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ヤクルトおばさんの謎
高い人件費を使っている理由は何なのでしょうか。 スーパー等に商品をおけばコストが下げられると思うのですが。 (なお,女性の福利厚生の観点からあの制度は素晴らしいものだと個人的には思っております。)
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こんにちわ。 広告代理店に勤務しているものです。 ヤクルトおばさんについては、確かにそんなに売れているわけでもないのに高い人件費を払って・・・と思われるかもしれませんが、実はあのヤクルトおばさんでの売り上げがとても多いのです。 特に、都心部では、オフィス中心に回っていますのが、地方に行くと高齢化している町もたくさんありますので、定期的に自宅に来てくれたときに、買っているお客さんや、あのおばさんたちが地域に密着しているおかげでヤクルトの地域を大切にする経営ビジョンが明確になったり、ブランドイメージができたりしているのです。 特に新商品などが発売されたときなどは、予算の関係で、首都圏でしかCMを流せなかったとしましょう。そうすると、自分の自宅に新商品のお勧めをしてくれて、しかもいつも買っているおなじみの人から手にとって、すすめられる商品はCMを見るよりも高い販売率につながる事がたくさんあります。 というわけで、全国に多くいるヤクルトおばさんは、ヤクルトの欠かせない大切な人材であり、広告塔であり・・・というわけなのでした。 ちなみに1年か2年に一回全国のスタッフを本社によんで、売り上げなどに貢献したスタッフを表彰した利する大規模なイベントも開いていますので、スタッフをとても大切にしているようです。
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- code1134
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買い手側の経済(金銭)的効率性からはスーパー等の量販店に経由で、の方が安上がりの可能性が高いのは自明です。 しかし、一昔(否二昔か?)前の牛乳や酒&醤油等の如く容器がガラス瓶で、容器自体の重量が嵩張る例はあったし、それ故宅配が殆どだった製品も存在していました。 (厳密には当時、スーパー等のチェーン店化が未だだった、と言うべきかも知れませんが) それ故、(プラスティク製で、容量も1本200ml以下位の)ヤクルトなら、量販店経由と、ヤクルトおばさん経由との並存型の販売形態でも不思議ではないと思います。 更には、(新聞等でも同様ですが)客の固定化が見込め、(質問者さんが明示の如く)、女性の福利厚生面でもプラスであり、子育てに追われる方へのフォローも整えているので、定着率が高く、しかもある程度の年令の子供なら"ヤクルト"の利用者になりうる点で、好循環が成立するからでしょうね。 http://www.chuotokyo-yakult.co.jp/rec/index.html
- 参考URL:
- http://www.yakult.co.jp/
お礼
ありがとうございました。 流通形態もポイントだったのですね。 確かに都心に住んでいるとどこにもスーパーがありますが,地方ではそう簡単に買えないこともあるかもしれません。 もう少し「ヤクルトおばさんの商法」を記録した書籍を探してみることにします。
- sirouto1gou
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こんにちは。 ヤクルトは、売っている方が販売所から「買い上げ」て、それを売っているのです。 つまり、ヤクルトおばさんは個人経営をしているような感じです。 当然、自費で支払っているため、ヤクルトおばさん達の意気込みも当然違います。 ヤクルトサイドとしてはこの様な販売方法をしているため、売れ数が安定しているため、安全であり、おばさん達のリスクも考えて、敢えて高い人件費を支払っているのではないでしょうか。
お礼
ありがとうございます。 「ヤクルト本社⇒○○ヤクルト会社⇒ヤクルトおばさん」という構造ですね。 ただやはり人件費込みだと製品自体のコストが高くなるような気がしますね。
- Dooon
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>売れ残ったら可哀相な気がしますね。 多く売れるかも、でも売れ残ることを考えると・・・ このあたりが難しいようですよ。
- Dooon
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そちらの方が売れるからでしょうね。 商品はおばさんが購入しているので、スーパーに置くより売れますよね。 それに、スーパーでは場所が限られているので、 それぼど売ることができないのでは。 配達しているバイクや自転車もレンタルらしいですし。
お礼
早々のご回答,ありがとうございました。 確かにご贔屓のサラリーマンなんかたくさんいますものね。 あと「商品はおばさんが購入している」ということはヤクルトおばさんが自分が「買取」してから販売しているのでしょうか。 売れ残ったら可哀相な気がしますね。 (その方がノルマがあって頑張るか・・・)
お礼
ありがとうございました。 なるほど。「大切な人材であり,広告塔」ですか。 「人材」の役割・価値を低くみる傾向にあるIT社会の今日においては,いい話ですね。 そんな人材の使い方はとても勉強になります。