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JR芦屋駅より東側にある送電線?について
電車に乗っていて前々から気になっていたのですが、 JR神戸線(東海道線)の芦屋駅の数百m(1km?)ほど東に、 JRの線路横から送電線が、山側に向かってカーブしながら連なっている所があります。 単なる送電線の塊かな・・・と最初は思っていたのですが、カーブの仕方が廃線跡のように見える上、盛り土の状態も廃線跡のように見えるのですが、 これは何なのでしょうか?ご存知の方おられますでしょうか?
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地元民です。 えらく古いご質問のようなのでご覧になられるか分かりませんが…。 現場付近から北を臨みますと、現在はなだらかな斜面となっていますが、 明治時代までは現在の山手幹線あたりまで山が迫っていました。 この山は大正時代後半に削られ、その土砂は神戸港の築港(中突堤・新港突堤)、 また東海道本線の守具川橋梁(夙川)東側の築堤に利用されたそうです。 そしてこの掘削土砂運搬を目的として、東海道本線からハの字型に、 山を挟み込むように2本の引込み線が引かれました。 ご質問の場所は、このうち東側の引込み線跡となります。 西側引込み線は西宮市と芦屋市の市境沿いとなりますが、 今となっては付近の土地境界に痕跡を留める程度です。 なお土砂採掘完了後、山の跡には鉄道省官舎が建てられました。 ここには現在もJRの社宅があります。 その後昭和に入り、吹田~神戸が電化されるのに伴い、 官舎の南側に芦屋変電所が建てられ、東側引込み線跡上に送電線が引かれました。 参考URLの「芦屋市史本編(昭和31年刊行)」に、この場所を含む 明治、大正の測量図が掲載されており、遷り変わりを確認することができます。
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- cubics
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こちらの方のサイトに写真がありますね。 http://www.lares.dti.ne.jp/~nakamata/diary/diary0306/diary.html おそらく変電所の工事用に引込線を作ったと思われます。 トランスは重いですからね。長物車で運んだんでしょうかね。 線路際から離れているのは地盤が弱かったからでしょうか。
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回答ありがとうございます。サイト確認してきました。 なるほど引込線ですか・・・それなら盛り土が線路上になっているのも納得ですね。 一度現地行ってみようかと思います(笑)
- travelKENKEN
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私も気になって、ちょっと調べた事がありますが、少なくとも、支線や私鉄、専用線の類が敷設された事はないようですから「廃線跡」という事はないと思います。あの勾配では、鉄道は難しいと思います。 送電線の先は、JR西日本芦屋変電所になってます。なぜ線路から離れた場所に変電所を作ったのかわかりませんが、送電線が低いので、農地や道路として活用も出来ず、帯状に未使用地となっているので、線路跡のように見えるのでしょう。
お礼
回答ありがとうございます。送電線の先には変電所があるのですね~ なんかトロッコ(?)みたいな線路を敷設していたのかなぁとも思いました(^^; 電車からは送電線の下は舗装されているように見えました。 現地に行って近くに何か書いてないか見てみる意味はあるでしょうか?(笑)
お礼
三年以上も前の質問にご回答ありがとうございます。 参考URLの資料確認させて頂きました。確かに6Pの地図には 2本の路線が描かれていますね。 電車で通るときにいつもあのなだらかな曲線のカーブは、 線路の跡じゃないのかなぁと思っていました。 やはり、廃線跡だったということですね。 ずっと気になっていた謎が解けました。ありがとうございます。 いずれ機会があれば、西側引込み線の痕跡も確認したいと思います。 本当ありがとうございました。