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「これだけは読んでおけ」と思う本を教えてください
みなさんの「コレだけは読んでおいた方が良い」という小説を教えてください。 日本人作家の19世紀から20世紀初めの物を読みたいと思っています。 上記に該当しないものでも結構です。 世間の評判なども関係なく、皆さん個人のオススメの本を教えて頂ければ幸いです。
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日本人の常識として、たとえば「桃太郎じゃあるまいし、そんなに吉備団子ばかりいらないよー」的冗談が言えるための教養としての小説をあげます。 夏目漱石「坊ちゃん」「吾輩は猫である」「それから」「夢十夜」 芥川龍之介「藪の中」「鼻」「杜子春」 内田百間「サラサーテの盤」 谷崎潤一郎「細雪」「痴人の愛」でも好きなのは「瘋癲老人日記」 川端康成「山の音」「雪国」でも好きなのは「掌の小説」 三島由紀夫「潮騒」「春の雪」 森鴎外「山椒太夫」「高瀬舟」 織田作之助「夫婦善哉」 下村湖人「次郎物語」 多少新しい物もありますが、昭和20年代までで、映画化されているような物を中心に無難な線で選んでみました。 あくまで、ある一定以上の年齢の人にとって、常識であり教養である、という観点からのものです。 もっとあとになれば幸田文、須賀敦子、色川武大、吉行淳之介、遠藤周作、村上春樹、橋本治などなど、選びきれないほどあります。エンタテインメントに広げれば、さらに増えます。 以上、参考にして下さい。
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- hikarunogoban
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どんなジャンルの物を求めていらっしゃるのかが分かりませんが… 私が面白いと思って、数十年手元に置いて読み返している本です。 ・司馬遼太郎氏 「坂の上の雲」→歴史の嫌いな私でも面白く読みました (歴史小説…になるのかな) ・柳田邦夫氏 「マッハの恐怖」「続マッハの恐怖」 →飛行機好きで飛行機に関しては素人の私が、面白く読みました (これはノンフィクションかも) ・小松左京氏 「果てしなき流れの果てに」「継ぐのは誰か」 (これはSFです…) あ…ちょっと新しすぎですかね^^; ・吉川英治氏 「新平家物語」「三国志」「宮本武蔵」 むずかしいけど、何度もくり返し読んでみたい本です。 (一回読んだだけでは分からないからなのかも…^^;) (難しそうな本でごめんなさい、1回読んでそれっきりの 本はあんまり記憶に残ってなくて…)
お礼
御回答ありがとうございました。 司馬遼太郎、柳田邦夫には興味は持っていたのですが、どれから読んで良いものか分からず、結局読まず仕舞いでしたので、これを機会に是非読んでみたいと思います。
お礼
回答ありがとうございました。 夏目漱石の代表作は読みましたが、他の作家は知ってはいるけれど…といった具合なので、じっくり読ませていただきます。 私は、社会科学系統の学生なので自分の分野に関係のある新書ばかり読んでおり、常々小説も読んでみたいと思っていたのですが、何から読むべきか、きっかけが掴めずにいたので質問させていただきました。 この年代を指定したのは、後々、作家の思想背景などについても勉強する上で情報量が多いだろうと、素人ながら考えたからです。 大いに参考にさせて頂きます、ありがとうございました。