- ベストアンサー
藁塚は肥料ですか?
藁塚というものがあり、米の収穫後、春先まで放置されているようですが、 あれは肥料に利用するものなのでしょうか? わざわざ塚にする必要があるのでしょうか? よろしくお願いします。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
稲収穫作業の昔は鎌による手刈りで、現在コンバインが多くなってきています。 その中間でバインダー(結束機)による稲株刈取り→結束があります。 コンバインによる刈取りの場合は脱穀しますので、籾は時間をおかず乾燥させます。 この籾は半生なので、集めると発酵するので、基本として同日に乾燥を開始します。 藁はふつうは自動的に切り刻みますが、場合によってはそのまま切らずに放置します。 放置した藁は数日乾燥させて、畜産農家などが敷藁などにするためにヘイベイラーやロールベイラーなどで集めて持ち帰ります。 牧草ですが:http://www.tamagawa.ac.jp/gakubu/nougaku/farm/course/sub1-5j.htm 話を戻して、バインダーで結束した稲束は、先に書きましたように籾が半生なので、稲はぜ(方言がたくさん:はざ・はせ・はで他)掛けして10日以上乾燥させます。 http://www.chusankan.jp/Study/StudyPic.asp?ID=150203 その後脱穀時に藁塚(これも方言あり)を作ります。 そのまま藁束を放置すると、雨などで腐れ始めて使い物にならなくなります。 そこで藁塚にする事で、表面は傷みますが中は守られますので、順次使っていきます。 なぜそのまま持ち帰らないかは、一番は量が多くて置き場所が無い事だと思います。 一部は早めに納屋などに置きますが、全部は置けないことが多いです。 自宅で敷き藁に使う場合に藁塚を作ることが多いです。 すなわち和牛を飼っている場合や、規模の大きくない酪農などの場合が多いです。 藁は直接は肥料にならず、堆肥を作る材料の一つです。 コンバインで刻んだ藁は、本当は早く軽く鋤きこんだ方が良いです。 それは地表ですと乾燥しやすく、微生物が働けず分解しないので地中に混ぜて湿る事で分解が進みます。 未分解ですと逆に悪さをすることがあります。
その他の回答 (2)
- toshihisakasiwa
- ベストアンサー率62% (226/359)
私達の地方では藁ぼっちといいますが今はコンバインで収穫するので少なくなりました。前はわらで縄やむしろやこもを編んだりしてました。また苗を作るとき踏み込みといって発酵熱を使って早く育苗するために使いましたし今も使いますが電気で熱を取るよりしっかりとした苗が出来ます。今は飼料にはあまり使いません。馬の敷き藁には使いますが。つむのは腐らせないためです表面は腐りますが中までは腐りません。
地域によって異なります。 敷き藁等道具 切断して肥料 発酵させるために積む。発酵熱を使って芽だし。発酵品が家畜餌。