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風媒花と水媒花について
風媒花、水媒花など、物理的な方法で送粉する植物には形成がまったく異なる単性花(雄花、雌花)をつける植物が多く見られるのですが、それはなぜななのですか?
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もう一度良くお読みください。風媒花・水媒花の単性花の進化についてお話ししたのです。虫媒を捨てると言うことは,風媒・水媒について説明しているのですよ。 風媒・水媒の単性花は,もはや虫という媒介者の必要が無くなりましたから,何度も訪れてもらう必要が無くなり,同じ形態である必要はありません。雄花は葯をより発達させ,雌花は柱頭をより発達させて全く別な形態へと進化しました。
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- ishi_ty
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水媒花についてのみの回答となってしまいます。一般的に水生植物は栄養繁殖が盛んで個体群内が遺伝的に同じクローン(=ラメット)である場合が多いです。そのため、同系交配をさけるため、雌雄異株が発達して異系交配を促進させる方向へ進化したのだと何かで読みました。水媒花植物の約半数くらいは雌雄異株だと思います。以上が、水媒花が両性花よりも単性花をつける理由の1つではないでしょうか。 陸上植物でも遺伝的に同一な株を密生させる(ラメットを形成)種では(たとえば単子葉植物で抽水植物のミクリなど;雌雄同株で単性花をつける風媒花)、雄花と雌花で成熟時期を変えて(ミクリでは雄性先熟)、異系交配を結果的に促進させているのだと思います。 形態が異なる理由は、私は詳しく知りませんが、その他の皆様がお答えの通りだと思いました。
お礼
詳しい回答ありがとうございます。参考になりました。
- DexMachina
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シンプルに、 雄花 → 花粉を広く飛ばすのに適した形に進化 雌花 → 飛んで(又は流されて)きた、花粉を効率よく捉えるために進化 してきたから、ではまずいですか? 譬えて言うと、送信アンテナと受信アンテナでは、それぞれ求められる形が違う、 といったところでしょうか。
お礼
回答ありがとうございます
- suiran2
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虫媒の両性花は,花粉を付けて再び同種の花を訪れてもらう必要があります。ですから同じ形態・同じ機能にしているわけです。 両性花は,自家受粉という重大な問題を解決しなければなりません。生理的にも自家不和合性の仕組みはありますが,花の形態に関しましても,雄しべがまず成熟して花粉を放出し,その後に雌しべが成熟するタイプ(雄性先熟)と,逆のタイプ(雌性先熟)を作り出し,その問題に対応しています。 単性花は,この性質が顕著になることにより両性花から進化したと考えられています。ですから雄花でも雌ずいの痕跡があったり,雌花でも雄ずいの痕跡があったりします。 虫媒を捨ててしまえば,同じ形態である必要はありませんから,雄花は葯をより発達させ,雌花は柱頭をより発達させて全く別な形態へと進化しました。 裸子植物は知識がありませんので,何方か補足お願いします。
お礼
回答ありがとうございます。とても失礼ですが少し私の知りたいことずれてしまっています。私も細かく書くかいていなかったので… 水媒花は花粉が水で運ばれ,受粉する花のこと。▽セキショウモ・クロモ・マツモ・イバラモなどがその例です。 風媒花はスギ、ブタクサなど風によって花粉が運ばれるタイプの植物です。
お礼
2度の回答ありがとうございます。申し訳ございません。勘違いしていました。 分かりやすい回答ありがとうございます。