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グローバリゼーション

最近グローバリゼーションという言葉をよく耳にするのですが、グローバリゼーションとはいったいどういう事なのでしょうか? そしてそれをする事で、どんな影響があり、この地球はどうなっていくのでしょうか? グローバリゼーションについていろいろと教えてください。

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  • pluto002
  • ベストアンサー率22% (73/331)
回答No.4

例えば、企業は同品質のものを安く作れば安く消費者に提供できるため、人件費の高い自国より人件費の安い他国で作り、それを自国で販売すれば儲かるという事。そしてそれが更に発展して、とにかく人件費の安い国でものを作り、それをどこかの国で販売すれば商売ができるというかたちで拡大していきます。 これによって消費者は安くものが買えるようになります。しかし多くの企業がこれを行う事の繰り返しから、自国の仕事(雇用)が無くなり、失業者を増やすという状況から大きな社会問題を生んでいます。 昨日NHKで、その辺りの事を題材にしてとられた映画「ロゼッタ」を監督した ダルデンヌ兄弟のインタビューを放送していました。この映画ではそういった環境での若者、社会の底辺へ追い込まれた事からの苦悩や葛藤を描き、カンヌ映画祭でパルムドール受賞へとつながった映画です。一度見てみると面白いと思います。http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku2005/0511fs.html 例えば、国によって資産の考え方や税制度などが違います。これを上手く利用し、資産運用を他国で行うなどして税金を逃れるという資産家もいて、お金持ちを他国へ行かないようにと、お金持ちにこびを売り始める国家制度という状況も出来てきています。 あとは、マネーロンダリングという言葉を聞いた事はないでしょうか。これは多くの銀行や証券会社などを使ってお金を回して、お金の流れを不透明にし、アングラマネー化する事です。これを世界の金融機関などで行いシッポをつかませない状況が出来る。(もちろん多くの国々で対処は行っているが、追いついていないのが現状。プライバシー保護が高い事で有名なスイス銀行も、犯罪に加担しているとして、世界的な批判をあびた)。 アジア通貨危機というのがありました。一部の巨額資金を動かす機関投資家が資金を引き揚げ、それに続き速く逃げなきゃやばいと一斉にマネーがその国を離れていきました。これに続いて周辺諸国でも同じような事が起き、通貨危機がアジア全土へ波及する事態にまで発展。機関投資家によっては先進国の年間国家予算以上のお金を握っており、この人の損得勘定で一国が破綻するという状況になっています。日本のバブル崩壊もこの形に近かったようです。こういった人の間では「豚は太らしてから食え」が格言だとか。 王様大家の様な存在のお金持ちが世界各地で誕生する一方、民主主義の元に選ばれた国民の代表「政治家」はマスコミという厳しい目にさらされながら、権力を失っていっている。一方でマスコミは民間企業への監視機能は果たせないし、理念や思想を問う事もありえない。 王宮宮殿のようなパーティーが六本木ヒルズで毎夜毎夜に開かれ、滅私奉公で勤める一般庶民という図式になりつつあり、税制もそれを手伝うかたちへと動いてきている。

その他の回答 (4)

  • BCKT
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回答No.5

17~18世紀のグローバリゼーションが重商主義。 19世紀のグローバリゼーションが帝国主義。 20世紀のグローバリゼーションが国際化(インターナショナリゼーション)。 21世紀的な世界拡張のあり方もしくは関連性の関係性がグローバリゼーション。 各世紀固有の特徴はあるけれど,視角は同じ。

  • code1134
  • ベストアンサー率20% (703/3370)
回答No.3

 個々人レベルでも、グローバリーゼーションは関与する事例は有得ます。  「国外から」、はモンゴル勢の大相撲での活躍や「国外へ」、なら(イチローが先駆者である処の)大リーグでの日本人選手の活躍等の実例を示せば、充分か、と思います。  一方で、(NO2さんが指摘された様に) >「企業の活動が国境を越えて行われていくこと」がメインなのも現実ですし、「国境の存在意義が希薄になり、政治経済的にかつてより、低くなった」と言い換えても構わないでしょう。  (大雑把な流れの一例ですが) 「(国外で流行し始めた)新型インフルエンザが日本国内でも猛威と捉えられ出し、その特効薬(の一つ)が外資系製薬会社から売り出される」と言う様に、です。  そして、「(流通し始めた)特効薬が(外国人が社長を務める)自動車メーカーのトラックで搬送され、コンビニ等で販売され、コンビニも店によっては(外資提携から始まったものの)日本側の企業が主導権を握っている」事例もあるのです。  又、「日本ではトラック等の燃料が粗100%産油国に依存している」のも今更言う迄もない事でしょうね。  グローバリーゼーションの進展では「時として、(新型インフルエンザの如く)マイナス面が現れるのも、確かですが、その恩恵を(他国でも同様ですけど)日本へもたらしている」のですから、この流れのプラス面を企業(更には国or個々人)レベルでも引き出し、上手く、活用して行く点こそが肝要だ、と私は捉えていますし、実践を心掛けています。  (但し、私の場合未だ下手ではありますが(泣?)・・)

  • prince
  • ベストアンサー率28% (52/182)
回答No.2

一般的には、企業の活動が国境を越えて行われていくことを指すと思います。

  • EFA15EL
  • ベストアンサー率37% (2657/7006)
回答No.1

えーと、グローバリゼーション自体には具体的な内容はありません。 いろんな場所で使える言葉です。 だから「グローバリゼーションする」と言ったとしても「何を?」と聞き返されてしまいます。 80年代以降の言葉なので正確な定義は難しいのですが、要するに「地球規模になる(する)」って事です。 現代は通信機能、交通機能の発達によって地球の裏側の事件をリアルタイムで知る事が出来るし、あらゆる事が国境を越えて行われる時代です。 (例えばネットを利用すれば簡単に海外から通販で物を買えたりするでしょ?) だから国単位ではなく、地球単位でいろんな事を考えるようになって来たんです。 だからあなたが「この地球はどうなっていくのか」と考えるのも小さな意味でのグローバリゼーションですね。 究極のグローバリゼーションと言えば世界政府構想でしょうか。つまり全国家統合です。 ひとつの政府、ひとつの通貨、ひとつの法律で地球がまとまった時こそ真の意味のグローバリゼーションが達成されるわけです。

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