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安息香酸の結晶の形
長文です。読みにくくてすみません。 検体のベンゼン溶液から安息香酸の結晶を取り出すという実験で、炭酸水素ナトリウムを抽出し、塩化ナトリウムを入れて酸性にしたあと、吸引ろ過しての結晶をろ取して、再結晶という手順をおこない結晶の形を観察したのですが、結晶の1つ1つの形に格子がみられ、光にあたると光沢が見えました。 本来、安息香酸の結晶は針状結晶が見えると思うのですが、格子状になった理由が私自身よく分かりません。。 教科書・参考書や、PCの方で検索してみたのですが、答えを導き出すことができませんでした・・ どなたか一緒に考えていただけないでしょうか・・? よろしくお願いします。
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一般論として結晶の形状は再結晶の条件によって変化することがあります。 安息香酸の場合がどうかということはわかりませんが、私の経験ではやはり針状が一般的なように思います。 ゆっくりと再結晶すれば針状になったと思いますが、急速に結晶化させるとそれらがつながった不定形のものになるかもしれません。 ただ、「格子」の意味がよくわかりません。針状のものがいろいろな方向に交差して格子状になっているということでしたら、それは格子状ではなく針状と表現するべきだと思います。すなわち、針状結晶と言っても結晶の生じる方向はランダムですから。 ついでに実験操作の記述として不適当なところを修正しておきます。「 」内が修正個所です。 炭酸水素ナトリウム「水溶液で」抽出し、「それに塩酸」を入れて酸性にしたあと、吸引ろ過して結晶をろ取して、「水?から」再結晶という手順をおこない結晶の形を観察した
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- DexMachina
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> 本来、安息香酸の結晶は針状結晶が見えると思うのですが 「格子」という言葉を「四角形」などの意味にとらえるなら、 安息香酸の結晶にはフレーク状(鱗片状)というのもあります。 (市販の試薬にはこちらのものも多かったような・・・) http://www.customs.go.jp/tariff/kaisetu/data/29r-7.pdf (7頁目に安息香酸の説明がでています) 今回の実験では、フレーク状の結晶が得られた、ということではないでしょうか。 (物質によっては、条件の違いによって結晶の形状が変わることもありますので)
- パんだ パンだ(@Josquin)
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「塩化ナトリウムを入れて酸性」??? 塩酸の間違いでしょうか? 「格子がみられ」??? 意味がわかりません。 水層、有機層を分離して、どちらをどのようにしたのか、詳しく操作を書いてください。書かれている操作をみると、得られた結晶は塩化ナトリウムだという結論にもなりえます。
補足
申し訳ありません。 酸性にしたのは、塩酸の間違いでした・・すみません。 炭酸水素ナトリウム層はHClで酸性にする。(同時に結晶が得られる) ↓ 得られた結晶を吸引ろ過して粗結晶を得る ↓ 水:アルコール=3:1を加えて溶解させ、溶解後自然ろ過をおこなう ↓ 充分結晶を析出させたあと、もう一度吸引ろ過する この手順でおこないました。 よろしくお願いします。
補足
実験操作の記述を修正していただき、ありがとうございました。 「格子」と表現したのは、ろ紙から結晶を取り出した時に結晶の塊が四角になっていて、障子(?)のように平らに張り付いていたからです・・w-palaceさんのご回答で、針状のものがいろいろな方向に交差して格子状になっているというお話がありましたが、四角の塊に見られた結晶以外は針状が確認できました・・ 私の表現が間違えていたみたいです。。 ご指摘ありがとうございました。