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フランス人の作家に詳しい方来てください><
大学の授業で19~20世紀のフランスの小説を読み、主人公のセリフ、性格描写などを引用しつつ、分析し、A4サイズ三枚に纏めるという宿題が出されました。自分はフランスの小説どころか日本の小説もあまり読むほうではありません。そこで、こんなのがオススメという本があれば教えていただきたいです。また、その本の簡単な内容も教えてくださると幸いです。よろしくおねがいします。
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ラディゲ作『肉体の悪魔』(新潮文庫)、マルグリット・デュラス作『愛人(ラ・マン)』(河出文庫)、デラコルテ作『ディーヴァ』(ハヤカワ文庫)、バルザック作『シャベール大佐』(河出文庫)、ジャン・フィリップ=トゥーサン作『浴室』、カトリーヌ・アルレー作『わらの女』(創元推理文庫)、フレッド・ヴァルガス作『死者を起こせ』(創元推理文庫)、ガストン・ルルー作『黄色い部屋の秘密』(創元推理文庫)、ジュール・ヴェルヌ作『十五少年漂流記』(角川文庫ほか)。 トゥーサンの『浴室』あたりが教官ウケは良さそうに思います。『愛人』『ディーヴァ』『シャベール大佐』『わらの女』は映画化されているので、レンタルビデオ等で映画も見ておくと理解の一助になるでしょう。入手しやすく読むのに時間がかからない薄さ、主人公の性格分析もしやすいのは、ラディゲの『肉体の悪魔』。 たいしてチカラを入れていない単位なら、ヴァルガスの『死者を起こせ』でミステリとキャラクターを楽しむのも手です。ほかの作家に比べると比較的本邦紹介は新しめの作家です。 本の梗概自体は、Amazon、楽天などネット書店に在庫があれば、書誌情報、ブックレビューで確認できますし、読書ブログ等検索にひっかかると思いますので割愛します。
- Yumikoit
- ベストアンサー率38% (849/2209)
レ・ミゼラブルやエクトールマロの「家なき子」「家なき娘」、既出ですがサンテグジュペリの「星の王子さま」など。 また、アルセーヌルパンシリーズも書かれたのが1905年~四半世紀にわたって発表されていますので圏内と思います。 家なき娘はアニメにもなっていながら意外とマイナーで「家なき子」に比べて読んだことのない人も多いかもしれません。偕成社から子ども向けではありますが完訳版が出ていて比較的入手しやすいです。 大会社の社長をしている父親と若いころに大喧嘩して家を飛び出した息子。父親もかたくなに仕事と称してインドに息子を追いやってしまう。息子は赴任先のインドで現地の女性と大恋愛に落ち、結婚する。それがまた父親の激怒に触れる。父親は年を取って息子に帰ってきてほしくて、息子の行方を探すが、今更のように行方不明のままである。身内も、跡を狙うものばかりで信じられない。 実は息子とそのインド人の嫁は、息子の故郷に帰るべく、長旅をしているがその途中で死んでしまい、残された孫娘が、一人、一文無しで頑固な祖父の元にやってくる。が、とても暖かく迎え入れてもらえるとは思えず、偽名を使って祖父の工場で働き始める…というストーリィです。 時代背景を考察しつつ、現代の社会情勢との比較をしながら分析を加えるという点では、経済という点でも社会情勢という点でも、歴史的にもとっかかりの多い小説と思います。
- hazar
- ベストアンサー率46% (124/267)
こんにちは サンテグジュペリ は いかがですか http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%B0%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%9A%E3%83%AA 『星の王子様』 の かたですが、『南方郵便機』 『人間の土地』 等 も 素晴らしいです 往年の 名訳の 他、評伝や 解説も 充実した 新訳の 著作集も 出ている ようです または 近年の ノーベル賞 作家 ル・クレジオ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%82%B8%E3%82%AA 『海を見たことがなかった少年 モンドほか子供たちの物語』 中・短編集で、表題作は、ほぼ 原作の イメージ 通り 素晴らしく 映画化 されており、DVD に なっています 全編が 詩的 かつ 色彩的で、少年が 老人に アルファベットを 習う くだり 等、フランス語が 詩的に 寓話化されている 処も … さらに 岩波文庫 から 2 点 アンリ・デュアメル http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%AB%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%BB%E3%83%87%E3%83%A5%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AB 『真夜中の告白』 短く 非常に 読み易く 書かれ、訳されており、かつ 感動的 かと … メリメ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%83%A1 『カルメン』 の かた ですが、お薦めは 『メリメ怪奇小説選』 (中編集) から 『ビーナスの殺人』 … 冬 ですが、怖い のが 大丈夫 なら ぜひ … いずれも 品切 重版 未定 とのこと ですが、図書館や 古本屋さん には 必ず ある かと …
- technatama
- ベストアンサー率45% (416/918)
フランス文学には世界的な名作がいろいろとあります。 私は特に詳しい訳ではありませんが、その中からいくつか列記してみます。 ★スタンダール『赤と黒』(1830) ― 元神学生による殺人未遂事件を素材に、 野心に燃える青年の成功と挫折を描いた代表作。 ★ヴィクトル・ユーゴー『レ・ミゼラブル』(1862) ― あまりにも有名な作品ですので、名前ぐらいはご存じでしょう。 1本のパンを盗んだために19年間もの監獄生活を送ることになった ジャン・ヴァルジャンの生涯が描かれています。 ★エミール・ゾラ『居酒屋』(1876) ― パリに出てきた洗濯女ジェルヴェーズ・マッカールが 死に物狂いで働き、自分の店を持つまでになるが、 やがて酒に溺れ、破滅していくさまを描き、 当時のフランス社会に大反響をもたらした出世作。 ★ギ・ド・モーパッサン『女の一生』(1883) ― ノルマンディーの貴族の娘ジャンヌの 文字通り波乱万丈の一生を描いたもの。 ★アンドレ・ジイド『狭き門』(1909) ― ノーベル文学賞作家ジイドの小説。 語り手であり主人公のジェロームは従姉のアリサに恋心を抱く。 アリサもジェロームを愛しているが、結婚をためらい、 神の国に憧れを持つアリサは、地上での幸福を放棄し、 遂には命を落とす。 自己犠牲の精神は美しく描かれているが、 作者の真の意図は、このような自己犠牲に対する批判であった。 ★フランソワーズ・サガン『悲しみよこんにちは』(1954) ― 17歳の少女セシルが、コート・ダジュールの別荘で過ごす ひと夏を描いたもの。
- bluestorm666
- ベストアンサー率42% (81/189)
モーパッサンの「ピエールとジャン」、中編なので、早く読めるし、あまり興味のない人にも楽に読める内容なので、お勧めします。性格描写など、とても分かりやすいです。あらすじは↓など、参考にしてください。 www.syugo.com/3rd/germinal/review/0050.html
- mis_muffet
- ベストアンサー率18% (190/1038)
フランス文学に詳しいわけではありませんが、昔読んで面白かったのが二冊あります。 「赤と黒」スタンダール http://ja.wikipedia.org/wiki/赤と黒 「ノートルダム・ド・パリ」ビクトル・ユーゴー http://ja.wikipedia.org/wiki/ノートルダム・ド・パリ もう一冊面白かったのがあるのですが、題名を忘れてしまいました。。。