akiyoteaさんへ
私は学問を専門的にやっているわけではないのであんまり信用しないでください。
「いろんな国の方も見ていてくれると うれしいのですがね」
akiyoteaさんが大学生でしたら学内のすべての人にメールを出せばいいんじゃないですか。ちょっと恥ずかしいかも知れませんが、学問を極めるために!
「中国や朝鮮では、家来の忠義を示す範囲と免責規定が存在します。西洋でもあるようです」
中国や朝鮮では、家来が主君を三度諌めて、いれられなければ、郷里へかえっていいそうです。
西洋は、かなり細かく契約できめていたようです。契約内容が許せば、同時に二君に使えることも可能だったそうです。
「本貫という言葉を知りません」
朝鮮半島の家族制度。中国の宗族の相当するもので、相続方法などが若干異なるそうです。
系図を同じくする人の集団と意味だそうです。このへんは韓国の人に直接聞いた方がわかりやすいんではないでしょうか。
儒教は結局、系譜による序列付けを要請するみたいです。
社会的序列によって、義務と権利の内容が変わってくるというのが教義みたいですから。
忠臣蔵は、浅野の殿様と家臣団との間に疑似家族的関係が成り立っていたし、世間がそれは当然と認識していたから成り立ったんじゃないですか?
この種の血縁を重視しない疑似家族的関係は日本独自のものだと思います。
日本の儒教の解説が二転三転するのは、アレじゃないですか。
ハーバードとかエール出の洋行エリートがサンデープロジェクトなんかにでてきて説教垂れているのと同じなんじゃないですか。
昔の中国帰りのエリートも中国と日本の国情の違いを考慮せず、日本は遅れているとか言っていたんじゃないですかねぇ。
で、結局本来の意味からずれていったんじゃないですか、独自進化というよりワ。
お礼
なーるほど! 擬似家族ですか! そう考えると いろいろ あてはまりますので 納得できます。 昔の 大家と店子とか、今はもうないでしょうが、 ふた昔前までの雇い主と労働者とか・・・。 血縁を重視しない擬似家族関係が日本独自のものというのは 面白いですねぇ。 やっぱり それは 和をもって尊し というアレがベースになっているのかしらん・・・? 欧米の主君と家来の関係が 契約関係というのも おもしろいです。 キリスト教って 契約ですものね。人間と神との・・・。 こうやって いろいろ考えてみると 日本てかなり特殊で 情緒的な文化を持つ国ですね。 さて 私は残念ながら 大学はとっくの 昔に出てしまったのです。 仕方がないので、これから出会う外人にリサーチすることにいたします。 ありがとうございました。 とても 勉強になりました。