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漢文の返り点について

不足以滅身 と言う漢文があるんですけど、これの返り点は、 不(レ)足(二)以滅(一レ)身 になっています。 どうして、 不(レ)足(二)以滅(レ)身(一) では駄目なんですか? これでも同じように読むと思うんですけど…。 文法上の決まりとか、あるんでしょうか? 教えて下さい。

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  • banzaiA
  • ベストアンサー率16% (100/595)
回答No.2

不(レ)足(二)以滅(レ)身(一) だと レ はすぐ上の文字を読むですね。 二 は 一 の次に読む。 上記のあなたの 返り点のつけ方だと 「身」を読んだ次には、何を読むことになるのか? つまりレ点で「滅」を読むのか、その場合、「足」が読めない。 それとも「足」を読むのか、その場合「滅」を読めないということになります。

その他の回答 (3)

  • o_tooru
  • ベストアンサー率37% (915/2412)
回答No.4

こんばんは、疑問はつきませんね。 さてご質問の件ですが、返り点の定義をはっきりしておきましょう。 ・その漢字の左下に小さく付ける。 ・漢文は上から下に読む、ただ、返り点のついた漢字は、その指示に従う。 です。 また、それぞれの返り点には、定義があります。 ・レ点のついた漢字は、先に下の漢字を読んでから、レ点のついた漢字を読みます。 ・一二点は、一点のついた漢字は、その漢字を読んだら、その次に上にある二点のついた漢字を読む。 という定義があります。この定義からしますと、 > 不(レ)足(二)以滅(レ)身(一) ですと、滅(レ)身(一) 「滅」を読もうとして、レ点がついていますので 先に下の漢字をもうとして、下に行きますと、一点がついていますので、その漢字を読んだら二点に帰らなくてはなりません。ですので、 > 不(レ)足(二)以滅(レ)身(一) ですと、論理的には、「滅」は読むことができなくなってしまいます。 というように、論理的に破綻を来しますので、残念ながら成立しません。

  • kawa-k
  • ベストアンサー率14% (1/7)
回答No.3

 同じようには読みません。    「不(レ)足(二)以滅(一レ)身」だと、  不足以滅身  (5)(4)(1)(3)(2)  の順で読むことになります。  しかし、「不(レ)足(二)以滅(レ)身(一)」だと、順番がつけられません。  「文法上の決まり」と言うよりは、「返り点の使い方」の問題だと思います。    返り点を理解するのは、慣れが重要な気がします。慣れてしまえば楽になると思いますので、頑張ってくださいね。

  • maohao
  • ベストアンサー率30% (26/85)
回答No.1

同じように読めないはずです。 (二)(一)の返り点の場合、 質問にある 不(レ)足(二)以滅(一レ)身 だと、 (一)のすぐ前の文字「滅」を、(二)の前にある文字「足」で受ける、という記号です。 基本は、 不(レ)足(二)以滅(一):以って滅ぼすに足らざる[かな?] になります。これに目的語の「身」を「滅」に関連づけるために(レ)が付きます。 不(レ)足(二)以滅(レ)身(一) だと、「滅(レ)身:身を滅す」で終わってしまい、「身」を「足」で受けらません。 うまく説明ができなくて(汗)

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