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コンデンサのエネルギーについて
度々質問して申し訳ありません。 コンデンサ(蓄電器)に貯まる電気エネルギーの 考え方について質問致します。 例えば、1[F]のコンデンサに1[C]の電荷が貯まって いたとします。Q=CV、W=1/2・CV2より、 W1=0.5[J]となります。 そこに、初期電荷0[C]の1[F]のコンデンサを、 上記コンデンサに並列に接続した場合、合成静電容量は 2[F]、二つのコンデンサを合わせた総合電荷量は 1[Q]となるので、二つのコンデンサに貯まっている エネルギーの総量W2=0.25[J]となります。 つまり、W1>W2となり、W1-W2=0.25[J]は 何処に行ってしまったのでしょうか? このことは、誘電損が無い理想コンデンサを考えたとしても、 コンデンサに蓄えたエネルギーは全て完全に取り出せない ようにも思えてしまうのですが...。 素人ながら考えると、 上記エネルギーの差、W1-W2は電束の時間的変化として、 空間に放出(電磁波)されてしまうのか?とも思っています。 しかし、現実的な電子部品としてコンデンサを考えた場合、 遮蔽構造になっていて、空間中にエネルギーを放出できる 構造にはなっていないので、上記実験をすると、どういう ことになるか想像がつきません。 以上の件について、アドバイスを頂けると幸いです。
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補足
foobar 様 こんにちは、早速のご教示ありがとうございます。 自分の表現が不適切で、申し訳ありませんでした。 自分の質問は、基本的に理想コンデンサ? と言いましょうか、導体の抵抗は0Ω、 配線に関わるインダクタンスも0H、 と、仮定した場合のお話です。 そもそも、机上の話だとしても、 そんな都合の良い理想系(Cだけとか)は、 基本原理的に成り立たないものなのでしょうか? 遮蔽されたコンデンサの例え話は、 電磁波としてエネルギーが放射されない場合は、 (そもそも、ここが良く解っていませんが、そう仮定すると) 例題の並列後のコンデンサ(2F) に貯まる電荷が約1.4[C]にならないと、 初めに貯まっていた電気エネルギーの0.5[J] にならないことになってしまいます。 つまりW1=W2ということです。 つまり、1[C]の電荷が1.4[C]に増える? おかしな事になってしまうのでは...? という逆説、が違っているのだから、 そのエネルギーの差分は何処へ??? くどくて、すみません。 以上です。