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荷電子反発則と水素結合について

受験勉強です。荷電子反発則の解説では電子対が反発することで外側に離れそこから電子の立体構造を推測します。しかし、NH3の水素結合の説明を見たらNの電気陰性度が強い為に電子対は中央に寄りマイナスになり外側のHはプラスに偏るとなっていました。矛盾するようにみえますが私の解釈が間違ってるのでしょうか?

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回答No.1

電子対反発則(VSEPR)のことでしょうか? 大学受験なら覚える必要はありません。 それから、おそらくは水素結合の説明ではなくて、極性の説明でしょう? 電子対反発則はひとつの原子に注目して、その回りの全部の軌道を考えて、結合方向を予測するものです。 ひとつのN-H結合に注目するものではありません。

参考URL:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8E%9F%E5%AD%90%E4%BE%A1%E6%AE%BB%E9%9B%BB%E5%AD%90%E5%AF%BE%E5%8F%8D%E7%99%BA%E5%89%87
hiroono
質問者

補足

回答ありがとうございます。ご指摘のとおり電子対反発則のことです。問題に説明がありそこから電子の立体構造だけ分かればよい設問なので詳しい知識は求めてないようです。東大の問題でした。 水素結合はまた別の解説だったのですが反発則との整合性が判然としなかったので混乱してしまいました。 N-Hの部分的瞬間的現象を説明していると理解すればよいでしょうか。

その他の回答 (2)

noname#62864
noname#62864
回答No.3

水素結合に関する補足です。 水素結合が形成されるためには、Hが電気陰性度の大きい原子と結合することによって、比較的大きい正電荷を帯びていることが必須条件です。 具体的には、O-H, N-H, F-Hのいずれかの結合がある場合に、それらの水素は水素結合を形成する可能性があります。F,O,Nはいずれも電気陰性度の大きい原子だからです。C-HなどのHは水素結合を形成しません。 また、水素結合の相手となるのも電気陰性度の大きい原子です。具体的には、F,O,Nの3種の原子です。 これら以外の場合には、水素結合は形成されないか、形成されたとしても非常に弱いものになります。 なお、水素結合は通常、分子間で形成されます。アンモニアの場合であれば、ある分子のN原子と別の分子のH原子の間に水素結合が形成されます。また、水素結合は、分子間力の一種ですので、気体や液体では水素結合の相手は絶えず変わっていると考えて良いでしょう。

hiroono
質問者

お礼

ありがとうございました。よく分かりました。

noname#62864
noname#62864
回答No.2

共有結合の電荷の偏りを議論するときには、通常、電気陰性度で考えます。 No.1のご回答にもありますように、荷電子反発則(原子価殻電子対反発則のことだと思いますが)は電子対同士の反発を考えるものですので、結合における電荷の偏りとは関係ありません。

hiroono
質問者

お礼

疑問点が払拭されました。 ありがとうございました。

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