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構造計算書について

某建築家がコスト削減のために構造計算書を捏造して大問題になっていますね。私の自宅建設の際も第三者の建築家に構造計算をしてもらいましたが、ニュ-スを見て少し不安になりました。構造計算書自体は自宅にあるのですが、その方面の専門家ではありませんので、書類を見ても理解できないので精査することもできません。一応役所にも提出しているので大丈夫だと思うのですが、内容を確認するにはどうすればよいでしょうか。他の専門家に見てもらう、役所に確認する、方法しかないでしょうか?

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noname#65504
noname#65504
回答No.5

専門家に見てもらわないとできないと思います。 今回の件は、阪神・淡路大震災に匹敵するぐらい建築確認申請制度に大きな影響を与えるでしょう。 民間機関で確認申請ができるようになったのは、阪神・淡路大震災で行政だけでは対応しきれていなかったということが、背景にあります。 まず一般には建築家等、建築設計事務所に設計をさせます。現在の建築設計は業務分担が分かれているので、個人で意匠・構造・設備の全てを設計するのは難しく、かなりの大手でないと、一定規模の物件の構造設計は外注します。 すなわち、構造設計→元請建築士のチェック→確認申請でのチェック→施工業者でのチェックという全ての段階で見過ごされているからです。 (実際に施工するものの詳細な図面は施工業者が作成するのが一般的で、この際確認申請を通った設計図書に従っても、欠陥になることがあるので、きちんとした施工業者だとある程度設計図書のチェックを行います) 認可してしまった審査機関にも大きな責任はあると思いますが、その書類を信じてサインをしている、不正を見抜けなかった元請の建築士の責任が大きいのではないかと思います(一定規模の建築物は建築士が設計しなければならず、最終的にサインをした建築士の責任になる)。 また、施工監理も通常同じ設計事務所に依頼することが多いですが、図面上ではわからなくても、実物をよく見れば、通常のものとかなりサイズや量が違えば気づくと思いますので、このあたりも、監理を請け負った建築士の能力に問題があるといえると思います(同様に施工業者の能力も)。 またもし問題があれば、質問者は下請設計事務所とは契約関係になく、質問者と直接契約関係のある元請の設計事務所に責任を問うことになります(元請と共同で下請に責任を問うこともできます)。 まずは、依頼した建築家に相談してみて、きちんと説明してもらうとよいのではないでしょうか(自分では詳細はわからないので、下請の人間を連れてきて説明させるかもしれませんが)? その際、設計上の問題で何かあったら責任をもって対応してくれることを確認すればよいと思います。 きちんと説明してくれなかったり、説明が不安なようでしたら、施工業者に他の同規模物件と比べて特に部材サイズや量がおかしくなかったかを聞いたり、外部機関や役所に相談して見ればよいと思います。 世間を騒がせたニュースですので、不安になりますが、全ての建築士がそんないい加減なことをしているわけではありません。 役所では当事者の対応だけでなく、質問者と同じように不安に駆られた人の対応も迫られていると思いますしので、本当に差し迫った人の対応に遅れが生じるといけませんので、まずは契約先に相談してみる方がよいと思います。 最も契約してから今までの間で、建築家のことが信頼できなくなっているという場合もありますので、その場合は仕方ないですが。

SSSIN
質問者

お礼

詳細な回答ありがとうございます。 建築士の業務の流れと責任の所在がよく理解できました。 依頼した建築士はロ-コスト住宅が得意で最近色んな賞も受賞しているような有名な方なので、一応信頼はしています。ただ、ロ-コスト故にコンクリ-トの壁面を薄くしたり・・・と構造上限界に挑戦されているので少し心配です。震度2.3程度の地震でも結構揺れを感じるので・・・。まずは構造計算書の番号を確認して、不安な点は建築家に確認してみます。

その他の回答 (4)

  • takkupapa
  • ベストアンサー率30% (88/289)
回答No.4

今回のケースは、構造計算書の通し番号もしっかりと通ってないようなずさんな計算書でいんちきをした設計士はもちろん悪いですが、通し番号も確認しないで、OKを出している。監督側も問題です。 また通常なら、件数をこなしている施工者の監督なら、柱・梁は通常より全然細くなっているらしく、 ベテランの監督なら気づくくらいおかしいらしいのです。 設計士は正しく計算して出そうが、下回った計算で出そうが、日数・設計料は変わらないはずなのです。 ならば正しく出して自分の正規の仕事をするはずなんです。改ざんする事で多く設計料を貰ったか、元受か施工者か施主が指示を出さなければ、やらない行為なのです。だから一概に今回名前が挙がった方のみの犯行とは、同業としてはとても思えません。 また、気になるようなら構造計算書の通し番号が正しく番号通りあるか、確認してください。 計算上OKまで番号が通っていれば計算は大丈夫です。(計算過程では改ざんは不可能です)

SSSIN
質問者

お礼

ありがとうございます。 今回の事件は真面目にやってらっしゃる建築事務所も不信の目(すみません、私もかな・・・)を向けられて、いい迷惑ですね。後から構造計算書の通し番号を確認してみますね。

  • houga
  • ベストアンサー率33% (1/3)
回答No.3

基本的には信用するしかないですが…どうしても心配であれば、(社)日本建築構造技術者協会(www.jsca.or.jp)、(社)東京都建築士事務所協会(www.taaf.or.jp)、(社)千葉県建築士事務所協会(www.chiba-jk.or.jp)、(社)神奈川県建築士事務所協会(www.j-kana.or.jp)等に相談してもいいと思います。その費用等も確認してください。

SSSIN
質問者

お礼

協会のアドレスありがとうございます。 信頼はしているのですが、ロ-コストを得意とする事務所でしたので、少々心配です。

  • inon
  • ベストアンサー率20% (773/3794)
回答No.2

心配になってくる気持ちは良くわかります。 設計事務所でもよっぽど各所のメンバーが小さい場合とか鉄筋の本数が経験的にすくないかなと思われる以外、構造計算書はチェックしません。構造計算事務所を信頼しているので。 何処を見たらいいかは、誰もこの回答欄には書ききれないと思います。素人が簡単にチェックできるなら専門家はいらないということです。 構造の専門家にチェックしてもらうしか無いと思います。

SSSIN
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 そうなんですね、構造計算事務所さんを信じるしかないようですね。 震度3程度の地震でも結構揺れを感じるので心配で・・・。

  • char2nd
  • ベストアンサー率34% (2685/7757)
回答No.1

 信頼できる専門家の方に見てもらう、しかないでしょう。  役所の人間は必ずしもそこまでの専門的な知識があるわけではありません。「餅は餅屋」です。

SSSIN
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 やはり専門家に見てもらうしかないですね。