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音楽記号について

ショパンの『ワルツ第7番嬰ハ短調64-2』の音楽記号?装飾記号?について教えて下さい。 第3小節の右手にある『×』のような記号はどのように弾くのでしょうか? 教えてください!

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回答No.1

これはダブルシャープといって、「シャープが二つ分」と考えれば良いのです。シャープなら半音上を弾きますが、ダブルシャープは全音上を弾きます。つまり、この場合はファにダブルシャープが付いているので、鍵盤上では「ソ」を弾けば良いのです。 ではなぜショパンが「ソ」と書かなかったか?この音は機能上、嬰ハ短調の短音階の4番目の音(ファ♯)が半音あがったものと解釈されます。「ソ」なら5番目の音になってしまいます。そもそも嬰ハ短調の短音階の中には「ソ」という音はありませんが。理論上同様に「ソ、ナチュラル」でもいけません。やはり「ソ何某」は5番目の音になってしまうからです。ですから、嬰ハ短調の4番目の音を半音上げたものとして「ファx」と書くのが正しいのです。 シャープ系の曲はダブルシャープ(x)が良く出てきますし、フラット系の曲はダブルフラット(♭♭)が良く出てきます。 楽典にはもちろんダブルシャープに関する事が出ていますが、スケール(音階)のシステムに関する突っ込んだ説明はされていません。詳しくはピアノの先生に伺ったら宜しいかと思います。

hiyoko1210
質問者

お礼

詳しい回答をありがとうございました。 これで何とか練習できると思います(^^) 先日ショパンの『仔犬のワルツ』を練習する時も、こちらで質問させていただき何とか弾きこなせるようになりました^^; 次の曲を・・と考えているのでワルツ『64-2』か『69-2』にしてみようと思っています^^;

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