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一般木造住宅の外壁材と断熱材の種類と厚み(地域区分IV)
地域区分IVに住んでおります。埼玉県の平野部とお考え下さい。夏場は最高35℃近くになる地域です。 一般木造住宅を新築する予定はないのですが、重量鉄骨でやや大きめな店舗を新築する計画があります。(外壁はガルバリウムもしくはALCの予定) 当然、断熱性能も気になるところで、その比較資料にしたいので下記項目を教えて下さい。 予算により違うと思うので、低予算で最低必要な材料と厚みの回答でお願いします。特に夏場の断熱性能を気にしてます。 【一般木造住宅の場合】 (1)外壁材(一番使われてる外壁材の種類は?) (2)その外壁材の厚みは? (3)断熱材(一番使われてる断熱材の種類は?) (4)その断熱材の厚みは? (5)断熱材が結露によって落下、もしくは厚みの減少でその機能を果たさなくなった事例を見た事があるか? (6)断熱材の結露対策は一般的にするのか? (7)結露対策の具体例は? (例)透湿防水シート、通気層、防湿シート等。 以下は任意です。 (8)できれば屋根の材質と断熱材についても同様に教えていただけると助かります。
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木造の軸組み工法の充填断熱及び天井断熱・床断熱の話です。 (1)建売などでは窯業系サイディングが一般的 (2)? (3)壁・天井はグラスウールで床はグラスウール又は発泡系断熱材 (4)壁 10kの75mm(省エネ基準でIV地区は10k60mmになり 60mmが無いので75mmを使っている) 天井 10kの100mm(省エネ基準でIV地区は10k100mm) 床 発泡系断熱で30~40mm 断熱材の種類や密度などによって厚さは変わってきます。 (5)見たことはありません。 殆どが施工ミスによるものだと思います。 断熱材の固定方法が標準施工で無い場合が殆どです。 (6)グラスウールなどの繊維系断熱材場合、壁材と断熱材の間に 防湿シートなどが必要です。 (一般的には防湿シートが貼られたグラスウールを使用するので新たに防湿シートは必要ありません。 但し、高断熱・高気密仕様にする場合はシート無しのグラスウールを使い 別に防湿シートを貼ります) (7)防湿シートで部屋内から壁内への湿気の流入を遮り 外壁材と透湿防水シートの間に通気層を設けそこから 壁内に入った湿気を排出する仕組みが一般的です。 (8)屋根材は瓦かコロニアルが多いのではないでしょうか。 屋根の断熱は、屋根断熱の場合は発泡系断熱材で 天井断熱の場合はグラスウールが多いと思います。 屋根断熱の場合、厚みもあまり大きな物が使えないので 薄くても性能の良い断熱材を使わなければならず コストも掛かります。 断熱材の種類や地域別の断熱仕様に関しては 住宅金融公庫のHPに記載されています。
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- takoyaki77
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(1)外壁材(一番使われてる外壁材の種類は?) サイディング12ミリ、サイディング16ミリ モルタル、パワーボード37ミリ 金属系サイディング(ガルバ)、タイル ※売れているイコール安いということです。良い物はそれなりに高い。 (3)断熱材(一番使われてる断熱材の種類は?) グラスウール75ミリ、100ミリが一般的。 予算がある場合は、樹脂(プラスチック)系断熱材で外断熱。 グラスウールはめちゃくちゃ安いものです。だから一般的。 (5)断熱材が結露によって落下、もしくは厚みの減少でその機能を果たさなくなった 事例を見た事があるか? 外壁の張替え工事に立ち会うと、グラスウール使用の家は ほとんどグジュグジュになっている。まぁ、昔の家が多いからだと思うが。 (6)断熱材の結露対策は一般的にするのか? 住宅ではやってあたりまえ! 結露で一般的なのが、冬場に暖房で暖められた湿気が、外に向かって 移動し、冷えた湿気がグラスウールを濡らします。 よって、室内から室外に湿気がいかないように、グラスウールの片側に ついている防湿シートを室内側にしっかり施工することが大事。 (外壁側の透湿防水シートのことではありません。) でも、なかなか施工的には難しいことなので、断熱性能を求めるなら、 外断熱の家がやっぱり良いでしょう。冷暖房などの省エネ効果が期待できますよ。そのかわり値段は高い!! あるいは、ALCなどの断熱性能がよい外壁を使うのも手です。 とにかく、安くて良い物なんて世の中にはありません! 高くて悪いものはありますが・・・。 世の中の多くは最低限の性能を満たした安いものが求められているんでしょう。 でも、こだわり部分にちょっとお金をかけることで、グーンと住宅が レベルアップしますよ。頑張ってください。
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詳しい回答ありがとうございます。 私の場合は重量鉄骨(店舗)で断熱対策をどうするか?という疑問があり、参考の為に木造住宅の場合の質問をさせていただきました。 >金属系サイディング(ガルバ) 当地ではまだガルバを使用した建物が見あたりませんが、今後普及していくのでしょうか? >グラスウール75ミリ、100ミリが一般的。 めちゃくちゃ安いですか? 100mm厚で10kの場合で1m2あたりのお値段がわかりましたら教えて下さい。 >ほとんどグジュグジュになっている。まぁ、昔の家が多いからだと思うが。 今回の場合、一番心配なのがこれです。 >住宅ではやってあたりまえ! 最近、知って驚いたのですが今回の施工業者は結露対策は行わないそうです。 防湿シートを結露対策として使用した事がないらしいです。 さらに通気工法はコストアップになるので透湿防水シートも使わないようです。 グラスウールの固定は「鉄骨胴縁が100mmなので挟み込んで外壁と内壁でおさえるだけ」だそうです。 これではグラスールの性能劣化が心配です。 もう一度、施工業者に確認してみますが・・・ >冷暖房などの省エネ効果が期待できますよ。 私が一番こだわる理由はエアコンのランニングコストなんです。住宅ではないので店舗全体を温度調整するので、断熱性能は非常に重要項目です。 断熱性能を上げる為に結露対策をしっかり行い、エアコンのランニングコストを下げる方針でおりますが、まだまだ施工業者に意志が伝わってないようです。 長い目でみれば断熱にコストをかけた方がお得だと思いますが、いかがでしょうか? ちなみに今の施工業者は地元では住宅メーカーとして実績がありますが、今回規模の店舗(総床面積1,000m2)の新築の実績はないようです。
お礼
>(1)建売などでは窯業系サイディングが一般的 やはり窯業系サイディングですか。木造住宅でALCはないですよね? >(3)壁・天井はグラスウールで床はグラスウール又は発泡系断熱材 やはりグラスウールが多いようで。今回は店舗なので床に断熱材を使う事は念頭にありませんでした。 >(4)壁10kの75mm(省エネ基準でIV地区は10k60mmになり60mmが無いので75mmを使っている) 省エネ基準というのがあるのですね。IV地区は10k60mmですか。参考になりました。 グラスウールは密度により断熱性能に違いがある事は調べて知りました。10Kが省エネ基準ですね? >天井10kの100mm(省エネ基準でIV地区は10k100mm) 天井は壁より厚い基準になっているんですね? >(5)見たことはありません。 殆どが施工ミスによるものだと思います。 断熱材の固定方法が標準施工で無い場合が殆どです これは意外でしたが、ほとんとが施工ミスですか。 「見たことがない」というのは、壁面内の防湿対策を行った場合の話ですよね? グラスウールが落下した事例を身内の者が見たり聞いたりしてるので心配しております。 >一般的には防湿シートが貼られたグラスウールを使用するので新たに防湿シートは必要ありません。 防湿シートが最初から貼られたグラスウールが一般的だとは知りませんでした。まだまだ勉強不足ですね。 >(7)防湿シートで部屋内から壁内への湿気の流入を遮り外壁材と透湿防水シートの間に通気層を設けそこから壁内に入った湿気を排出する仕組みが一般的です。 やはり、店舗でもこの防湿シートは必須でしょうか? >屋根断熱の場合、厚みもあまり大きな物が使えないので薄くても性能の良い断熱材を使わなければならずコストも掛かります。 店舗の場合、屋根断熱をどうするのかまだ施工業者に聞いておりません。屋根も外壁もガルバリウムになりそうなのですが、屋根の断熱材として薄いグラスウールで断熱性能のよいものが理想となるのでしょうか? 住宅金融公庫のHPも参考にさせていただきます。