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火星の観測
火星が最接近しています。火星の表面を観察できるには,簡易双眼鏡や望遠鏡でどのくらいの倍率が必要なのでしょうか。
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#1です。 回答補足を見て、ふと思ったのですが、 もしかすると7×35=245 で200倍以上と思っていらっしゃいませんか。 通常7×35というのは接眼レンズの口径と対物レンズの口径を表したものですよ。単位はmmです。 大体、7×35双眼鏡クラスでは多く見積もってもせいぜい10倍~10数倍程度です。これでは火星の縞どころか月のクレータさえも見ることはできませんね。 また、仮に7×35で100倍とか200倍とかあったとしても、分解能からいってやはりまともには見えないと思います。分解能は対物レンズの口径に比例します。
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- sqwe-ir
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今火星見てきました。 5センチの双眼鏡で100倍ズームで見たのですが、 うーん。^^;と言う感じでした。 でも、何となく模様があるような、ない様な。 光のムラのような感じ。(^0^) 見えなくもないようです。 この双眼鏡は、木星の4大衛星と、土星の輪は見えます。 この事から、火星は少し難しい事がわかります。 一応、5センチの望遠鏡で模様を見た人はいます。 しかし、倍率の低い簡易双眼鏡では相当難しいと思います。 最低でも、6センチ120倍の天体望遠鏡が必要だと思います。 望遠鏡をさわっていると、火星がブルブル動くので、 観測中はさわらない事。 接眼レンズにも眼を当てないようにします。 この為に、惑星を精密に観測する場合、赤道儀と言う架台とモータードライブがあると楽に観測出来ます。 倍率は5センチなら100倍、6センチなら120倍と、口径の20倍が良いと国立天文台では薦めています。 これ以上倍率を上げても像が悪くなるだけだからです。 観測の倍率は100倍以上が良いです。 惑星の場合、双眼鏡は避けるべきです。 予算が許すなら、出来る限り口径の大きい望遠鏡を選択します。 レンズはアクロマート、アポクロマート、フローライトレンズで、F12以上を狙います。 F=口径X12 5センチなら主鏡焦点距離=600ミリ以上 6センチなら主鏡焦点距離=720ミリ以上 反射望遠鏡なら、放物面鏡、またはパラボラ鏡、シュミット鏡を選択します。 (球面は駄目です) 本格的に惑星の精密観測をする場合、 300ミリの反射望遠鏡以上を選択します。 火星の衛星、フォボス、ダイモスを撮影したい場合、 70センチ級の望遠鏡でようやく観測に成功した人がいます。 がんばりましょう。 見えなくも無いです。^^
- ZYL
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観測の前(夕方ぐらいから)望遠鏡を外に出して外気に慣れさせるとレンズがゆがんだりすることがないのでよく見えると思います。 ついでですが、火星観測に飽きたらオリオン大星雲でも いかが?すごくきれいな星雲だし宇宙の神秘を感じることができます。
お礼
レンズを外気に慣れさせることが必要なんですね。 手許にあります双眼鏡の倍率は,7×35 とあります。 200倍にはなっていそうなので,これで試してみます。 お忙しい中,ただちに回答と詳しい案内,ありがとうございました。 うれしかったです。
- luune21
- ベストアンサー率45% (747/1633)
火星は、条件が悪くなければ大体100倍以上から表面が見えるようになります。 できれば300倍以上あるとまずまずの大きさで観測できるでしょう。 一応の目安としては、口径80mmの屈折望遠鏡で100~120倍、200mmの望遠鏡で200~300倍くらいまで見ることができます。 いきなり火星に向けないで、アルビレオ(はくちょう座β)の美しさでしばし時間を費やして、筒内気流がおさまってから見るのがオススメです。 簡易双眼鏡ではまず無理ですが、この季節でしたらプレアデス星団(スバル)に向ければ、双眼鏡でも美しい姿が堪能できるかと思います。上等な双眼鏡であればアンドロメダ銀河もぼんやりと見えるかもしれません。こぎつね座のコートハンガーやきりん座のケンブルズカスケードという人為的かと思われるくらいきれいに並んだ星団も神秘的ですよ。
お礼
手許にあります双眼鏡の倍率は,7×35 とあります。 200倍にはなっていそうなので,これで試してみます。 お忙しい中,ただちに回答と詳しい案内,ありがとうございました。 うれしかったです。
補足
手許にあります双眼鏡の倍率は,7×35 とあります。 200倍にはなっていそうなので,これで試してみます。 お忙しい中,ただちに回答と詳しい案内,ありがとうございました。 うれしかったです。