいますし(もっと上の裁判所に、控訴は出来るけど)、時間も精神的な負担も、調停の比ではありません。 調停の段階で、何とか合意に結び付けておいた方が、人生がずっと楽だと思います。 というわけで、どうせ逃れようがないので、すごく面倒で嫌気のさすことであっても、出来れば優秀な弁護士を何とか探し出し、そして調停委員の心象を良くするためにも、書面だけでなく調停にキチンと参加された方が、良い結果(調停の結論だけでなく、人生の有意義さとかまで含めて)になるように思います。 積極性がないと判断されたりすると、人の気も知らない調停委員に不誠実とか思われ、不利に動く心配がありますから。 そして感情的にならず(相手の悪口などを思わず言ったりせず)冷静に、根拠ある事実だけ述べると良い感じです。 当事者にとっては、一生に一度の災難でも、調停委員にとって見れば、毎度のケースの一組でしかないので、感情的になられるとウザいのか、それだけで心象が悪いようです。 なんでそんな頼みもしてない相手の心象を気にせにゃならんのか! という気もするんですが、そこをグッと押さえて、ハキハキと淡々と、明確な主張を繰り返すと、有利です。
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- montebianca
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頑張ってください。
お礼
太古の深海さん、ありがとうございます。 ほんとうによくわかりました。 裁判が、調停の比でないとなると、大変ですね。 調停委員のことなど、思い当たります。 反省しなければならないことも。 詳しく、噛んで含めるような解説、熟読玩味します。