- ベストアンサー
日本と国外のリサイクルの違い
日本と国外のリサイクルの違いは、既に他の質問の答えにもあるように、例えば、日本のペットボトルは1度使ったら溶かして別のものになりますが、ヨーロッパ等では洗浄→再利用を4回ほど繰り返して使用に耐えられなくなってから溶かすようですが、なぜ、日本ではできなくて、ヨーロッパではできるのですか? また、このほかにも日本と国外のリサイクルの違いがありましたら教えてください。
- みんなの回答 (6)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
#3です。「お礼」を拝見しました。 >どうして捨てたものを持ち帰ってはいけないのでしょうか? 改めて地元(かなりゴミの減量化に力を入れています)の資源循環局に問い合わせてみました。結局、条例によって、ゴミというものは集積所に持っていった段階で、自治体に廃棄の責任を委ねたことになるそうです。それを誰かが勝手に持っていってしまうと、自治体が責任を果たしきれないので困るのだそうです。だから、集積所に持っていく前に、所有者が丁寧に使うなり、リサイクル施設に回すなり、ネットで売買するなりして、有効に使うのがベストなのだそうです。また、空き缶を集めて小銭を稼いでいるオジサンたちですが、そういう人が合法的に稼げる手段を、地元の自治体では話し合いを重ねながら模索中なのだそうです。ただ、地元では、ゴミを持ち出したからと、それに対する罰則規定はないそうです。 では、そもそもなぜその条例があるのか。あるいは、逆に、その条例がないとどんなデメリットが生じるのか。要するに、ゴミがあらぬところに散乱するのを防止するためか、と質問したところ、まあ、そういうのもあるでしょう、と。 個人的な感想としては、局の担当者は、私の言うこともわかるが、複雑な事情によって条例が定められたわけで、今はそれに従うしかない、みたいな感じでしたね。正直、この質問、過去にも自治体にぶつけてみたことがあるのですが、今ひとつ納得できませんでした。いずれにしても、ゴミは初めから出さないに越したことはありませんね。 それから、反論するつもりはないのですが、私なりの意見を補足させてください。ゴミという観点から言うと、日本における使い捨ての文化はかなり歴史が浅いです。少なくとも35年前までは、袋をくれる商店などありませんでしたし、豆腐を買いに行くのにも主婦は鍋を持っていって入れてもらっていたものです。着物も、はんてんや座布団に仕立て直して、しまいにはボロ雑巾になるまで使い込むものだと祖母から教わりました。その点、アメリカなどは、もう少し使い捨て文化の歴史が長く、今はリサイクルが進んできたとはいえ、やはり、台布巾よりは紙タオルです。日本とて、リサイクルを「復活」させる土壌は充分にあるはずです。
その他の回答 (5)
- takaaki0307
- ベストアンサー率35% (129/359)
質問を読んでいて、以前答えたこちらの質問http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1626763も少し参考になるかな~と思い書き込みさせていただきました。 お時間のある時に見てみて下さい。 関係なかったらすみません(><)
- jyamamoto
- ベストアンサー率39% (1723/4318)
NO.1です。 ペットボトルに限らず、建物を見ても分かるように、ヨーロッパは「ストック」重視型の生活をしています。 一方で、日本は、物を使い捨て、作り変えていくことで経済を活性化させて高度成長してきました。その「フロー」重視型の成功体験から抜けきれず、日本人の価値観そのものが「フロー」至上主義になりきってしまっているのだと思います。 ストックをリサイクルするよりも、新しい技術でどんどんフローを生み出す方が性に合っているのでしょう・・・。
- ucok
- ベストアンサー率37% (4288/11421)
ペットボトルに関しては分かりませんが、記憶違いだったらごめんなさい。ガラス製のリターナブル・ボトルがありますよね。あれを、ここ日本でもっとできないのは、案外と効率が悪いからだと聞いた記憶があります。つまり、酒屋さんなどで、ビンを効率に見合う数だけ揃えて、それを決まったメーカーの工場まで搬送して洗浄して云々となるのに比べて、全部まとめて回収してカレット(細かく砕いたもの)にしちゃったほうが簡単だったような。 ただし、日本でも、「最初に買った容器を持参すれば、ミネラルウォーターを補給してくれる」などのシステムは広がりつつあるようですね。要するに、他人が使ったものじゃないから#2さんが示されたような問題は起こらないし、消費者自身が管理するからコストも掛かりません。 国外との他の違いについては、特に疑問に思っていることがひとつあります。スリランカなどでは、ゴミの埋立地に貧しい階級の人たちがゴミを拾いに来ては、それを売るのだそうです。おかげでゴミは減るし、所得格差緩和にも一役買っていると、スリランカの役人が説明してくれました。日本も、かつて貧しかった頃は、「クズやさん」と言われるオジサンが回ってきたもので、今の日本でも、回収日に空き缶を集めている貧しそうなオジサンを見かけます。ですが、あれは本当は禁止されている行為なのですよね。スリランカの役人が驚いていました。 以前に東京で、「要る人がいたら持っていって」と言わんばかりに、貴重なレコードが集積所にむき出しに置かれていたので、友人が少し持っていこうとしたら警官に注意されて、なんと、自宅までつけられたのだそうです。 かと思うと、使えそうな粗大ゴミを出していた見知らぬご近所さんに私が「譲ってほしい」と申し出たところ「汚くて恥ずかしいから」と断られてしまいました。 このように、どこにリスクのポイントを置くかなどによっても、国によって、リサイクルの中身が違ってくるのでしょう。お住まいの地区の環境事業局などに問い合わせると詳しく教えてくれるかもしれませんね。関係NPO・NGOも紹介してくれるのではないでしょうか。
お礼
貴重なご意見・体験談ありがとうございました。 それにしても、個人的には、どうして捨てたものを持ち帰ってはいけないのでしょうか?たまに問題に挙がるごみ屋敷防止のためですか?リユースも必要だと私は思いました。
聞いた話ですみませんが、飲料メーカーでも検討していたようです。しかし、日本の場合は消費者が敬遠する、つまり売れないということだそうです。再利用され多少傷があったり透明感のないペットボトルの飲料、あなたは気にしないで買いますか?抵抗がありますか? 一般的には抵抗感があって売れないだろうという調査結果になったようです。
お礼
回答ありがとうございました。 はやり、リサイクルに対する意識の問題のでしょうね。
- jyamamoto
- ベストアンサー率39% (1723/4318)
多分その方がコストがかからないからだと思いますね。 一度使ったものを回収・運搬して洗浄することにかかる人件費コストよりは、使い捨て方式の方がコストがかからないからでしょう。 製造コストが高い製品を使っていた時代は、容器を再利用するのは一般的でしたからね。
お礼
回答ありがとうございます。 コストがかかるのはなんとなくわかる気がします。が、ヨーロッパではその問題はどのように解決しているんですか?
お礼
なるほど。 納得させられました! 今に至る過程がヨーロッパと日本では違う感じがしました! 貴重なご意見ありがとうございました!