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ペットボトルと使い捨てプラ容器の違いは?
- ペットボトルと使い捨てプラ容器の違いについて疑問があります。
- ペットボトルはリサイクル資源として再利用される一方、使い捨てプラ容器は再使用されないようです。
- また、ペットボトルの回収された大半が焼却されるという話もあります。
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またまたNo2です。そちらではプラスチックは分別されていないのですか?こちらではPETボトルとプラスチックと別の日に出しています。燃えるゴミと一緒に出したりはしないですね。 どのような理由かは分かりませんが、疑問に思われるのは当然ですね。あまり良い製品に生まれ変わるのは無理ですが、品質にこだわらなければ色々なものになり得ます。 プラスチックと言っても様々な種類があるので、PETボトルのように1種類のプラスチックだけ回収とはちょっと違うんですよね。 たとえば卵ケースでも、塩化ビニール製・ポリスチレン製・ポリエチレンテレフタレート製・紙製と4つあります。紙製は別としても、このプラスチック3つを消費者に分けてもらうのは困難でしょうし、集める自治体もたいへんですよね。 なのでPETボトル以外のプラスチックは、プラとしてすべてごちゃ混ぜで回収し、燃やすか品質が低くても問題無い製品にリサイクルしているのが現状のようですね。 でも以前テレビでプラスチックを石油に戻す機械(日本製)を、ゾマホンが母国のベナンに設置してプラスチックのリサイクルを呼びかけていました。小型の機械で1kgのプラスチックから1Lの石油が出来るんです。 なぜこれが普及しないんでしょうね。この機械のことは下のサイトでご確認ください。 http://logsoku.com/thread/raicho.2ch.net/newsplus/1298441166/
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- jugger
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No2です。PETボトルは洗浄が容易で品質も一定なので、リサイクルし易いためこれだけで回収しているのです。そのため制服などを作ることも出来ます。 色んな材質の物が混ざったりするプラは、リサイクルと言っても制服などは作れません。プランターやパレットなどに加工されています。プラは汚れがきれいに落とせない物が多いのと、色んな種類のプラスチックが混ざっているので、PETボトルとは分けて回収しなければリサイクルは出来ないのです。 日本容器リサイクル協会のHPにこの事が書かれていますので、一度ご確認ください。 http://www.jcpra.or.jp/association/pamph/7mystery/detail1.html
お礼
再度のご教示ありがとうございました。 早速お示しの「日本容器リサイクル協会のHP」を仔細に拝見させていただきました。 そもそもなぜ疑問に思ったかというと、私が住む福岡市では、ペットボトルは随所に回収BOXがありますが、PET以外のプラは(当市では)すべて「燃えるゴミ」として野菜くずなど他の可燃ゴミと一緒に専用の有料ゴミ袋に入れて決まった日に搬出することになっていて、プラをリサイクル資源として搬出する方法が存在しないからです。 ところが前記のHPによると、プラもリサイクルすることがあるような記述があるので、もしかしたらどこかの自治体ではリサイクル資源として細かく分別回収するところがあるのでしょうね。 福岡市だけは、プラをリサイクルするのはそろばんが合わないからヤメたということかも知れませんね。 結論として、PETもプラも材質そのものは一緒だけど、リサイクルしやすいかそうでないかという違いだけで回収方法が分かれている、ということに尽きる訳でしょうか。であれば納得です。 ともかく勉強になりました。
- jugger
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ペットボトルだけがリサイクルされているのは、この容器の利用が多いのと簡単に洗浄できるため効率が良いからです。このリサイクルできる容器には、PETマーク(三角の矢印の中に数字が書かれている)が付いています。 一方、卵の容器やコンビニの弁当などのプラスチック容器には、PETマークは付いていないですよね。代わりにプラマークが付いています。これは四角い矢印の中にプラと書かれています。 このマークは水で洗浄しても、容易に汚れが落ちないと推測される容器に付いています。そのため回収してもリサイクルがむつかしいのです。マークは下のサイトでご確認ください。 http://www.smrj.go.jp/keiei2/kankyo/h17/pr/pages/p20.html ペットボトルのリサイクル率は70%くらいですから、残りの30%程度は燃やされていると推測できますね。 回収したペットボトルもリサイクルに回していない可能性ですが、以前でテレビ局が業者を追跡調査していました。ペットボトルをつぶした塊を満載したトラックの後をつけて行くと、そのトラックは山の中の埋め立て処分場に入っていきました。その後しばらくすると、そのトラックは空で処分場から出てきましたので、この埋立地に埋めたのではないかとテレビでは言っていました。 業者はリサイクルのための助成金をもらって、リサイクルはしないで埋めていたようでした。このような事例が他にもあるのではないでしょうか。 あと日本ではリサイクル出来るように、ペットボトルは無色透明にする事と決められています。
お礼
早速のご回答ありがとうございました。 ただ、私の質問内容が不十分で申し訳ありませんでしたが、「どこがどう違うか」という質問の趣旨は、表示のことではなく、材質や講造などに、片方はリサイクル可能で他方はリサイクル不可能な何らかの理由があるかどうかを知りたかったのです。(表示のことは知っていました。) ご回答によると、リサイクルしない理由は、単に洗浄困難という理由だけで、材質上は全く同一ということでしょうか。 確かにペットボトルは中身がほぼ水性の飲料や食品(中には稀に油性に近いものもありますが)で、洗浄しやすいということはいえますが、プラの方も卵の容器や中身が固形乾燥物など洗浄不要なものがあり、もし材質が同じなら、分別さえ十分ならペットと同様に扱っていいように思いますがいかがでしょうか。 それともそのように洗浄の難易度だけで分別するのは困難で現実的でないから、十把ひとくくりにペットとプラに分けたと、つまりそのように理解して良いのでしょうか。 もしよければその辺を再度ご教示いただければ幸甚です。
- fitto
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一口にプラスチックと言っても、色々の材質があります。 ペットボトルの材質は、ポリエチレンテレフタレート =Polyethylene Terephthalate (PET) だそうです。 この材質PETだけが再利用できます。 フタの材質は、ポリプロピレン=Polypropylene (PP) なのでリサイクルできません。 >>ペットボトルは回収したすべてが再利用されているのではなく ある学者が言っているのですね。 反論もあるようです。 http://wiredvision.jp/blog/fujikura/200804/200804041200.html まぁ、学者の言っていることがすべて正しいわけでなく・・・ 「ほんまでっか」程度に聞いておけばよいかと。
補足
早速のご教示ありがとうございました。 よろしければ、一つだけ再質問させてください。 「フタの材質」の「フタ」とはペットボトルの蓋のことでしょうか。 プラ容器(卵パックやテイクアウト用プラ容器など)の材質はペットの材質と全く違うのでしょうか。ご教示よろしくお願いします。 なお、武田先生は今回の原発事故以来、専門の原発に関して変節とも思えるぐらい主張を180度転換されており、以来私も氏の主張を多少眉唾に聞いておりますが、それでも私が得た回収業者や関連従業員の話などから、必ずしも100%否定できない部分もあるような気がしております。
お礼
重ね重ねのご回答、厚くお礼申し上げます。 おかげさまで幼稚な質問にもかかわらず、結果的にいろんな知識が習得でき、大いに勉強になりました。 福岡市がなぜプラの分別回収をしないのかはよく分かりませんが、かなり以前にダイオキシンを出さない高性能(超高熱)焼却炉を導入して以来、プラも一般ゴミとして扱われるようになったのかもしれないな、と、おぼろげな記憶があるような気がします。 それにしてもプラごみが石油に変わるなんて夢のような機械ですね。もっとも1万ドルでは当分手が出ませんが………。 ともあれご教示誠にありがとうございました。