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宇宙は本当に膨張しているのですか?
宇宙は無限に膨張してると良く聞きますが、宇宙がもし本当に膨張しているのなら、宇宙上の物質の総量は同じように増えつづけているのでしょうか?そうでないと宇宙上の濃度?が薄くなってしまうんではないでしょうか?気になって仕方がないので質問します。
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ここは掲示板ではないので、これ以上は書きませんが… >赤方偏移を起こす他の要因があればすでに知られているはずです。 残念ながら、これは科学の発展を妨げる典型的な考え方だと言わざるを得ません。 宇宙の赤方偏移は、もともと星雲の運動を調べるためにドップラー偏移を測定していて発見されたものです。先入観として赤方偏移がドップラー偏移であると、多くのひとに受け入れられてしまったのです。 しかし例えば、どこからもエネルギーを補充されることのない加速度運動はやがて力を失いその運動エネルギーを減少させ、宇宙空間を旅する間に赤方偏移となって観測されるはずです。ただ「遠い」という理由で赤方偏移を起こしているという可能性もあるのです。 このような、赤方偏移にいろいろな可能性があるのではないか、という議論はこの手の分野ではかなり有名で、雑誌その他でよくお目にかかる話題なので、QuteBishaさんがご存知ないとは思いませんでしたが… 確かに現在、定常宇宙論はかなり不利な立場になっていますが、「宇宙が膨張している」と断定している科学誌その他にお目にかかったことはありません。
- QuteBisha
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>他の要因で赤方偏移が起こっている可能性もあるのです。 その可能性はありません。 赤方偏移を起こす他の要因があればすでに知られているはずです。 まず、銀河のスペクトル線からみて、銀河から放出されてすぐの電磁波には赤方偏移が起きていないのは明らかなので、電磁波が地球に届くまでの間に赤方偏移は起きていることがわかります。 惑星探査機ボイジャー2号は海王星の撮影を終え、太陽系を離れ、今もなお太陽系外の情報を電磁波で地球に送っているわけですが、勝手にドップラー効果以外の要因で電磁波を赤方偏移されてしまってはボイジャー2号と通信不能になってしまうばかりか、地球から電磁波でイジャー2号を操作して海王星を撮影することすらできなかったでしょう。 ボイジャー2号と銀河とでは距離が桁違いに違いますが、そのようなドップラー効果以外の要因があれば十分に観測可能です。 やはり、赤方偏移は銀河が遠ざかっているから起こっていると考えざるを得ないのです。
たびたびすみません。 >遠くにある銀河ほど赤方偏移も大きい(ハッブルの法則)ということもわかっていまして、そういった事実から宇宙が膨張していることが導かれました。 赤方偏移が、銀河が遠ざかっているから起こっているとは証明できていません。他の要因で赤方偏移が起こっている可能性もあるのです。 宇宙が膨張していると考えると、赤方偏移の説明がつく、というだけにすぎないのです。 RdXさんがおっしゃるように、宇宙に果てがあるのか、さえもわかってないのです。 また、3K背景放射もビッグバン理論を「支持する」実験的事実であるというだけで、「証明する」事実ではないのです。何もない宇宙でなぜビッグバンが起こったのか、その必然性さえ明快に説明できていない以上、ビッグバン理論も、「仮説」の域を出ていません。
- u13
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ニュートリノはどうやら重さを持っているようですが宇宙の膨張を止めるのには軽すぎて全く役に立ちそうに無いことがわかってきました。>1 スーパーカミオカンデは壊してしまいましたが今年中には復活させます。乞うご期待。>4 5>人類は宇宙について何もわかっていないのです。 6>想像の域を出ていません。 個人的には人類は20世紀中に宇宙についてだいぶ知るようになったと思っています。ただし,先端科学の常でひとつなぞが解けると2,3の謎が増えるんですけどね。
- QuteBisha
- ベストアンサー率41% (24/58)
宇宙は膨張しています。 遠方の銀河のスペクトルを観測するとスペクトル線が赤方偏移しているのがわかります。遠ざかっている救急車の音は止まっているときよりも低い音に聞こえますが、同様に地球から遠ざかっている銀河から発せられる光(スペクトル線)はより赤みがかかって(赤方偏移)見えます。また、遠くにある銀河ほど赤方偏移も大きい(ハッブルの法則)ということもわかっていまして、そういった事実から宇宙が膨張していることが導かれました。 ただ、今後も膨張していくのか?どのように膨張していくのか?といった宇宙の未来像に関することは理論的に考えられるというだけで想像の域を出ていません。
>宇宙は膨張しています。 何で断言できるのですか!?見たんですか? 宇宙が膨張しているという説は現在の「主流」であるにすぎません。 確かに、宇宙が膨張しているとする理論を支持する事実(3K背景放射やハッブルの法則など)は見つかっていますが、それが即、宇宙の膨張というわけではないのです。 本当のところは、人類は宇宙について何もわかっていないのです。
お礼
そうですよね。 個人的には宇宙はループしてるんじゃないかと思ったりしたんですが、 それもまた固定的な観念なんですよね。 全てはまだ暗闇の中なんですね。 こうやって意見を出してくれることを嬉しく思います。
- QuteBisha
- ベストアンサー率41% (24/58)
宇宙は膨張しています。そして、物質の濃度も限りなく減少していくのではないかと思われます。 また、宇宙の膨張とは別の話ですが大統一理論によればすべての物質は陽子崩壊によって消滅してしまう(光とかに変換されてしまう)とされていまして、宇宙が膨張しなくても物質の濃度は薄くなってしまうと考えられます。 (この陽子崩壊の速度を測るのもスーパーカミオカンデの目的だったのですが、先日事故で壊れてしまいましたね。非常に残念です。) 現代科学が語る宇宙の未来像は真っ暗闇なのです。
お礼
そういう見えないものを解明していくというのは凄く難しそうですが やりがいがありそうですね。 答えていただいて嬉しいです。 ありがとうございます。
- biginer
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>?発生してるってことは増えつづけるってことですかね? そうです。 その物質がぶつかったり引力で近づいてガス(星雲と呼ぶ)になり その星雲がぶつかったり引力で圧縮されて隕石になり 隕石がぶつかったり引力で圧縮されて星になります。
- biginer
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宇宙は無限に膨張してるのに空間あたりの物質量が減っていないことが 観測(確認)されているという記事を以前、科学雑誌で読みました。 膨張したぶんだけ物質が発生しているらしいです。
お礼
?発生してるってことは増えつづけるってことですかね? ちょっと良くわからないけど質問に答えていただいて凄く嬉しいです。 ありがとうございます。
以前NHKでやってましたね。 “宇宙は加速度的に膨張している。”らしいですよ。 空間そのもののもつエネルギー“真空のエネルギー”というやつが宇宙を重力に逆らって膨張させてるんじゃないか、といってました。 物質の総量は変わりませんが、真空のエネルギーというやつは薄まることのないそうです。 それに、物質量が多いと宇宙は収縮しちゃいますよ。そしていつか・・・ だから、ニュートリノとか研究してるんですよ。“ダークマター(暗黒物質)”ってやつです。 今の段階では、宇宙に存在する物質の重力を上回る何かが宇宙を広げていっていることしか分からないみたい。 空間あたりの物質量が減ってしまうのは確かですね。
お礼
その何かってのが気になりますね。たくさん疑問が湧いてきましたが、 答えていただいて凄く嬉しいです。 ありがとうございます。
お礼
分かってないことを研究するって 凄く根気が要るけどやりがいはあると思います。 ただ、個人的に思うのは人類がもし宇宙を解き明かしたら(遠い未来) いったいどうなるんですかね。 ありがとうございます。