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営業譲渡時の仕訳について教えてください
Aという会社からAの一部門をBという会社に営業譲渡した場合、Bはその部門の売掛金をそのまま引継ぐためAからは、Bに対し売上計上します。それに対して、Bは買掛金が発生します。 Bでは、その買掛金を売掛金に振替えるにはどのようにしたらよろしいでしょうか? また、Aでは、売上計上することで相手科目の売掛金が発生し、譲渡部門の売掛金をどのように処理したらよろしいでしょうか?
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ご質問を繰り返します。 「Aという会社からAの一部門をBという会社に営業譲渡した場合、Bはその部門の売掛金をそのまま引継ぐためAからは、Bに対し売上計上(1)します。それに対して、Bは買掛金が発生(2)します。 Bでは、その買掛金を売掛金に振替えるにはどのようにしたらよろしいでしょうか?(3) また、Aでは、売上計上することで相手科目の売掛金(4)が発生し、譲渡部門の売掛金をどのように処理したらよろしいでしょうか?(5)」 (1)から(5)について。 (1)[営業譲渡]という取引は通常、営業項目となりえませんので、A社の営業収益として売上計上するのはおかしいです。 (2)B社にとっても営業の譲り受けにより生じた債務は営業債務ではないため、[買掛金]というのはおかしいです。[未払金]がいいかと思います。 (3)債務を[売掛金]に振り替えるというよりも、譲り受けた[営業]に売掛金が含まれており、それらを一体として購入したと考えるべきです。なので、仕訳としては以下のようになります。 売掛金/未払金 (4)上の(1)(2)の理由のとおり、B社に対する[未収入金]としたほうがいいと思います。 (5)営業譲渡の効力発生により、A社の売掛金がA社のものでなくなります。売掛金が減少して、その分、B社に対する未収入金が計上されます。 未収入金/売掛金 ちなみに、A社で譲渡対象となった営業に関する資産・負債が以下のとおりだった場合。 売掛金30、棚卸資産40、固定資産20、買掛金30 これらを含めた営業をB社へ100で譲渡したとします。 <A社での仕訳> 買掛金30 /売掛金30 未収入金100 /棚卸資産40 /固定資産20 /営業譲渡益40 <B社の仕訳> 売掛金30 /買掛金30 棚卸資産40 /未払金100 固定資産20 営業権40