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電気工事士と、電験ってどう違いますか?
電気工事士は1種と2種があって、だいたいその内容はわかるのですが、電験とはどう違いますか?電験にも種類がありますか?一般的にどっちが難しいですか?
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筆記試験のレベル的には、電験の方が電気工事士よりはるかにレベルが高いです。 主任技術者(電験)は、スキルは必要ですが、テクニックはそんなに必要ではありません。(経験は必要ですが…。) 電気工事士は、その逆にスキルも必要ですが、それにもまして、テクニックはとても重要なファクターとなり、これを会得するにはとても長い経験を要します。 更に、主任技術者の仕事の範囲は、比較的狭い範囲ですが、電気工事士の場合、かなり広いです。 建築関係を始め鉄道や発電所・送電設備・配電設備・の施工はもとより、管路を地中に埋設する場合などは、土木的なスキルも要求されます。 (当然ですが、建築関係の電気工事では、建築関連のスキルも要求されます。) 今の時代ですから、テクニックの習得に長期間を要する電気工事士(1種/2種)は、ある意味難しいのではないかと思います。 現実的には、VVFケーブルぐらいしか使った事のない電気工事士も多数います、金属管の配管(曲げ加工を含む)をできない電気工事士も多いです。 金属管の配管が出来る電気工事士の中でも、コンクリート中や天井内部や壁内部への隠蔽配管は、できても露出配管ができなかったり、センスが良くなかったりと言う電気工事士は多いです。 また、最近ではねじなし電線管の普及でねじ切り管を使っての配管を出来るスキルが無い電気工事士が増加傾向にあるのも事実です。 コンクリートに打ち込む配管の場合も、PF管やCD管の普及で、そういうところへの金属管での配管を施工するスキルが無い電気工事士も増加傾向にあります。 如何なる施工方法や国土交通省などの仕様に合わせた施工が、図面に記載/指示されていても、その全てを熟知し、如何なる施工方法や仕様でも完璧に施工出来るレベルの高い電気工事士は、とても少ないのが現状です。(言い換えれば、ほんの一部のことしか出来ない、電気工事士がとても多いってことです。) それぞれの資格は、その趣旨が違う為、比較対象ではありませんが、両方の資格を取得していたとしても、同時に行使することはできないことを、ご承知おきください。(管理と工事は、別で根ければNGなのです。)
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- ayupapa
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工事士は電気工事の実務を安全に行う為の資格、電験(電気主任技術者)は工場や変電所の電気設備の保安監督仕事です。電験の方が難しいはずです。3、2、1種の順で難易度が高くなります。 ぶっちゃけた話、手を動かすのが工事士、頭を使うのが主任技術者です(語弊があるかも)。その為、ろくに配線工事のできない電気主任技術者もいます(私のことか?)。