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バルビツール酸で…

バルビツール酸、5-エチルバルビツール酸、5,5-ジエチルバルビツール酸のpKaがそれぞれ4,03、4,43、7,43となっているようなのですが、水素がエチル基に置き換わっただけなのにpKaがこんなにも変化する理由って何でしょうか。水素が何か関係しているのでしょうか…?

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noname#62864
noname#62864
回答No.2

補足です。 電離すると考えていただいて結構です。 バルビツール酸について関連のある部分を書きますと、 -C(=O)-CH2-C(=O)- ←→ -C(=O)-CH^--C(=O)- + H+ (CHのあとの「^-」は上付きの-(負電荷)を表します。) のような平衡になっており、この平衡が右に偏っているほど酸性が強いと言うことです。 ジエチルバルビツール酸では上式の-CH2-の部分のHが2個ともエチル基になっているために、この部分が解離することはありません。 そのかわりに、分子の別の部分が解離しており(下式)、それに由来するpKaが7.43になるということでしょう。 -C(=O)-NH-C(=O)- ←→ -C(=O)-N^--C(=O)- + H+

beatleswashi
質問者

お礼

ありがとうございます。 いろいろ参考になりました。

その他の回答 (1)

noname#62864
noname#62864
回答No.1

pKaというのは、その物質からがどの程度H+を放出しやすいかの尺度になります。 バルビツール酸のHのなかで最もH+としてとれやすいのは、2個のカルボニル基で挟まれたCに結合しているHです。 5,5-ジエチルバルビツール酸では、その水素が2個ともエチル基で置き換わっているために酸性が弱くなります。 5,5-ジエチルバルビツール酸は他の2つとは別のH(おそらくN-HのH)がもっともH+としてとれやすくなっています。

beatleswashi
質問者

お礼

すいません。知識不足で…。 あの…H+を放出するというのはH+が電離するという言い方でもいいのでしょうか?

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