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お守りの起源について
お守りというのは、いつごろ発生したものなのでしょうか?? また最初はどのような形のものだったのでしょうか? だれかご存知のかたがいらっしゃいましたら教えて下さい。
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神札やお守りの起源は古く、平安時代頃から特に流行し始めた、陰陽道の『護符』に起源を発すると言われていますよ。
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- starflora
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日本の神社のお札やお守り、またお寺の護符などは、平安時代頃に流行した陰陽道が大体の起源で、以下の参考URLのなかの「生活に残る陰陽道のなごり」には、以下のように説明されています: http://www.city.yokohama.jp/yhspot/ysc/izumo/onmyo.html >・神社のお札・お寺のお守り--陰陽道の符呪がもとである。 >特に複雑なものほど、陰陽道起源と思われる。 >文字ではなく特殊な図形が書かれているのは道教の霊符。丸は星を表わす。 従って、お守りや護符の元の形は、大きさは色々であるが、紙または板などに書いた文字や図形であったと考えるのが妥当でしょう。有名な平安中期の陰陽師安倍晴明は式神を使ったと言われていますが、これは、一条戻り橋の下にいた下層階級の人々を使っていたという話と、呪術として、紙で造った人形などに命を吹き込んで、使っていたという話があり、後者は、神秘的な、あるいは超常的な話ですが、式神は、陰陽道の多数の技の一つで、悪霊や悪鬼、魔を退けるまじないや呪もあれば、そういった目的の護符もあったのでしょう。 けれども、「お守り」とか「護符」一般の起源となると、世界中の様々な文化に様々なものがあり、起源も多様でしょう。呪術や宗教が、高度なものから原始的なものに至るまで、知られる限りの歴史で、存在しており、それらには、不運や悪霊を払う護符やお守り、幸運や幸を呼ぶお守り・護符があったと言えるからです。 象徴的な幾何学模様や神聖な文字を描いた石や板や金属などがあり、また金属のアクセサリや、陶器の魔除けや幸運招来のお守りなどもあったでしょう。古代エジプトでは、スカラベと呼ばれる、虫の形にした七宝や宝石などがあり、幸運招来と、悪霊払いの護符として、アクセサリにも使われていました。仏教の数珠や、キリスト教のロザリオも、お守りでしょう。宝石一般も、お守り・護符としての機能を考えられいたことは言うまでもありません。あまりにたくさんあって数え切れないでしょう。 日本でも、平安時代以前にも、水晶の数珠とか、もっと古く勾玉なども護符の意味を持っており、数え上げるときりがないとも言えるでしょう。 参考: 以下のURLの「◇神社にお参りするといろいろなお守りやお札が売られていますが、それを受けると本当に御利益があるのですか」という質問に対する答えに、「神札」「お守り」の神道的起源についての簡単な説明があります: http://www.mznet.ne.jp/mukabaki/situmonn.htm 以下のURLは、「形状の神秘」と題して、世界中の色々な時代の「お守り」などの例を示しています。 http://ran.lib.net/mysterious.form.html 以下のURLは、起源ではありませんが、お守り・護符についての一般的な解説があります。 http://www.age.ne.jp/x/koryu/essens-2.html また、参考に、こういう本があります: >「ビジュアル版 世界お守り大全」 >デズモンド モリス (著), Desmond Morris (原著), 鏡 リュウジ (翻訳) >価格: ¥3,800 >現在、在庫切れです。 >単行本 - 224 p (2001/09/01) >東洋書林 ; ISBN: 4887214049 ; サイズ(cm): 28 x 21 >エディターレビュー(strafloea による省略引用) >内容(「BOOK」データベースより) >……蒐集した世界各地のお守り・魔除けのかずかず……それぞれのいわれや起源、機能や効能などを平易に語る 出典(Amazon.co.jp):以下のURL(一行が長くなるのを避けるため、リンクを切っています。/obidos/ と ASIN/ を繋いでリンクを復元して下さい): http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ ASIN/4887214049/qid%3D1001684476/249-8277108-3637965
- Rikos
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お守りについては、いろいろな説があるようですね。 このH.Pは、参考になりますでしょうか? http://kyushu.yomiuri.co.jp/nsurf/nsurf43/nsu4301/nsu430122a.htm 1160年(永暦元年)に筑前の国・四王子嶽から迎えたご神体を安置した円座を氏子たちが「我が家のお守りに」と奪い合ったのが起源とされ、的は町内の十八区にお守りとして切り分けられたそうです。 海外では宝石が、お守りとして使われていたようです。 http://www2.ocn.ne.jp/~sinju/syoutaizyou.html