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トカゲの心臓とヒトの心臓について
中間テストまでに、調べてきなさいといわれていました。探したのですが見つかりません。質問させていただきます。ヒトの心臓などはトカゲなどの心臓と違って4つの部屋に分れていますよね? そこで、質問なのですが、ヒトの心臓が4つに分れていることの利点や、トカゲの心臓が4つの部屋でない理由を教えてください。ヒトの心臓が4つに分れていないとどうなるのですか?
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心臓の部屋が4つに分かれていることの利点は、肺を経由して酸素を多く含んだ動脈血と全身を通って酸素を失った静脈血が混じりあわないことです。 したがって、両生類などのように心室が分かれていない場合は酸素供給の効率が低下してしまいます。 >トカゲの心臓が4つの部屋でない理由 正確にはトカゲに代表される爬虫類の心臓は「不完全な2心房2心室」です。 これは両生類の2心房1心室から鳥類・哺乳類の2心房2心室に進化するまでの中間にあたるといえるでしょう。 よってあえて理由を答えるなら、「そこまで進化してないから」ということになるでしょうか。
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- Ligandable
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素晴らしい解が出尽くしているので,ポイントアップ用HP紹介。(ここらかな?) http://www010.upp.so-net.ne.jp/aikawaVMC/resp/pda.html ヒト胎児は基本的に2心房1心室なのです。
お礼
ホームページ、役に立ちました。ありがとうございます。また、こんなサイトがあるのに、わざわざ質問した自分を恥ずかしく思います。
- Berserkr
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ヒトが「2心房2心室」になっている(進化している)理由は酸素供給を効率よくするためですね。 人間の血液循環というものは、大きく分ければ2つあります。心臓から全身に向かう血液と、心臓から肺に向かう血液です。心臓から全身に向かう血液には酸素が多く含まれています。つまり全身に送るわけですから勢いよく送り出されなければいけませんね。そのために血液の出発点である左心房(左心室)は非常に弾力性がある構造になっています。力強く血液を押し出すために。それに対して肺に向かう血液の出発点である右心房(右心室)は肺で酸素をより多く得るためにゆっくりと送り出せるような構造になっています。 つまり、ヒトの心臓の構造は効率のよい構造となっております。 トカゲの心臓も「2心房2心室」ですが不完全なものです。心室どうしの壁が不完全であり動脈血と静脈血が混じってしまう構造となっています。これは進化のおくれのせいであって利点があるわけじゃありません。
お礼
とても細かいところまでありがとうございました。とても、納得ができました。
- che_guevara
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両生類の2心房1心室 爬虫類の心臓は「不完全な2心房2心室」 鳥類・哺乳類の2心房2心室 と並べると「レポート」がきれいにまとまりそうですね。
お礼
不完全なんですね。要するに、完全でもなく、全然ないわけでもなく。。。ありがとうございました。
お礼
わかりやすい御回答ありがとうございます。 ななんとかまとめることができました。