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無肥料の自然栽培について
今まで家庭菜園の無農薬栽培にて美味しい野菜が沢山収穫できていました。 http://www.naturalharmony.co.jp/trust/ しかし上記サイトを読んでみると、肥料を大量に投入して育てられた野菜は人体にも有害であるということが書かれています。肥料無しで育てられた野菜では連作障害、病害虫もなく、人体にとって健康な生命力にあふれた野菜が収穫できるそうです。サイトを隅々まで読んでみて、確かにそうかも知れないと思い、今後は無肥料での栽培方法に挑戦してみようと思っていますが、実際にどのように栽培すればいいのかよくわかりません。 堆肥や肥料等は一切入れないが、腐葉土等は大量に投入してよろしいのでしょうか?また、上記サイトの生産者の紹介にある高橋博さんの畑では自家採種の種でないと発芽しないそうです。 「種は肥料がない環境で生命力のある種を残す性質があります。栄養がないと全てのエネルギーが種に集約されるわけです。」と書かれていますが、肥料分の少ない土地で自家採取した種でないと育たないのでしょうか? 自然栽培方法、または、自然栽培方法について詳しく説明されているサイトがあれば教えてください。
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農学(栽培学)の専門の者です。 HP等で紹介されている過激とも言える表現に心を持って行かれる方が結構多いかと思います。 無農薬で栽培するのは不可能でないとしても、無肥料で育てるのは厳しいと言わざるを得ません。適当に持ってきた土に、たまたまある程度養分が含まれていたとしたら、確かに1度目の栽培はできるでしょう。しかし、その土を使って2回目、3回目の栽培を行うとなると、もう肥料成分が枯渇し、まともには育ちません。 人間でも、ペットの動物でも、食べ物が無いと成長しないのと同じく、作物も肥料が必要です。さらに、原種に近い種なら厳しい環境で行くぬくことができるものもありますが、品種改良をしたものは多量の肥料を吸収します。たとえば、ソバのような作物はかなりやせた土壌でも育ちます。ですが、桃太郎のようなトマトでは、かなり養分を必要としますので、ちょっとの肥料不足でもなんらかの障害が発生します(トマトのおしりが黒くなるのは、カルシウム不足です)。 >肥料を大量に投入して育てられた野菜は人体にも有害であるということが これは、硝酸態窒素が多量に含まれる場合などで、そうなることはあります。 どうしても無肥料での栽培をされたいのでしたら、腐葉土のみでの栽培で一度やってみてはいかがでしょうか。ですが、対照試験として、化学肥料を加えた栽培もやってみて、実際どっちが良かったか(収量や味なども含めて)を、栽培後に家族で検討してみるというのはどうでしょうか。
- dekadekakingyo
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サイトではないのですが、この本を一度読んでみてください。 参考になると思います。 福岡正信著「わら一本の革命」(春秋社)
お礼
回答ありがとうございます。質問しました「自然栽培」は、 http://www.h3.dion.ne.jp/~muhi/ (昨日リンク集から発見しました) ↑サイトでありますように、除草、耕起、管理を行い、化学肥料・農薬・有機肥料・堆肥を一切使いません。 (近代では有機農法、無農薬栽培に限界を感じ、自然栽培に取り組む農家の方が増えているとか。) ご紹介頂いた「自然農法」を見たところ、耕さず、肥料も施さず、無農薬かつ無除草との事。ですが、あらゆる栽培方法を研究したほうが成功する確率も高くなると思われますので、参考までに購入するか検討してみることにします。
補足
http://www.h3.dion.ne.jp/~muhi/ ↑サイトを隅々まで読み、リンク集もたどったところ、知りたいことのほとんどがわかりましたので質問を閉じます。
お礼
回答ありがとうございます。私も以前までは無肥料栽培は無理なんじゃないの?という考えでした。ですが、↑質問のサイトとhttp://www.h3.dion.ne.jp/~muhi/ こちらのサイトをくまなく読んでいるうちに実際に成功されている農家が多数ある事を知り、自分も挑戦してみたくなりました。 プレゼントコーナーで応募した無料レポートがついさっき届いたので読んでみました。著作権のため記事転載はできませんが、知りたかった栽培のヒントがいくつか書かれていました。私が思っていた通り、枯れ葉や枯れ草で作られた肥料分の一切入っていない堆肥による土の団粒構造化・自家採取した種(年々、その土地の環境に合った種になる)が必要なのは確かなようです。店売り種でも多少は育つそうですが。 > 腐葉土のみでの栽培で一度やってみてはいかがでしょうか 通常なら数十センチの深さしか根が伸びていかない野菜でも、自然栽培で栽培した場合は、土の中を根がどこまでも深く伸びていくそうです。(例えばチンゲン菜だと8メートル以上深く)ですので、試験的に行うなら露地栽培でということになりますね。以下に似たような私と友人の栽培経験を記載します。 私が家庭菜園を行っている畑は友人と土地を半分にわけて栽培しています。友人は朝早くから夜遅くまでの仕事をしていて時間が取れないためほぼ放置状態。肥料なんかも入れたことがなく、私のあまった苗や種を適当に植えて、収穫時に取りにくる程度です。(笑)ですが面白いことに苗・果実は小さく、収穫量も少ないですが、ほとんど病害虫被害はありません。これで自然栽培で推薦される方法を行えば、実も大きくなり、収穫量も期待できそうです。私の方は堆肥を規定量入れているため有機資材で病害虫予防を行わないといけない状態ですが、順調に有機肥料・資材で糖度の増した野菜・果物の収穫はできています。 このような経験や、無料レポート、サイトをくまなく読んでいくうちに、自然栽培は可能だと思えるようになりました。土から肥料分を完全に抜くには何年かかかりそうですが・・・本当に体によい野菜・果物を食べたいために始めた家庭菜園ですので、自然栽培に挑戦してみたく思います。 実際に自然栽培を行っている方からの栽培のポイント、又は自然栽培方法についてのサイト情報を更に募集しています。よろしくお願いします。
補足
> 桃太郎のようなトマトでは、かなり養分を必要としますので、ちょっとの肥料不足でもなんらかの障害が発生します(トマトのおしりが黒くなるのは、カルシウム不足です)。 ちなみに、友人の肥料分の無い畑で育てられた桃太郎は大豊作です。 有機肥料で育てられた私の畑では、ほぼ全ての野菜が大豊作で糖度も高く甘いのですが、桃太郎に限っては私のよりも実の付きも多く、大きな甘いトマトが収穫できています。まぁ、私の場合、初期段階で肥料を入れすぎてしまったというのはありますが・・・