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株主資本利益率について

株主資本利益率は株主資本を期首期末平均するのに対して、株主資本経常利益率は株主資本を期首期末平均しないのはなぜでしょうか? また、総資本利益率など「総資本」が出てくる計算式においてはみな、総資本を期首期末平均するのに、株主資本比率だけは総資本を期首期末平均しません。このように平均したりしなかったりというのはなぜで、どのように覚えたらよいでしょうか?

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回答No.1

基本的に、利益÷資本(総資本、自己資本)の計算式の場合は、分母の資本は期首期末の平均となります。分子の利益がフロー概念であるのに対して、分母の資本はストック概念なので、両者を同じレベルで比較するのに簡便的に期首期末の平均とすると言うのが一般的な理由・解釈です。 したがって、株主資本経常利益率の計算においても、株主資本の期首期末の平均を以って算定しているはずです。 参考までに決算短信の1枚目(鏡と言う)の指標の自己資本経常利益率を見ると、添付財務諸表の自己資本の期首期末の平均を使用していることがご理解頂けると思います。  にも係わらず、ご質問のような株主資本経常利益率の算定で期末資本を使用する場合があるというのは、恐らく(推定の域はでませんが)計算式が若干異なるからではないでしょうか? 株主資本(経常)利益率=(経常)利益/自己資本  ですが、一部金融機関等では1株あたりで算定する場合もあるようなので 株主資本(経常)利益率=1株あたり利益/1株あたり自己資本 とする場合もあるようです。 1株あたり利益は期中平均株式で算定するのに対して、1株あたり自己資本は期末発行済み株式で算定するので「結果として」自己資本は平均しない、と 考えているのではないでしょうか。 いずれにせよ、利益/資本の場合は期首・期末を平均するのが通常であると思われます。 (金融財政事情研究会;きんざい〔発売〕 「決算書スーパー分析;落合俊彦著」を参考にしてみてください。 なお、添付URLも参照してみてください。 http://www.nomura.co.jp/terms/english/r/roe.html http://www1.harenet.ne.jp/~noriaki/link78-2.html

zyaba
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました! 再確認したところ、私の使用しているテキストの誤植と判明しました。 すべて期首期末平均でよいとわかり、理解も早くなりました!”

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