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欧米人は何故、長期休暇を取っても仕事に支障が無いのか。

タイトルの通りですが、日本だったらお金の問題が出てきますが、何故大丈夫なのでしょうか?日本がそうした社会になるには何を変えたら、良いのか教えて下さい。それから、彼らの考え等が分かるホームページや本も有れば教えて下さい。

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noname#118466
noname#118466
回答No.1

長期に休んで仕事は大丈夫かという意味でしょうか。 有給休暇は日本同様労働基本法で決められています。国によって運用面で若干の差があると思いますが、基本的には有給休暇を金で会社が買い取ることは出来ません。従って、会社は休みを与え、従業員は休むということになります。規制がゆるい、或いは監督官庁が甘いところ(国)では表向き30日の休暇を与えながら、影で15日間はアルバイトの如く働かせる(従業員も金が欲しい)ケースもあります。 仕事は大丈夫か? 国全体が長年にわたって長期休暇を前提として成り立っているので大きな問題はありません。分かりやすく云えば(極論すれば)日本の年末年始の一週間前後の休み(長期?)で仕事に支障がないのに似ています。休暇の取り方は事務所を閉鎖して従業員が一斉に休暇を取る方式と社員が交代で休暇を取る方式があります。交代式の場合は、その社員の仕事をカバーするシステムが出来上がっています。(交代要員を置く、二人の社員が休暇中の社員の仕事を分担する、など業種、職種によって異なる)国民も(消費者)休暇制度を理解しているので休暇中の多少のサービス低下なら文句を言う人もいません。 日本も休暇が徐々に延びて統計上は欧米に引けを取らないところまで来ていると思います。比較しにくいのは分割取得になっていることです。或いは年配者や役付き者の場合、仕事の交代システムが出来ていないために休暇が取れず、有給休暇が30日~50日も溜まっているケースがあります。年間1800時間労働やフレックス・タイムなど次の目標も定まっていましたが、現在の長引く不況下でマスコミも労働組合も雇用確保優先で、欧米に追いつき追い越す目標はすっかり影をひそめてしまいました。景気が回復すれば又以前の流れが回復するでしょう。少子化による労働力不足は目に見えていますので、労働環境整備の流れは変わることはないと思います。

noname#251892
質問者

お礼

ご丁寧な回答、大変助かります。私が以前勤めていた会社は割と大きな会社だったのですが、有給とは名ばかりで取った人はほとんど見かけませんでした。親が病気の時も、有給は使え無い程でした。日本の「仕事=人生」という考え方が、そうさせているのだと個人的には思ったのですが・・・。欧米のやり方が全て正しいという訳では有りませんが、こうした日本の極端なところは早く改善していってもらいたいものです。詳しいご説明、有難う御座いました!

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