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連結 税効果の仕訳について

お手数をおかけしますが宜しくお願いします。 期首商品に係る未実現利益の消去に際して教えてください。 (1)消去仕訳で、借方に利益剰余金期首残高となりますが、(貸方は売上原価)その仕訳の意味が良くわかりません。利益剰余金が増えるのになぜ貸方でないの・・・という感じです。 (2)1につづいて、期首利益剰余金の税効果を認識する仕訳において、借方が法人税等調整額となる部分が理解できません。 お助けください。

みんなの回答

回答No.1

具体的な例を考えましょう。 前期末に20,000円の商品が在庫として存在し、利益率20%、税率40%、ダウンストリームのケースとします。 期首仕訳は前期末商品に含まれる未実現利益の消去のために行いますので、まず前期末で行うべき仕訳をします。 売上原価4,000/商品4,000 繰延税金資産1,600/法人税等調整額1,600 ところが、当期の期末の時点で前期の売上原価や法人税等調整額は動かせません。それらは利益剰余金期首残高として引き継がれているのですから、これらの科目を利益剰余金期首残高に変更します。 利・譲・期首4,000/商品4,000 繰延税金資産1,600/利・譲・期首1,600 次に期首商品が販売され未実現利益が実現したので全く逆の仕訳を行います。ただし、今度は今期実現した項目なので利益剰余金期首残高という科目は使いません。 商品4,000/売上原価4,000 法人税等調整額1,600/繰延税金資産1,600 以上4つの仕訳を整理すると 利・譲・首2,400/売上原価4,000 法人税等調整額1,600 となります。 お答えになっていると幸いです。

gurigura114
質問者

補足

heavenlyromanceさん 丁寧なご回答ありがとうございます。 すごく理解しやすく、納得しました。 そこで恐縮ですが、もう少し質問させてください。 例示された問題の解答仕訳欄として、 (1)未実現利益の消去 (2)税効果の認識 というように、分けて仕訳を解答するように指示されている場合に、解答では (1)利剰・期首残4,000/売上原価4,000 (2)法人税等調整額1,600/利剰・期首残1,600 となっています。 この場合、(1)の貸方に売上原価が来るのがなぜかなじめません。段階的に説明いただいた内容は理解できているつもりなのですが・・。しっかりわかっていないのかもしれません。 これは端的に言って、どういう意味の仕訳なのでしょうか。変な質問とわかっており誠に申し訳ありませんが、回答いただけるとありがたく思います。

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