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83歳の祖母の腸の手術・・・・・
私の祖母は10年前に脳溢血で倒れ、右半身不随でホームで生活しています。去年大腸癌が発見、しかし癌はそのままで、来週腸閉塞にならないための簡単な手術をする予定でした。しかし昨日検査したら、肺・腎臓・呼吸器が平均より3分の1の機能しか動いてない・・との結果でした。その結果を聞いたうえで家族が手術するか否か返事をしないといけません。その体で全身麻酔は厳しいのでしょうか?局部麻酔ならどうでしょうか?手術により何らかの危険が起きますか?麻酔により脳の血管が切れ脳死になったり・・・・・と叔父が手術を拒否しています。専門の方どうが御意見をお願いします。ちなみに祖母は元気です、寝たきりではありません。痴呆もありません。
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今回の手術の目的は`腸閉塞の予防`ですよね。具体的にはどのような手術の内容なのでしょうか。 癌の根治を目的としない、腸閉塞の予防だけであれば (1)癌のある部分の腸を切除(リンパ節をとったりはしない) (2)人工肛門の造設 (1)の場合、普通は全身麻酔ですが、癌のある部位・体型によっては腰椎麻酔でも可能です。局所麻酔では無理です。 (2)の場合、人工肛門を作る位置(腸のどの部分を人工肛門にするのか)によっては、腰椎麻酔でできます。いろいろな条件が合えば局所麻酔(+鎮痛剤、鎮静剤)でできることもあります。 腰椎麻酔とは腰から麻酔薬をうって下半身のみを麻酔する方法、局所麻酔とは切る部分に注射を打ちその部分の痛みのみを取り除く麻酔です。 >>麻酔により脳の血管が切れ脳死になったり まずこんなことは起こらないでしょう。一番心配なのは呼吸機能の低下です。呼吸機能があまりにも悪いと、手術後に人工呼吸器をはずせなくなります。口からのどに管を通したまま...ということです。 ただ`通常の1/3`というだけではなんとも判断ができません。高齢ですので見かけ上の機能が低下しているのか、実際の機能も麻酔が難しいほど低下しているのか....。 (1)手術で起こりうる合併症/危険性 (2)今回提示された以外の方法はないのか (3)手術をしなかったときどのようになるのか 病状は主治医が一番良く把握しています。実際にどれほどリスクがあると主治医は考えているのか....。よく話し合ってください。 蛇足ですが、高齢で各種機能の低下がある患者を手術しなければならない場合、必ず`死ぬかもしれない`というような説明はします。(肺炎が起こる可能性が高い....など多少言葉は違うでしょうが) ただ、本当に手術ができないほど状態が悪いと判断すれば、医者の側からは手術を勧めません。ですから、先にも述べたように主治医とよく話し合い、実際にどれほど危険なのかを理解する必要があります。
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- onaka_itai
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専門家ではありませんが、お邪魔致します。 リスクが高そうですねぇ。 もし、手術をされた場合、術後はホームに戻られる予定ですか? …というのは、ホームによっては人工肛門を造設した方の受け入れが非常に難しいところがあるらしいです。退院後、おうちに連れて帰られるなら、問題は無いですが、入居されているホームには戻る予定なら、ホームに確認した方が良いかもしれませんね。 また、人工肛門になった場合、装具の交換や管理は、ご家族の方で行う予定なのでしょうか?ホームでは出来ないと言われるケースがあるようです。 おばあさまが手術を受けるかどうか、のお話でしたね。脱線してすみません。 おばあさまも心配ですが、支える家族の方も私は心配です。術後、退院後にどうしていくか、お話し合いをあわせてされた方が良いとおもいます。 お大事にしてください。
お礼
アドバイス有難うございました。先日手術を行う結論が出ました。人工肛門は造設しません・・・このまま手術をしないと腸閉塞に必ずなり、その場合は人工肛門造設になるそうです。なのでそれを防ぐための手術です。なんの手術にしても術後の対応は周りが大変ですよね・・術後はホームに戻ることになっていますので、ホームの方々に申し訳ない気持ちと感謝の気持ちでいっぱいです。そして、こうして質問に答えてくれる方がいて、みなさん親身になって考えてくださり・・なんかみなさんの優しさに胸が熱くなりました。…ありがとうございました…!
- kenkenken5
- ベストアンサー率35% (5/14)
1ですが, 結局おばあさん自身がまた家に帰りたいと願っているかどうかではないでしょうか. 腸閉塞が起こると痛みが激しくかなりつらいようです.けっして手術したほうが苦痛が大きいとは限りません.たしかに姑息的な手術は問題の根本的解決にはならないとは思いますが,苦痛をとる手段でもあるのです. ちなみに人工呼吸とは気道に挿管して人工呼吸器をもちいて換気することで,短期間で外すことできれば問題ないですが,はずすことができない場合,患者にとってはかなりの苦痛となります.
お礼
2度のアドバイスありがとうございました。おばあちゃんは家には誰もおらず帰る事は不可能です。ずっと老人ホーム暮らしになります。今まで半身不随で、長年苦しんできたからこれ以上苦痛は与えたくありません。腸閉塞が確実に起こるのであればなんとか手術で防ぎたい・・・切々な願いです。明日担当のドクターに話を聞きに行きみなさんの意見を参考に、結論を出したいと思います!
- kenkenken5
- ベストアンサー率35% (5/14)
術中に死亡する危険性よりも,術後に肺炎をおこし,全身状態が回復せずになくなる危険性の方が高いです.特に低肺機能の方は人工呼吸管理になるかもしれません. しかしたとえ肓腸でも100%安全という外科医はいないとおもいますよ.手術をしなかったら腸閉塞から腹膜炎を合併し,近いうちに亡くなる可能性が高いから主治医は手術をすすめたのだと思います. 認知症がひどくて寝たきりだったのであれば私なら手術を断りますが,そうでなければ少しでも長く生きてほしいので手術してくださいとお願いします.
お礼
ご回答有難うございます。そう肺炎の心配もありますよね・・・・人工呼吸管理って事は酸素マスクでの生活って事でしょうか?そこまでのリスクをかかえても長生きをして欲しいです・・・が、しかし本人が短くても安楽に過せればな~と思う気持ちも半々です!
お礼
ご回答ありがとうございます。先日担当ドクターに話を聞きにいきました。みなさんの意見を参考に詳しく聞いてきて・・その結果手術を行う事にしました。危険性は、やはり呼吸器の低下・・脳溢血の再発・・とのこと!しかしなんかあった場合すぐに専門ドクターが対応してもらえるように・・隣街の大きい救急病院にお願いしました。全く医学医療に知識が無い私ですが、みなさんに前もって聞いて、いろんな事を学び・・その上で結論を出せてよかったです(^0^)本当に有難うございました。感謝します。