貴方の苦労が伝わってきます。本を全員に与えると言う事は、本屋の本でしょうか?私の経験から、はっきり申し上げて、実践に結び付きません。
自分の会社は、何を販売して、どのような科目で仕分けをし、経理処理をしているかと云う事が理解するよう、御社が実際に使用している科目で指導するのがよいかと思います。その事で当社の科目はこれでよいと理解できます。
私は毎月冊子を作成し1時間30分で終わるような勉強会を毎月行ないました。
例)石垣さんは退職金の一部を元手に牛乳販売店を開業しました。支度金として1.600.000円用意しました。早速開業手続きを行い、商標を石垣販売店としました。
A 牛乳販売店の利益計算
1・牛乳販売店開業
石垣販売店で販売する商品は、ホワイト牛乳・コーヒー牛乳の2種類にしました。いずれも仕入れ値段は1本1.600円です。売値は1本2.000円で売ることにしました。したがって1本400円の儲けになるものとします。
2・石垣販売店は、まず、1.600.000円の元手で商品(各種を1.000本)を仕入れ全部1日で売りさばきました。
1本1.600円のものを2.000円で売るわけですから、1日の販売が終わって計算したら、石垣販売店主の手元には2.000.000円残りました。
儲けは2.000.000円ー1.6000.000円=400.000円でした。
◎ 以上の過程を纏めると、次にようになります。
元 本 購 買 販 売
現 金 商 品 現 金
160万 160万 200万
(資金) (商品仕入) (売上高)
↓
現金2000000の分析
→元本(資本金1600000
現金2000000{
(売上金) →利益(儲け) 400000
3貸借対照表の作成
科目 借方 科目 貸方
売上
現金2000000 元本1600000
(資産) (資本金)
利益 400000
(儲 け)
合計2000000 合計2000000
この外に御社の使用科目を会計用語として、資産・負債・損益を一覧にして、科目の意味を記入して渡したら御社の経理を早く覚えると思います。