- ベストアンサー
イプシロンの黒煙は?
遂に、打ち上がったイプシロンですが、発射時、大量に【黒煙】が出ていました。ここからは当方の予測ですが、イプシロンは【固形燃料】との事です。あまり詳しいほうでもないのですが、スペースシャトルの打ち上げ時には、常に【白煙】でした。これは、スペースシャトルは【液体燃料】で、自動車のインジェクションのようなもので、完璧に【燃料調整】が出来る為、【黒煙】は出ず、イプシロンの場合は、初期段階の場合、【固形燃料】の為、どうしても燃料が多く燃焼し、濃い燃調の為、【黒煙】が出てしまうと言う事でしょうか?一瞬ドキッとしたのですが。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
>イプシロンの黒煙は? ・姿勢安定用補助ロケットの噴射煙・・です >スペースシャトルの打ち上げ時には、常に【白煙】でした ・これは水蒸気・・イプシロンの場合も白煙が上がったでしょう(メインエンジン噴射時) 発射台が高熱で溶けないように水をまいているので・・固体燃料、液体燃料は関係なく白煙(水蒸気)が出ます ・イプシロンとスペースシャトルは姿勢制御の仕方が違う為です(>スペースシャトルの打ち上げ時には、常に【白煙】でした)
その他の回答 (1)
- pri_tama
- ベストアンサー率47% (678/1421)
打ち上げ後の会見で、森田プロマネが質問に対して、今回新規開発した新型固体モータサイドジェットの煙であると発表しています。←バルブが解けてしまう為、意図的に燃焼温度(不完全燃焼)を下げている。 http://live.nicovideo.jp/watch/lv152021886?ref=ser&zroute=search&track=niconico_search_keyword&keyword=%25E3%2582%25A4%25E3%2583%2597%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25AD%25E3%2583%25B3%2B%25E4%25BC%259A%25E8%25A6%258B (ニコニコ動画ですみません。1:30:00位) 新型固体モータサイドジェット(SMSJ)については >端面燃焼型の固体ガスジェネレータ(GG)の直径を拡大するとともに推進薬の燃焼速度を下げて、推力の増強と燃焼時間の延長について調和をとり、要求されている3分近い運転時間を確保しながら基数を減らしてコスト削減を狙います。 http://www.isas.jaxa.jp/j/column/epsilon/05.shtml あと、スペースシャトルもH-IIAロケットも打ち上げ時には、固体燃料を使用しています。 H-IIAのSRB-A(大きなロケットの横についている小さな2個のロケット)を流用したのがイプシロンロケットの第一段です。(流用する事でコスト削減を狙っている。) スペースシャトルも打ち上げ時に両側に付いているのは、やっぱり同じ固体ロケット(SRB)です。 (日米独自に開発しているので固体ロケットである以外は別の物ですが…。) ちなみに、打ち上げ直後に一杯出る煙は実は水蒸気です。そして打ち上げ後にロケットに続いて出ている煙は、固体燃料に由来する煙(固体燃料の添加物の問題で出てしまう)だったりします。 なので、固体燃料を全く使わずに打ち上げるロケット(ロシアのソユーズ等)だと、点火直後はすごい煙が出ますが以後は余りありません。 (H-IIAだと風が煙を拡散するまで、天に向かって白い煙の筋が出来ますが、ロシア製のロケットだとほとんど有りません。)
お礼
ありがとうございます。意図的にやってるんですね。ありがとうございました。
お礼
おはようございます。ありがとうございます。そうでしたか。仰る通り黒煙は初めだけでして、打ち上げ時は、白煙でした。ロケットエンジンの仕組みもよくわからないのですが、これが自動車、オートバイの類ですと、回転数を上げて行くと、徐々に燃調が合ってくるのかな?と思ったもので質問させて頂きました。姿勢安定用補助ロケットの存在を知らなかったもので。ありがとうございました。