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カタログの作品をポートフォリオに収めたいとき
以前もこちらで質問させていただき、転職活動用のポートフォリオを作成しています。 B4サイズの黒い台紙にA4で出力した作品を貼付け、その下にコンセプトや制作期間などを書いた小さな紙も貼付けています。 A4縦のサイズで作成したチラシは問題なかったのですが、仕上がりサイズがA4の見開きのリーフレットや8ページ程度なのですが、商品カタログがあります。 この作品を見開きで見せたいのですが、A4縦に出力しようと思うと50%くらい縮小しなくてはならないです。 ちょっと小さくなりすぎてしまうかなと思うのですが、こういった場合はどのように見せるのが適切でしょうか? また、ページ物の場合は見せたいページだけを抜粋して収めた方がいいですか?全ページ出力するとファイル自体の量が多くなってしまうような気がするので迷っています。 あと、仕事で作ったものなのでクライアント名が堂々と出てる物もあるのですが、一応伏せた方がいいのでしょうか? 業界未経験で初めての転職活動でさっぱりわからない始末です。たくさん質問してしまって申し訳ありませんが、よろしくお願い致します。
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デザイナーの採用をやっております。 書類選考の度に、刷り上がりを提出することは物理的に不可能と思われますので、ポートフォリオでは、作品の大まかな内容や雰囲気が把握できれば充分と思います。 みっちりと細かい文字や写真がつまったカタログ類の見せ方ですが、大きさを気にしているとポートフォリオそのものが大きく、またページ数も多くなってしまいますので、レイアウトしやすい適当なサイズに縮小してしまって構いません。 A4サイズの場合、1ページ(210mm×297mm)を、名刺くらいのサイズまで縮めてしまっても大丈夫だと思います。 オーディオや家電等のカタログの場合、ラストのスペック表など、デザインが施されていないパートまではポートフォリオに入れる必要はありません。 ただ、カタログもちゃんとストーリーに沿って構成されていますので、それが受け手に伝わるようにまとめるべきです。あまりにもページを飛ばしすぎると、見る方も内容が理解できなくなってしまいますのでご注意ください。 大抵のカタログなら、表紙からページ順に並べていけばよいのではないでしょうか。 クライアント名を伏せる必要の有無ですが、全くありません。 むしろ、どこのクライアントを経験していたかはぜひ知りたいことですし、公表しても差し支えないことですので、伏せると変に思われるのでは。 また、よくポートフォリオにはどんな制作物を入れるべきか・入れてもいいか、を尋ねられることがありますが… 実際に、カンプや提案レベルの制作物等、日の目を見ることができなかった制作物でも、その仕事が既に終了していれば問題ありません。 また、仕事以外で自主的に制作した作品も、あればできるだけ入れたほうがいいと思います。仕事では分からない、デザイナー個人のセンスや個性をアピールすることができますし、現時点での仕事作品が少なくポートフォリオが貧弱になってしまうようなら、自主作品で膨らますことも可能です。卒業後3年以内なら、学校の卒業制作などもOKです。 ただし、現時点で制作が終了していない(商品が市場に出る前の広告やツールなど)ものや、クライアントから内容の口外を禁じられている制作物は、入れるのを諦めましょう。 機密が漏れることでクライアントに迷惑がかかりますし、採用側からも、この候補者は口が軽いと思われてしまいます。 ポートフォリオから判断することは、この人物はどういうキャリアを持っていて、どのような作品に関わってきたかということです。 ですので、書類選考の場合は作品だけではなく、職務経歴書もきちんとつけてください。 ただし、実際の面接には、可能な限り刷り上がりを持参していただきたく思います。 私の場合、面接に来ていただく方達には、カタログ類に関してはなるべく刷り上がりを持参して欲しい旨事前に連絡しますが、入手ができなかった等の理由で、持ってきていただけない場合が多いですね。 せっかくよさそうな作品なのに、小さすぎてよく分からないとなった結果、残念だけどNGというパターンも過去にはありました。 本来はどんな制作物でも刷り上がったもので見ないと、細かい部分の処理や、デザインに対して用紙の選び方が適切か…など、デザイナーとして備えるべきスキルが正確に判断できないのです。刷り上がりは大切にしましょう。 最後にポートフォリオの実際のサイズについてですが、弊社に応募される方達のものを拝見していますと、A4サイズで作ってこられる方が多いですね。最大でもA3程度です。 サイズの大小は、合否に全く関係ありません。例えA4でも、内容の濃いポートフォリオであれば好感度は大です。
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- terup435
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仕上がりが印刷物の場合はパソコンからの出力よりも 印刷の仕上がりや紙も見たいので現物を見せてもらいたいです 雑誌などの見開きは本紙校正や現物を貼り付けてほしいです また、ページものは現物が見たいです 採用する側が知りたいのは どんな業種を経験しているのか、どのくらいのスキルがあって どのくらいの仕事を任せられるのかということです 自分の作品を大体10分から15分くらいで簡潔に説明できるように まとめてから面接に行きましょう クライアント名は見えていても問題ありません クライアントのロゴなども含めて広告ですから隠したら意味がありません
お礼
ご回答ありがとうございます! カタログは現物も可能な限り添付したほうがいいのですね。私は専門の制作会社に居た訳でないので、紙や印刷の仕上がりまでは関わってなくて、データを作成するまで、という感じでした。 クライアント名はちょっと迷ったのですが大丈夫なんですね!がんばって転職活動をしようと思います。ありがとうございました。
お礼
たくさん丁寧にご回答ありがとうございました! カタログは名刺サイズ(!)まで縮小しても大丈夫、とのことで安心しました。全体の流れを見せるのも大事なんですね。できるだけ現物も添付したいと思います。 仕事が完了しているものなら入れても大丈夫というご意見も大変参考になりました。あと、ギリギリになってしまうのですが、卒業制作も入れてみようかなと思います。 採用者様からのご意見とても参考になりました。ありがとうございました!