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リスクのある患者ですが出産は可能ですか?
- 胸部下行大動脈(弓部のすぐ側)に狭窄があり手術適用でしたが、頚動脈の閉塞及び狭窄が確認され、手術はリスクが高いと判断されたため、降圧剤と抗血小板剤治療で経過観察しています。
- 出産は危険だということで止められていましたが、胎児は22週を過ぎれば母体外でも育てられるという話を最近聞きました。
- 早産で産む場合、帝王切開になるのでしょうか?全身麻酔は危険だと言われていました、その場合、局部麻酔でも手術は可能ですか?
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まえの御質問に解答を書き込んだのですが締め切りに間に合わなかったようで投稿できませんでした。すみません。 出産については残念ですが僕も大学病院の先生と同じ見解です。 妊娠すると循環血液量が増えますので現在でさえ心不全を起こした事のある心臓に対して更に仕事の量を増やしてしまう結果になります。 また22週というのは肺のサーファクタントという界面活性物質ができるようになって子宮の外に出てもなんとか理論的には呼吸が可能かも・・・、と言われる最短の妊娠週数であって安全に赤ちゃんが成長できる週数とは到底言えません(ちなみに僕が学生だった頃は22週で出産して最終的に生存できた赤ちゃんの報告例は無かったと記憶しています)。NICUで何ヶ月も集中管理されて点滴だらけで医療費も一月に何百万円もかかって(税金で払われるのですが)御自分の命も赤ちゃんを見る事なくなくなる可能性があり、それでも最終的に赤ちゃんまで失ってしまう可能性があるのを承知で産みたいと言われると強制力は無いので無理矢理止めさせる事は出来ませんがリスクが大きすぎるとおもいますが・・・。 さて、まえの質問でもおっしゃっている手術とは帝王切開の事ですね?大血管の手術で局所麻酔でできる物は一つもありませんので・・・。胸部大動脈の手術の場合、全身麻酔で条件の良い患者さんでさえ10%近く手術で死亡したりする可能性がある訳ですから。 帝王切開の場合は局所麻酔と麻酔剤を組み合わせたやり方をしている施設はあります。しかし麻酔は施設によって流儀が違いますから良く確認為さって下さい。 いずれにしてもリスクのない麻酔はありませんが全身麻酔をされる場合は血圧が下がりすぎると普通の方よりもずっと脳硬塞の危険はあると思います。 局所麻酔でできるような小さな手術の場合は其れ程負担にはならないので可能だと思います。 最後に・・・、主治医の先生ともっと話し合って御自分の現在の状態と治療方針、またその他の治療のオプションが無いかなどをもっと確認した方が宜しいかと思います。 御自愛下さい。
お礼
せっかく書いて頂いたのに、お手間を二重にとらせてしまって申し訳ありませんでした なるほど、納得致しました、現在体調が良くなっていてもそれは見せかけなのだということなんですね 現在の生活に満足しておりますが、もし子供を少しでも安全に産める可能性があれば産みたいと思っていました いろいろとご助言有難うございました、おっしゃる通りよく主治医の先生と話し合うように致します