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人間の暑さの感じ方について 質問!
人の体温は、だいたい36°くらいですよね。気温が30°を超えると暑く感じるのは、何故なのでしょうか。教えてください。m(_ _)m。
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体温は、例えば脇に体温計を挟んで計りますよね? なぜ脇かと言うと、人間の内部の温度と近いからです。体温とは、簡単に言えば人間の内部の温度なので、人間の表面、例えば皮膚などとは温度差があります。つまり、体温が36度でも、皮膚はそれより低い温度なのです。そして気温が30度を超えると、人間の表面の皮膚の温度よりも温度が高くなるので、暑く感じるわけです。
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- walkingdic
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人間は酸素を取り入れて二酸化炭素を吐き出しています。 何故そうなるかというと、人間の体内で燃焼が行われているからです。 火がないのに?と思うかもしれませんが、たとえば使い捨てカイロもやはり燃焼により熱を出していますが火は出ていないように、火を出さない燃焼というものがあります。 (専門的には酸化反応といいます) さて、燃焼により人間は活動エネルギーを得ているのですが、そのままではどんどん人間の体は熱くなります。 一方人間の体を形作るたんぱく質などは熱に弱いので、人間の場合大体37度程度に保つ必要があります。 それより高いとたんぱく質などが壊れます。一方低すぎても、人間の体の動きをつかさどる化学反応が適温以下になるのでやはり生きていけなくなります。 大体人間の燃焼活動では100W程度の発熱を常時しているので、その100Wの熱を逃がし続けなければ体温が上がって大変なことになるわけです。 さて、人間の体温を一定にするにはどうすればよいのか。熱というの物は温度差があればあるほど逃がしやすくなります。つまり100℃のお湯を冷やす場合、室温で冷やすより冷凍庫に入れた方が早く冷えます(冷凍庫に負担がかかりますが) そこで問題になるのが室温です。室温が高いほど温度差が小さく、逃がせる熱量が少なくなるので暑く感じ、温度差が大きすぎると今度は寒く感じます。 人間は汗をかき、その汗が蒸発するときに気化熱という熱を奪ってくれることで体温を落とす機能があります。そのため、湿度が低い方が体温を落としやすく、湿度が高いと落としにくくなります。 不快指数という数字はこの温度だけでなく、湿度も含めてあらわした数値で、言い換えると人間の体の熱を逃がしやすい時には不快指数が低く、逃がしにくい場合には不快指数は高くなります。 では。
- DexMachina
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人間が体温調節をする場合、 体温上昇は発熱量の増加による直接的な対応が可能ですが、 体温低下は発汗による放熱など、間接的な対応しかできません。 放熱で温度を下げるにはある程度の温度勾配が必要ですから、 外気が体温より低くないと、上下双方への自由度を持てません (→外気温と体温が同程度だと、体温を下げようがない)。 つまり、寒さよりも暑さに弱い構造になっているといえます。 上記の理由から、体温と外気の温度勾配がある程度より小さくなると 「暑い」と判断するように進化したのだと思います。
- UniformEarth
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通常、気温と湿度の組合せで「不快指数」というのが有り、気温だけで体感温度を考えるのは如何なものかと思います。 屋外作業者の立場から言えば、気象庁は日陰のデータしか持っていないのでデータ不足です。 直射日光の強さと、風の強さを、気温、湿度に全て組合せて考えないと正確な判断は出来ないと思います。 熱中症対策で、毎夏苦労しているオジサンの愚痴50%込みの意見です。
- hiranari
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すいません、専門外です。人間は生活するエネルギーを口から取り入れる食料と呼吸からの酸素の反応による一種の燃焼により得ていると思いますが体の最も重要な場所(脳)の温度を厳密に一定にするため、効率よく放熱する必要があります。放熱量は温度差に比例します。それ故外気温の影響が大きいのです。我々の体は、それを敏感に感じ取るように作られているのですね。偉大なものですね。
お礼
素朴な疑問に答えていただき、とても助かりました。この場を借りて、皆様にお礼を申し上げたいと思います。本当に、ありがとうございました。 それぞれの解答を、ウンウンと頷きながら読ませてもらいました。すっきりした気分になりました。とても良い質問掲示板だなぁと思います。 私もいつか皆様のお役に立てたらよいなぁ(^^)と思います。重ね重ねですが、Thank you.でした。 SakuPacHiより