- ベストアンサー
国家公務員・地方公務員(県・県庁所在地)の仕事・待遇についてお尋ねします。
いつもお世話になっています。 今回、弟(大学4年生、地元の国立大法学部在中、現役です)のことで相談があります。私の県はかなりの田舎で、おまけに県庁で管理職の早期退職を勧め、新卒採用も全部で10人程度(上級一般行政は3人です)というひどい財政状況です。 そこで、国家II種に絞って受験することにしました。国家II種の受験に失敗したら、就職留年をする気でいます。大都市ならともかく、田舎なので就職留年をする人がいないというお土地柄(就職が決まらない人はみんな既卒で就活をしています)なのに本当にそんなことをしていいのか…?と姉としては不安です。 県庁より却って、住んでいる市(人口60万人の県庁所在地)の採用試験の方が県庁よりは入りやすい(上級一般行政10人)ようなので、周りはみんな勧めるのですが、弟は市役所採用試験さえ受ける気がないようです。 国家II種は、激務だとか聞くのですが、彼にとってそんなに魅力的な職なのでしょうか?弟としてはスケールの大きいことをしたいそうで、市役所はイヤだ、県庁はうちの県は財政がヤバいからイヤだ(財政がヤバくなければ県庁は受験したかったようです)と言っています。弟は性格的に融通が利かないので民間企業は合わないなと思い(自分でもそう言っています)、私は独立行政法人など、準公務員的なところの併願も勧めていますが、ガンとして聞き入れません。国家II種、県庁、市役所勤務についてみなさまにお聞きしたいです。また、田舎で就職留年をすることについての意見もお聞きしたいです。よろしくお願いします。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
>私の県はかなりの田舎で、、新卒採用も全部で10人程度 別にそういった自治体は珍しくないでしょう。 過去何年ぐらいの採用データを見たのかわかりませんが、、募集人数には、毎年必ず変動があります。 つまり、「去年は30人募集したけれど、今年は10人しか募集していない。」ということはままあります。 「ここ10年、全ての職種を合計して10人前後しか採用していない。」という状況は考えにくいです。県庁の職員数は非常に多いですから。 仮にそうであったとしても、そろそろ回復するでしょう。 また、市長や知事が変わると採用の方針が大きく変わることもあり(例:1次の筆記試験の成績は、2次試験以降において考慮しない、みたいな試験方式になったり。)、募集人数は水物です。 あくまで県庁志望なら、今年は厳しいのを覚悟で受験して、来年もう一回受けるぐらいの気合があってもいいかな、とは思いますが。 たた、よく分からないのは、志望順位が、 国家2種>>市役所 となっている点です。 まぁ、国家2種の仕事環境(激務です。)をよくわかっていないんだろうと思いますが、、そういった人は他人の言うことを「一つの参考意見」としても聞けないと思うので、、、何を言っても無理でしょう。 単に「合格可能性」の話をすれば、確かに市役所よりも国家2種の方が受かりやすいと思うので、、、『現役合格を最大目標にした受験スタイル』と考えれば納得はできますけどね。 そうじゃなさそうですけど。 >私は独立行政法人など、準公務員的なところの併願も勧めていますが、ガンとして聞き入れません。 独立行政法人って例えばどんなのですか? 私も独立行政法人をすすめられても、受けないですよ。 なぜなら、身分が不安定だからです。 例えば、国家2種に合格して労働局から内定をもらった場合はハロワークなどで働くわけですが、、ハロワークなんて民営化の可能性を囁かれている筆頭候補です。 普通に「公務員」になれたと思ったのに、10年後には「民間企業」になっているなんて、公務員志望の人は誰も望まないでしょう? 多くの受験者は公務員の魅力として「雇用の安定」を掲げますから、そこが不安な『独立行政法人』とか、公務員に比べて給与が低かったり、待遇が悪い『準公務員』を、現役という身分で受けるわけがないと思います。 >また、田舎で就職留年をすることについての意見もお聞きしたいです。 「就職留年」というのは、『民間の採用試験を何社も受けたが、意中の企業から内定をもらえなかったので希望留年をし、翌春にもう一度新卒採用の就職活動をする。』ということでよろしいですか? であれば、就職留年に「田舎」とか「大都市」とかはありません。 人気企業に絞っていて新卒でしか採用試験を受けるチャンスがなければ、そういった決断もありえるでしょう。 ただ、その就職留年というのが、『公務員試験に失敗したので、ここは公務員をスパッとあきらめて、翌春は企業を目指して就職活動をする。』とか『来年も公務員試験を受けるが、身分的には学生の方がいいだろうから留年する。』という話であれば変わってきます。 まず、1回の受験で公務員をあきらめる方、それならはじめっから公務員を受験しない方がマシです。 現在の公務員試験では『既卒1年目』が最も合格者の割合が多いのですから、、1回の受験であきらめるという方は、単に3年生のときの就職活動から逃げただけにしか見えません。 次に、身分的に留年を選択する方、これは公務員試験の受験においては何のメリットもないはずです。 こっちではないですよね? とにかく、弟さんの場合なら 『市役所を第一志望に、国家2種を併願で受験し、2つとも落ちた場合は、9月の試験で小さな自治体を受験する。 それでも落ちた場合は、すぐに来年に向けて受験勉強を開始する。 大学は普通に卒業する。』 というのが、普通ではないでしょうか。
その他の回答 (2)
- tatsumi01
- ベストアンサー率30% (976/3185)
国家1種ならともかく、国家2種で「スケールの大きいこと」ができるかどうか疑問です。市役所だってやり方次第です。しかし、融通が利かないとのことですので、周りから何か言っても聞き入れないのでしょうね。 時に、融通が利かない性格の方が国家公務員になられても困る面もあるのではないでしょうか。なんとなく杓子定規でマニュアルに載っている以外の処理は拒絶するような人を連想します。
お礼
私もtatsumi01さんがおっしゃるようなことを心配しています。 国家I種は実際は旧帝大出身者などが占めるエリート集団だと聞いています。実は弟は旧帝大受験に失敗し、後期で地元の国立大学に入ったので、自分でもI種は無理と自覚をし、II種を受験したようです。 また「杓子定規でマニュアルに載っている以外の処理は拒絶するような人」というのは合っている気がします。ANo.1さんへのお礼にもあるように、弟は長期バイトをしたことがなく、1ヶ月の短期バイト(土日のみ、夏休みの納涼船の監視・掃除など)をしたところ、3回行ったら使い物にならないということでクビになったことがあります。短期バイトで途中でクビになるとは…本当に就職できるんでしょうか?
- icanseetheheaven
- ベストアンサー率13% (7/53)
とある、都市交通に勤めています。(事務員です) 肩書きは地方公務員、でも赤字にマスコミからのバッシングを受け、民営化をせまられているのが現状です。公務員とはいえ、いつ出向辞令がくるのか「民間」に委託されるかわかりません。 激務か否かは「配属先」によって異なります。 一ヶ月150時間残業を4ヶ月続けたこともあれば、一年で10時間ほどしか残業がなかったこともあります。 個人的には大学のように「受験料」がかかるわけではないのだから、試験に慣れるためにも「数打つ」ことをお勧めします。 「住めば都」です。 それでも嫌なら、働きながら翌年試験を受けなおせばいいのですから。 (実際にそんな人はいますよ)
お礼
国家II種の一次試験が終わりました。 弟の自己採点によると、一次試験はボーダー(6割)を超えたようで次は政令指定都市での二次試験が控えています。両親もせめて県庁の試験ぐらいは受けろ!みたいなことは言っていますが、全く耳を貸しません… おまけに働きながら、試験を受けるということはないと思います。たぶん自宅で浪人すると思います。 私(私立の中高一貫校→県外の国立大学中退→地元の私大に編入し、25歳で卒業)と違って、弟は「公立中学校→公立高校→現役で地元国立大」と学費がかかっていないので、親も甘やかしています。公務員学校に通う予備校代・国家公務員説明会(全省庁を訪問したため、旅費はトータルで50万円を軽く超えています)はすべて両親が負担し、弟は「勉強をしたいから」と言って長期バイトをしたことがありません。だから、心配なんです。私自身は働きながら、隣県の公務員試験(福祉事務)を受ける気でいます。隣県だと地元出身者を優先されるのかどうなのか不安ですが…
お礼
私の住んでいる県は2007年問題とは逆方向に年々採用人数が減っています。余計な建設などにお金を使いすぎて、県自体が貧乏なのです。国家II種の仕事についてここのカテで読んだことがあり、弟にも説明しましたが、全く耳を貸そうとしません。 勧めてみた独立行政法人というのは、国立大学の事務員です。実際に弟の1つ先輩で、去年、県庁採用試験に失敗し、母校の事務員になった先輩がいるそうです。私の住んでいる県は田舎で大企業といえる大企業なんてないので、下手な民間企業への就職よりも独立行政法人への就職の方がマシというのが一般的です。 弟は現役では全く民間企業への就職を考えていません。 おそらく「来年も公務員試験を受けるが、2年目は仕方がないから民間企業への就職も考えるかもしれない。そういうことを考えると身分的には学生の方がいいので留年する」ということらしいのです。姉としては本当にこんな考えでいいのか不安です。