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比色実験(メチレンブルー)のεの値について
実験でメチレンブルーの吸光実験をしたのですが、吸光度のプロットが直線にはなりません。実験者の操作や機械の影響もあるのでしょうが、文献を調べると、 「プロットの誤差は、比例係数εの値が呈色化学種の性質と光の波長に依存するためである。」という記述があります。 この現象について詳細な仕組みを知りたいのですが。よろしければ教えてください。お願いいたします。
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- c80s3xxx
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単に濃度を変えて吸光度を測る実験であれば,その文献の記述は意味不明です. 「比例係数εの値が呈色化学種の性質と光の波長に依存する」のは当たり前のことで「化学種によって色が違う」ということを言い換えているにすぎません.このことは Lambert-Beer 則とは別の話でしょう.そもそも「プロット」というのが何を指すものなのか? Lamber-Beer 則は高濃度域では成り立たないことが多いですが,理由はいくつかあり,色素のような分子形状に異方性が激しいものは出やすいですね.
- c80s3xxx
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おそらくこれはメチレンブルーの濃度を変えて作った一連の溶液の吸光度を測るというものではなく,メチレンブルーを使って何かの濃度を求める比色定量法の実験なんだと思いますが,違いますか? 実験そのものを具体的に書かないと,文献の記述の意味も伝わりません.
補足
情報を不足させて申し訳ありませんでした.この実験ではメチレンブルーの濃度を変えて,吸光度を測定し,検量線を作成し,モル吸光定数εを決定します.そのグラフを利用して,未知の濃度の溶液の吸光度から溶液の濃度を求める実験です.今回はこの検量線をつくる際の縦軸:吸光度 横軸:濃度 のプロットが完全には直線にならない.それについて,呈色化学種の性質と光の波長に依存するためである。ということについて、より詳細に知りたいと思い.投稿させていただきました。
プロットというのが何についてのものかが不明ではありますが、ランベルト-ベールの法則の関連でしょうかね。 参考URLに詳しく書かれています。
お礼
参考になります.ありがとうございました.
補足
分子の形状そうですね,つまり温度の上昇などにより,分子の対象性などが崩れ,そのために吸光度が変化してしまうということでしょうか。