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独学の司法試験の勉強法

資格カテに質問しようか迷ったのですが、こちらのほうが分かるかもと思い質問させていただきました。 思い立って3年後くらいを目標に司法試験を受けようと考えています(従来の試験制度が残ってるうちに)。 結婚する予定なので週に数日パートに出る以外は、勉強の時間があります(かなりあると思います)。法律の知識は、以前勤め先でモメた際に労基法をかじった程度です。法律の面白さが頭に残っていて、勉強してみたいなという思いがあります。 勉強法についてど素人なのですが、とっかかりとして向いていそうな本(参考書)があれば教えていただけたらと思います。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • kikuzu
  • ベストアンサー率34% (80/231)
回答No.1

まず、2007年の旧試験合格者数は300人(予定)の狭き門であり、翌年はさらに減りますから、投資を惜しんではならないことを忠告しておきます。 とっかかりとしては、司法試験予備校の出している本を使うのが常套的ですが、法律学の香気に触れたいということでしたら、次の本がお勧めです。 2と3は図書館で借りても良いでしょう。 1.憲法 芦部信喜「憲法」(岩波書店) ※高橋教授による補訂版が出ています。  これは、かなり勉強が進んだ後になっても使えます。 2.民法 我妻栄「民法案内」(勁草書房) ※古い本ですが、未だに法曹界・学界に強い影響力を持つ我妻先生の著作ですから、読んで損はありません。  民法の勉強の仕方から説き起こしています。 3.刑法 町野朔「プレップ刑法」(弘文堂) ※「テープもわいせつ物であるというなら、わい談の名手はわいせつ物となってしまうだろう」などの名文が楽しめます。 なお、商法・民訴法・刑訴法も、いい本がいっぱいありますが、司法試験の勉強としては、予備校本を使うのがもっとも効率が良いと思います。 ひととおり勉強したら、早めに過去問に当たって下さい。

noname#18127
質問者

お礼

kikuzu様、こんにちは。アドバイスありがとうございます。さっそく上記の本を読んでみます。何も分からなかったので大変参考になります。試験対策には予備校の本がやはり向いているんですね。うまく組み合わせて勉強してみようと思います。もしよろしければ商法・民訴法・刑訴法もいい本がありましたら教えていただけないでしょうか。よろしくお願いします。

noname#18127
質問者

補足

詳しく教えていただけて感謝しております。お礼が遅くなってしまい大変申し訳ありませんでした。頑張ってみます。

その他の回答 (2)

noname#30350
noname#30350
回答No.3

 私も、旧司法試験は合格者枠激減の上、数年後に廃止というかなり厳しい環境の中で、予備校の入門講座を利用した方が非常に効率的な事を一応ご指摘だけはさせて頂きます。特に答練(答案練習)などアウトプット面での予備校利用は不可欠だと思います。  その上で、あくまで独学という事なら、初学者がいきなり基本書(学者の書いた本)を読んでもどこが重要なのか試験に出るのかといったメリハリが分からないと思いますから、弘文堂の「試験対策講座」(通称シケタイ。伊藤真という有名講師がやっている伊藤塾という予備校が出してます)から入るのが良い様に思います。あるいは基本書をメインに読みつつ、予備校本を参照する感じで。  予備校本はシケタイの他に「C-BOOK」(LEC刊)・「コンパクトデバイス」(早稲田セミナー刊)というのもあります。他の方も書かれている様にどのシリーズも科目によって長所・短所はあります。  シケタイを読む前に、「伊藤真の憲法入門」(他の科目も「伊藤真の○○法入門」という本があります)という入門書で全体の流れを頭に入れた方が良いと思います。伊藤さんのじゃなくて柴田孝之LEC講師の「S式生講義 入門憲法」のシリーズも分かりやすいので、書店で自分の好みに合わせて購入されると良いと思います。  基本書なら憲法は芦部信喜先生の「憲法」や野中俊彦先生らの共著の「憲法I・II」、民法は内田貴先生のシリーズ(特に民法Iの出来が良いと聞きます)あたりがスタンダードです。刑法は学説に大きな対立があるので、どちらの学説ベースにするかでどの基本書にするかは違ってきます。  商法・訴訟法は上三法(憲法・民法・刑法)を学習した後になりますが、商法は弥永真生先生の「リーガルマインド○○法」シリーズが受験生には人気の様です。  資格試験の勉強方法については、柴田孝之著の「試験勉強の技術」という本が参考になるかと思います。  法科大学院に行って絶対に法曹になりたいという訳でもなくて、法律の勉強をしたいという思いの方が強い様でしたら先行きのない旧司法試験ではなくて司法書士試験を目指す事も視野に入れられたらどうでしょうか。「司法書士」という名称から代書業オンリーのイメージがあるかもしれませんが、近年司法書士にも簡易裁判所での訴訟代理権が付与されましたので、簡裁で扱う少額の案件については弁護士と同様に訴訟代理業務を扱える様になりました。 あくまで私見なので参考にならなくてすみません。

noname#18127
質問者

お礼

ありがとうございました。大変詳しくお教え頂けたことを感謝いたします。お礼が本当に遅くなってしまって申し訳ありませんでした。

noname#18127
質問者

補足

すべての方に20点をつけたいのですが、先着でつけさせていただきます。心の中で20点つけさせていただきます。ありがとうございました。

回答No.2

本は幾らでもあります。3年後と言わず2年後に向けて頑張ってください。 1、憲法は伊藤真の憲法がいいですね。 2、民法はレックの民法がお勧めです。他の本ですと全体像がつかめません、というか理解しにくいです。 3、刑法は私はレックを使いました。学説がたくさん載ってます。ですから、論文に最適です。 4、民訴、刑訴法、商法は、やはり伊藤真さんの本ですね。 勉強法としては、憲法としては抽象的で苦手な方が多いです。私は普通でした。但し合格したときの問題をもう1度かいてください、と言われれば書けるか微妙です。 民法は、常に図を描いてください。そうでないと訳がわからなくなります。わかりだすと得点のドル箱です。 刑法は1つの論点に数個の学説が存在します。これらの学説を使いこなしてください。ここで嫌になる人がたくさんいます。しかし、これもわかると簡単です。 民訴法は条文を理解しても載ってない考え方も平気で聞いてきます。とっつきにくいですが自分が裁判に言った場合はどうするかと言うことに気をつけてください。 刑事法と同じです。 商法は民法ができれば簡単です。

noname#18127
質問者

お礼

ありがとうございました。教えていただいた本を読んで頑張ってみます。大変詳しくお教え頂けたことを感謝いたします。お礼が本当に遅くなってしまって申し訳ありませんでした。

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