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難しい平仮名
お年寄りの名前に使われることがある平仮名とも漢字とも区別がつかない古代文字のような平仮名(「み」や「ゐ」を崩したような)の種類、読みを掲載しているページを教えてください。 その前にこれは平仮名なのですか?正式な名前を教えてください。
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#3さんのおっしゃるとおり「変体仮名(へんたいがな)」といいます。 お年寄りの名前に限らず、古文書には沢山使われているので、短大では解読の授業がありました(私の専門は日本史。平安時代)。 源氏物語も例えばこんなカンジ(「胡蝶」の巻の冒頭部分)ですが http://herakles.lib.kyushu-u.ac.jp/genji/text/kaisetsu.htm#4 こう書いてあります。 『弥生の二十日あまりのころほひ 春の御前のあり さまつねより、ことに尽くして匂ふ花のいろ鳥の 声 ほかの里にはまだふりぬにやとめづらしう みえきこゆ 山の木たち中しまのわたり 色まさる こけのけしきなどわかき人々のはつかに心もと なく思ふべかめるに からめいたる舟つくらせ給ひけ るいそぎそうぞくかせたまひておろしはしめさせたまふ 日は うたつかさの人めしてふねのかくせらる み こたち上達部などあまた参り給へり 中宮(あきこのむ)この ころ里におはします かの春まつそのはとはけまし 聞え給へりし御返りもこのころやとおほしおととの』 変体仮名に関しては、こちらも参考になるかと。 http://www.ikegamigakuin.ed.jp/hitokoto/kocho/sho/sho38.html あと、フリーフォントもあるようですよ。 http://hp.vector.co.jp/authors/VA012423/h-kana.html ちなみに、このページの表記は、右から「生そば屋(や)」、「天ぷら」、「いろはに」、「ほへと」です。