”連射”という表現はやや混乱すると思うので、
連続して装填・発砲すると、と言い換えますが、
銃身は猛烈に熱くなります。
だいたい連続使用は5分ぐらいですね、
12発以上も撃つと、前装式は銃身が異常な熱をもって
暴発しやすくなると言われますから。
考えてみればわかると思いますが、
人間は100℃程度の熱さの物でも焼けどするのに、
火の温度は数千度に達するわけで、
爆発を繰りかえせばその影響は明らかです。
ただし火縄銃にしろなんにしろ、銃身ではなく
銃床を持って操作するわけで、
そのための木製部品ですから、熱くても使うことは可能です。
(暴発の危険はあるけれども)装填もできます。
手に手ぬぐいとか巻きつけてれば、銃身をもつこともできるでしょう。
近代以後の機関銃なんか熱で銃身が変形するので
交換とかが必要になるわけですが、
さすがに火縄銃だとそこまでなる話は聞きません。
だたし18世紀ヨーロッパの狙撃用の小銃のなかには
銃身取り外しと交換が簡単に可能なものもあります。
日本の火縄銃も銃身を外すことは(確か)できる、と思います。
ちなみに単純計算で3000人が5分、10発づつ
発砲したとしすると、3万発が放たれ
戦場での有効弾率を0.5~1%としても、
150~300人を死傷させることができます。
これは一見少ないようにみえますが、
たった5分間でこれだけの人間を殺せるのは銃砲だけです。
お礼
数挺使うから心配なしですか、どうもありがとうございます。