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対日投資会議は日本にとって是か非か
平成6年の宮沢首相時代に日本の経済・証券市場の閉鎖的な障壁を取り除いて米国が投資しやすい環境を作るために対日投資会議が設立されました。現在の議長は小泉首相です。 この会議の成果として金融ビッグバン、持株会社解禁、株式交換制度、確定拠出年金制度、不動産の証券化、・・・など数え上げたらきりがありません。 この成果の恩恵で、米国のハゲタカファンドのリップルウッドが日本長期信用銀行をただ同然で買い上げ、瑕疵担保特約で数千億円以上も日本企業を潰してぼろ儲けしたことも記憶に新しいです。 もっとも規制緩和自体は望ましい面も多いのですが、マイナス面・危険性に対して十分なルールや保護策がないまま進められているように思われます。 悪くいえば、外資による日本資産の買収を促進するための売国奴的な仕組みともいえるのではないでしょうか。 最近のライブドア事件で米国流?ともいえる買収手法が問題になり、あらためて対日投資会議の意義に疑問を感じますが、国会などは表面的なことだけに論争が終始し、政治的に非常に重大なこの対日投資会議までには問題を掘り下げていないようですが、なぜでしょうか?
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- rikukoro
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リップルウッド・・非常によいことです。 あの時、日本長期信用銀行の売却先は外資に限定してませんよ。 たまたま購入先が外資なだけです。 又 >日本企業を潰してぼろ儲けしたことも記憶に新しいです。 どの企業がつぶれたのか具体的に示してください。 それとも売却先を決めず朝銀のように何兆円も税金をたれながし、その一部が北朝鮮の軍事費になるほうがよっぽど売国奴的な仕組みともいえるのではないでしょうか
- lvmhyamzn
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非常に是です。 リップルウッドが日本長期信用銀行を買ってくれなくれば、いまの顧客満足度の高い新生銀行はなかった。 ただ同然だったならばなんで日本の企業は買わなかったの? 買ってくれた外資には感謝すべきで、見捨てた日本企業を非難すべきでしょう。 米国というか外資が投資しやすい環境を作って、どんどん来てもらいたいですね。 日本の分けがわからん銀行の口座を持つより、ユダヤ人の銀行の口座を持った方が日本の消費者にとってははるかに利益になる。 そもそも、80年代は逆に日本企業が外国企業を買っていたわけであって、いまだって各国政府は日本企業を誘致しているけど、あれは売国的なんでしょうかね?
お礼
回答どうもありがとうございます。 日本長期信用銀行には日本政府が数兆円の支援を行い一時国有化しながら、結果的にリップルウッドが実質10億円で購入したそうです。さらには瑕疵担保条項で日本コロンビア、そごう、マイカルなどの債権を補償しました。リップルウッドはその結果1兆円近く稼いだそうです。 ただ問題なのは、日本長期信用銀行の支援には中央信託銀行、三井信託銀行が選考に残っていましたが、明確な理由は明らかにされずにリップルウッドに決まりました。そしてその譲渡契約には瑕疵担保条項が、リップルウッドの求めに応じて内密につけられていました。 これだけの異常に手厚い特約の事実があれば、今の顧客満足度の高い?新生銀行の存在は全く不思議でも何でもないでしょう。 市場開放・規制緩和は好ましい方向に思えるかもしれませんが、それはプラス面やマイナス面、さらにはそれに応じたルール・法的規制が備わってこそ意義のあることだと思います。 米国は国家戦略が明確にあります。法的規制もしっかり備わっています。貿易等で問題があると思えば直ちに経済的規制を発動し、米国の国益を守ります。 それに対して、日本はほとんど何もしません。出来ません。 目先の利益でユダヤ人の銀行に預け短期的な恩恵を受けたとしても、最終的に泣くのは自国を大切にしない者でしょう。私はそう思います。 回答どうもありがとうございました。
お礼
回答どうもありがとうございます。 リップルウッドに関してはNo.1のお礼欄で書いたことと同じですので割愛させていただきます。 朝鮮銀行に関しては、私も同意見です。こちらも数兆円も支援してしまい、結果的に北朝鮮を支援してしまっています。このことは国内的にも国際的にも大問題です。 ただ朝鮮銀行に関しては、規制緩和とか外資導入問題とは異なる別の政治問題ですので、今回の質問からは少しはずさせてもらいたいと思います。 回答どうもありがとうございました。