フェーリング反応で水酸化銅ができない理由
フェーリング反応の半反応式 2Cu^2+ + 2OH- + 2e- → Cu2O + H2O
R-CHO + 2OH- → R-COOH + H2O +2e-
上の式で水酸化銅CuOHができないのはなぜですか?
AgOHは不安定で加熱なしにAg2O↓へと反応が勝手に進むのに対し、イオン化傾向の強いCaやCuはCa(OH)2、Cu(OH)2として安定し加熱なしにCa2O、Cu2Oにはならないと書いてありました。
ここでも、フェーリング液内で銅の水酸化物化を防いでいた酒石酸ナトリウムカリウムが作用しているのでしょうか?
それとも全く別の仕組みですか?
また、イオン化傾向の弱い金属が水酸化物になれない(すぐ酸化物に変わってしまう)のはOH-の持つ強い陰イオン化力(造語ですみません)とバランスが取れないからですか?
中途半端な知識で考えたことで申し訳ありませんが、詳しい方教えてください。
どうぞよろしくお願いします。
お礼
ありがとうございました。